2022.04.28 チャンピオンズリーグ2021-22チャンピオンズリーグ
2分で2発!シュート数20対1のワンサイドゲームを展開したリヴァプール、必然の完勝!
コクラン、ロ・チェルソ、フォイス、カプェ、ダンジュマ…。プレミアリーグでプレイした選手が多いビジャレアルは、アンフィールドの空気にひるむことはないでしょう。4冠チャレンジのチームと、バイエルンを屠ったチームがぶつかるチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ。クロップ監督は、CBにコナテを起用しています。
GKアリソン、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、ヘンダーソン。前線はサラー、マネ、ルイス・ディアス。フィルミーノ以外に負傷者がいないリヴァプールは、ベンチもほぼベストメンバーです。プレミアリーグで14試合連続無敗のホームチームは、セーフティーリードを築いて敵地に乗り込みたいところです。
大歓声のアンフィールド。リヴァプールの選手たちは、いつも通り冷静にパスをつないでいます。11分にサラーが右から上がり、切り返しからゴール前に浮かすと、抜け出したマネはタイミングが合わず、ヘッドは右にアウト。13分には、カットインしたルイス・ディアスが右足で鋭いミドルを放ちました。ファンブルしたGKルジは、赤いシャツに触られる前に懐に収めています。
カウンター狙いのビジャレアルは、縦パスが入った後のボールが精度を欠き、レッズの最終ラインにカットされるシーンが目立ちます。22分にチアゴのサイドチェンジがヘンダーソンに通り、ダイレクトのキックは右のポストにヒット。26分、マネのポストプレーから放ったサラーのコントロールショットは、クロスバーを越えていきました。
29分のアーノルドのFKは、壁に入ったパウ・トーレスがブロック。30分のルイス・ディアスのミドルは、ルジが安全重視で前に弾き出しました。33分、ファビーニョのインターセプトから始まったショートカウンター。ルイス・ディアスが縦に入れた速いパスを叩いたマネのワントラップボレーは、アルビオルが足を出してCK。直後、浮き球を左足で合わせたサラーのボレーも、ロ・チェルソがコースに入ってブロックしています。
35分には、サイドチェンジが右に入ってアーノルドがダイレクトでクロス。ニアのサラーはフリーでしたが、右足のボレーは浮いてしまいました。42分のチアゴの素晴らしいロングシュートは、ポストを直撃。ハーフコートマッチを強いられ、オンターゲット1本で前半を終えたビジャレアルは、0-0というスコアは想定通りでしょう。
後半の立ち上がりも、レッズが攻勢。右サイドを中心とした波状攻撃は、クロスが味方に届きません。53分、アーノルドとのパス交換からヘンダーソンが右から上がり、ゴール前に浮かすと、エストゥピニャンに当たったボールをルジは弾き切れませんでした。ボールは左のサイドネットを揺らし、レッズ先制。右サイドからのアタックが続き、55分にあっさり追加点が入ります。
アーノルドのパスをボックス手前で受けたサラーが、狭いスペースを通すスルーパス。裏に抜けたマネがルジの前でプッシュしました。今季プレミアリーグで30試合14ゴールの10番は、チャンピオンズリーグは4発めです。時折見せるビジャレアルのカウンターは、ラストパスのコースをコナテとファン・ダイクに読まれています。68分のファン・ダイクのロングシュートは、ルジが何とか弾いて決定的な失点を回避しました。
72分、ヘンダーソンとマネが下がり、ジョッタとナビ・ケイタがピッチへ。78分にサラーが仕掛けたカウンターは、逆サイドでラストパスを受けたルイス・ディアスのシュートが右に切れていきました。80分、アーノルドとルイス・ディアスに代わってジョー・ゴメスとオリギ。最後までレッズの寄せが速く、ビジャレアルは左からのドリブル以外に打ち手はありませんでした。
シュート数20対1のワンサイドゲーム。パウ・トーレスの股間を通したサラーのピンポイントパスは、タイミングも強さも完璧でした。シュート13本を放った前線が注目される一戦でしたが、私のMVPはチアゴです。パス103本で成功率96%。自らのエリアが詰まった際に、戦うエリアを変えるロングフィード9本はすべて通りました。
ポストにぶつけた強烈なロングシュートも、先制点の起点となった左サイドからのパスも見事。チアゴとファビーニョ、ヘンダーソンの執拗なチェックによって、CBコンビは冷静な守備を継続することができました。シーズン開幕当初にあったワイナルドゥムの不在を嘆く声は、彼のフィット感が高まるにつれて聞こえてこなくなっています。
プレミアリーグVSラ・リーガのファーストレグは、2試合ともホームチームが勝利。スペインの2チームは、自国開催のセカンドレグで逆転できるでしょうか。決戦は来週。プレミアリーグファンのひとりとして、リヴァプールVSマンチェスター・シティという垂涎のファイナルの実現を祈って両チームを全力で応援する所存です。
GKアリソン、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、ヘンダーソン。前線はサラー、マネ、ルイス・ディアス。フィルミーノ以外に負傷者がいないリヴァプールは、ベンチもほぼベストメンバーです。プレミアリーグで14試合連続無敗のホームチームは、セーフティーリードを築いて敵地に乗り込みたいところです。
大歓声のアンフィールド。リヴァプールの選手たちは、いつも通り冷静にパスをつないでいます。11分にサラーが右から上がり、切り返しからゴール前に浮かすと、抜け出したマネはタイミングが合わず、ヘッドは右にアウト。13分には、カットインしたルイス・ディアスが右足で鋭いミドルを放ちました。ファンブルしたGKルジは、赤いシャツに触られる前に懐に収めています。
カウンター狙いのビジャレアルは、縦パスが入った後のボールが精度を欠き、レッズの最終ラインにカットされるシーンが目立ちます。22分にチアゴのサイドチェンジがヘンダーソンに通り、ダイレクトのキックは右のポストにヒット。26分、マネのポストプレーから放ったサラーのコントロールショットは、クロスバーを越えていきました。
29分のアーノルドのFKは、壁に入ったパウ・トーレスがブロック。30分のルイス・ディアスのミドルは、ルジが安全重視で前に弾き出しました。33分、ファビーニョのインターセプトから始まったショートカウンター。ルイス・ディアスが縦に入れた速いパスを叩いたマネのワントラップボレーは、アルビオルが足を出してCK。直後、浮き球を左足で合わせたサラーのボレーも、ロ・チェルソがコースに入ってブロックしています。
35分には、サイドチェンジが右に入ってアーノルドがダイレクトでクロス。ニアのサラーはフリーでしたが、右足のボレーは浮いてしまいました。42分のチアゴの素晴らしいロングシュートは、ポストを直撃。ハーフコートマッチを強いられ、オンターゲット1本で前半を終えたビジャレアルは、0-0というスコアは想定通りでしょう。
後半の立ち上がりも、レッズが攻勢。右サイドを中心とした波状攻撃は、クロスが味方に届きません。53分、アーノルドとのパス交換からヘンダーソンが右から上がり、ゴール前に浮かすと、エストゥピニャンに当たったボールをルジは弾き切れませんでした。ボールは左のサイドネットを揺らし、レッズ先制。右サイドからのアタックが続き、55分にあっさり追加点が入ります。
アーノルドのパスをボックス手前で受けたサラーが、狭いスペースを通すスルーパス。裏に抜けたマネがルジの前でプッシュしました。今季プレミアリーグで30試合14ゴールの10番は、チャンピオンズリーグは4発めです。時折見せるビジャレアルのカウンターは、ラストパスのコースをコナテとファン・ダイクに読まれています。68分のファン・ダイクのロングシュートは、ルジが何とか弾いて決定的な失点を回避しました。
72分、ヘンダーソンとマネが下がり、ジョッタとナビ・ケイタがピッチへ。78分にサラーが仕掛けたカウンターは、逆サイドでラストパスを受けたルイス・ディアスのシュートが右に切れていきました。80分、アーノルドとルイス・ディアスに代わってジョー・ゴメスとオリギ。最後までレッズの寄せが速く、ビジャレアルは左からのドリブル以外に打ち手はありませんでした。
シュート数20対1のワンサイドゲーム。パウ・トーレスの股間を通したサラーのピンポイントパスは、タイミングも強さも完璧でした。シュート13本を放った前線が注目される一戦でしたが、私のMVPはチアゴです。パス103本で成功率96%。自らのエリアが詰まった際に、戦うエリアを変えるロングフィード9本はすべて通りました。
ポストにぶつけた強烈なロングシュートも、先制点の起点となった左サイドからのパスも見事。チアゴとファビーニョ、ヘンダーソンの執拗なチェックによって、CBコンビは冷静な守備を継続することができました。シーズン開幕当初にあったワイナルドゥムの不在を嘆く声は、彼のフィット感が高まるにつれて聞こえてこなくなっています。
プレミアリーグVSラ・リーガのファーストレグは、2試合ともホームチームが勝利。スペインの2チームは、自国開催のセカンドレグで逆転できるでしょうか。決戦は来週。プレミアリーグファンのひとりとして、リヴァプールVSマンチェスター・シティという垂涎のファイナルの実現を祈って両チームを全力で応援する所存です。
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早速ありがとうございます!まだ試合終了から間もないのに、光の速さで更新されていて驚きました(光新?)
先勝に安堵です。チアゴは仰る通り、ワイナルドゥムを忘れさせてくれました。ストーミングのカオスをコントロールするようなプレーで、戦術を新しいレベルに引き上げています。
決勝はシティとの決戦を期待します。優勝がからんだ時の異常に強いレアルを避けたい気持ちは、四年前のリベンジ願望を上回ります。
それにしても中1日とは、まるでCLとPLの二者択一を迫るかのよう… 今年も最大の敵は過密日程です。