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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ルカク先制ゴール!ビッグ6に連勝のボロから2発ゲットのチェルシーが、FAカップ準決勝進出!

1月23日に行われたプレミアリーグ23節、トッテナムとのロンドンダービーを制してから、公式戦10試合9勝1敗。唯一の敗戦は、PK戦にもつれ込んだカラバオカップ決勝で、90分で負けた試合はひとつもありません。年末年始は停滞気味だったチェルシーは、完全に復調しました。プレミアリーグの頂点に立つのは難しくても、チャンピオンズリーグとFAカップは充分狙えるでしょう。

昨日のゲームは、ミドルズブラの本拠地リヴァ―サイドで開催されるFAカップ準々決勝。4バックを選択したトゥヘル監督は、ツィエク、メイソン・マウント、プリシッチの前にルカクを起用しています。2022年に入ってからのゴールは、FAカップのチェスターフィールド戦とルートン戦のみ。前線で孤立する姿が目立ち、しばしばボールタッチの少なさが話題になっています

開始4分、右サイドを突破したのはメイソン・マウント。中央に入った高速クロスは、ダエル・フライが頭を突き出して触らなければ、ルカクの足元に届いていました。直後、ロフタス=チークが左のプリシッチに預けたチャンスも、速いラストパスがルカクに通らず。フィニッシュこそないものの、9番のゴールの期待値は確実に高まっています

ルカクにチャンスが到来したのは、形勢がボロに傾き始めていた15分。ツィエクの縦パス、メイソン・マウントのドリブルという舞台装置は4分のチャンスと同じですが、最大の違いはグラウンダーのタイミングとコースでした。裏に通されたボールにダエル・フライは触れず、CBの間に走り込んだルカクがGKラムリーに先着して押し込みました。

プレミアリーグは19試合5ゴールという寂しい数字ですが、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、FAカップを合わせると11戦7発。守備力が高いチームに消されて終わる試合が多いものの、横からの速いクロスを競るシーンが増えれば、真価を発揮してくれるでしょう。

0-1となってからはボロが攻勢だったのですが、オンターゲットを許さなかったチェルシーは、31分の逆襲で追加点を決めました。左から上がったコヴァチッチが中央のメイソン・マウントに渡し、長いパスが右サイドのツィエクへ。好調のウインガーがカットインから左足を振り抜くと、GKの脇で沈む絶妙な弾道で左のサイドネットに突き刺さりました。

直近の10試合で5失点しか喫していないチームにとって、0-2はセーフティーリードです。36分には、プリシッチのスルーパスをタヴァ―ニアが触り、こぼれ球を拾ったルカクがGKを抜き去るチャンスがありましたが、右足のフィニッシュはダイクスティールがゴールライン上でクリア。ジャブを打ち続けた挑戦者に対して、速いフックで2回のダウンを奪ったチャンプが優勢…そんな表現がぴったりの45分でした。

後半に入っても必死に攻めるボロを見て、FAカップは他の大会以上にサポーターの声援に奮い立つのだなと、あらためて思いました。チャンピオンシップや下部リーグのクラブにとって、「わが街にチェルシーがやってくる」は、シーズンの一大イベント。今季のボロは、4回戦でマンチェスター・ユナイテッド、5回戦でトッテナムを倒しており、スタンドの盛り上がりは大会のトップクラスです。

68分にプリシッチが下がり、ヴェルナーが登場。彼もまた、プレミアリーグは14試合1ゴールと絶不調ですが、トーナメントでは13試合6ゴール3アシストと変身するプレーヤーです。同時にコヴァチッチに代わってカンテ、81分にツィエクのポジションに入ったのはケネディ。後半はノーチャンスだったルカクは、84分に18歳のハーヴェイ・ヴェイルに後を譲りました。

シュート3本、オンターゲット2本、15本のパスを通し成功率88%、ドリブル成功2回、デュエル5戦4勝。数字を見ると、まずまずのパフォーマンスですが、82分にボックス右でカンテのパスを受けたシーンは、好調の彼なら迷わず打っていたはずです。さすがルカクといわせるためには、プレミアリーグの強豪を相手にシュートを打ち続け、結果を残さなければなりません。

オンターゲットを許さなかったチェルシーが、0-2完勝でインターナショナルブレイクを迎えました。3回戦はナショナルリーグ(5部相当)のチェスターフィールド、4回戦はリーグ1のプリマス・アーガイル、5回戦と準々決勝はチャンピオンシップのルートン&ボロ。クジ運に恵まれてきたチームは、2つ勝てばトロフィーをゲットすることができます。次戦はリヴァプールかマン・シティか、あるいは…!? 本日の組み合わせ抽選が楽しみです。


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