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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

直近の戦績、負傷者、対戦相手をチェック!プレミアリーグのTOP4争いはスパーズが有利!?

プレミアリーグ32節の対戦相手は、マンチェスター・ユナイテッドが残留争いのエヴァートン、アーセナルは絶不調ブライトン。トッテナムは上位に弱いヴィラで、ウェストハムは復調気配のブレントフォードです。例年以上の激戦となっているTOP4争いについて、あらためて現状をおさらいしておきましょう。

4位トッテナムと5位アーセナルは54ポイント、6位ウェストハムと7位マンチェスター・ユナイテッドは51ポイント。数字の上では、消化試合がライバルよりも少ないアーセナルが有利で、2試合多いウェストハムが厳しい状況となっています。

直近の戦績は、トッテナム4勝1敗、アーセナルとウェストハムが3勝2敗で、マンチェスター・ユナイテッドは2勝2分1敗。ホームでワトフォードとレスターにドローと、ラングニックのチームは取りこぼしの多さが目立っています。クルゼフスキとベンタンクールが加わり、攻撃が活性化したスパーズは、5試合で17ゴールと確変モード。ハリー・ケインとソン・フンミンはそれぞれ4ゴールと絶好調です。

ラムズデールと冨安健洋が加わってから2月まで、プレミアリーグ21試合で18失点という堅守を誇っていたアーセナルは、直近5試合で7失点と綻び始めています。マンチェスター・ユナイテッドは、さらに上の9失点。後方からの縦パスにやられているガナーズに対して、マン・ユナイテッドは中盤センターがウイークポイントとなっています。

冨安、ティアニー、トーマス・パーティーを欠いたチームと、ルーク・ショー、ヴァラン、マクトミネイが負傷リタイアのチームは、守備を立て直すのに苦労するのではないでしょうか。スパーズは、レギロンとセセニョンが早期に復帰する見通し。オグボンナが不在のハマーズは、守備よりも攻撃が課題でしょう。ニューイヤーズデーのクリスタル・パレス戦以来、プレミアリーグでノーゴールのマイケル・アントニオが覚醒しなければ、TOP4進出は難しそうです。

残り試合の相手を見ると、スパーズの難敵はリヴァプールとアーセナル。残り6つのうち、5つがボトム10は悪くない組み合わせです。アーセナルはブルーズ、スパーズ、ハマーズ、マン・ユナイテッドを残しており、セインツとニューカッスルもやっかいです。ラングニックもモイーズもビッグ6とのゲームが3試合あり、やはりコンテが有利に見えます。

直近の戦績、負傷者、対戦相手を総合的に見ると、スパーズがTOP4フィニッシュという結論しか導き出せないのですが、ガナーズやマン・ユナイテッドが怒涛の連勝というサプライズはあるのでしょうか。最注目カードは、5月12日のノースロンドンダービー。アーセナルは、決戦までの6試合を4勝2敗以上で走れなければ、6年連続でライバルの下という着地を免れないでしょう。まずは、今週末ですね。4試合とも、ライブで愉しもうと思っています。


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