2022.07.11 移籍ニュース2022-23移籍ニュース
アーセナルはなぜ、レスターにオファーを出さないのか?考えられる7つの説、最有力は!?
週末、「アーセナルがエンゴロ・カンテにアプローチする準備を進めている」というゴシップを眺めていて、あらためて思いました。ユーリ・ティーレマンスにオファーがないのは、なぜなのか。プレミアリーグでTOP4復帰をめざすクラブとベルギー代表MFの代理人は、数ヵ月にわたって話し合いを続けており、移籍したがっている本人との契約は問題なく進むと報じられています。
マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、ライバルクラブが動くというニュースがあっても、ガナーズが具体的なアクションを起こしたという話は聞こえてきません。1週間前に「個人合意済み」とぶち上げた「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブ記者も、交渉が始まらない状況については、「何らかの理由」と言葉を濁しています。
「何らかの理由」…ガナーズは、どんな事情を抱えているのでしょうか。考えられる説を書き出してみましょう。
⇒リサンドロ・マルティネスを獲れればティーレマンスは不要説
⇒ルーカス・トレイラを試したい説
⇒ウーデゴーアを1列下げる説
⇒レスターをじらして移籍金を値切りたい説
⇒予算の都合で余剰戦力売却が優先説
いかがでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦が劣勢となっているリサンドロ・マルティネスは、CB、左SB、セントラルMFをこなす器用な選手です。トーマス、サンビ・ロコンガ、エルネニー、ジャカを抱えるチームに、守備力に定評があるレフティが加わったら、打ち止めという考え方もあるでしょう。
この説は、アヤックスで活躍するアルゼンチン代表の本拠地をどのポジションと捉えるかで、見方が変わってきます。あくまでも最終ラインの補強とするなら、次の説は「内部調達の可能性」です。フィオレンティーナ移籍が破談となったルーカス・トレイラは、未だ余剰戦力と考えられています。しかしアルテタ監督は、これまで何度も放出候補の見直し&再戦力化を行っており、ラカゼット、ジャカ、エンケティア、エルネニーが契約期間を延ばしています。
ルーカス・トレイラが機能するなら、中盤センターはOK。噂になっているリヨンMFルーカス・パケタへの関心もうなずけます。既存戦力で守備の強化を図るなら、ウーデゴーアを下げるという「カソルラ作戦」もあります。2センターの左か、4-3-3の右サイド。8番を後ろで機能させ、3トップで戦うなら、マルティネッリ、スミス・ロウ、ジェズス、サカ、ファビオ・ヴィエイラ、エンケティアに、もう1枚加えたいという話も理解できます。
ここまでは、スカッドとフォーメーションの問題でした。視点を変えて、「ティーレマンスはほしいけど、実は予算オーバーしており、売却が優先」という説も、リアリティがあるのではないでしょうか。ベルント・レノやベジェリン、ルーカス・トレイラ、ニコラ・ペペらの落としどころが見えてから、悠々とティーレマンスを押さえられたら、「せっかちなことをいって、すみません」と謝らなければなりません。
あるいは、「裏で個人合意に至り、囲い込んでいる状態をキープしつつ、レスターが値下げモードになるのを待つ」という高等戦術が発動しているのかもしれません。1年前の「ラムズデール作戦」ですね。さらに、もう2つばかり説があります。「獲得は諦めた」「もともとガセネタ」。さすがにないと思いますが…。
契約期間が残り1年、31歳で移籍金はおそらく格安…お手頃案件になったとはいえ、アーセナルがエンゴロ・カンテに手を伸ばすという記事に違和感がありました。ウィリアンを引っ張ってきた頃ならありそうですが、若手シフトを徹底する今のエドゥ&アルテタらしくない、と。
今回、挙げたなかでは、「レスターじらし説」が最有力なのではないでしょうか。この説は、「代理人と話し合い継続」「個人合意済み」といったメディアの既報とぴったりフィットします。いずれにしても、プレミアリーグ開幕まで3週間以上を残している今は、あわてて白黒つける時期ではありませんね。気長に続報を待ちましょう(ミケル・アルテタ 写真著作者/ArsenalTVHD)。
マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、ライバルクラブが動くというニュースがあっても、ガナーズが具体的なアクションを起こしたという話は聞こえてきません。1週間前に「個人合意済み」とぶち上げた「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブ記者も、交渉が始まらない状況については、「何らかの理由」と言葉を濁しています。
「何らかの理由」…ガナーズは、どんな事情を抱えているのでしょうか。考えられる説を書き出してみましょう。
⇒リサンドロ・マルティネスを獲れればティーレマンスは不要説
⇒ルーカス・トレイラを試したい説
⇒ウーデゴーアを1列下げる説
⇒レスターをじらして移籍金を値切りたい説
⇒予算の都合で余剰戦力売却が優先説
いかがでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦が劣勢となっているリサンドロ・マルティネスは、CB、左SB、セントラルMFをこなす器用な選手です。トーマス、サンビ・ロコンガ、エルネニー、ジャカを抱えるチームに、守備力に定評があるレフティが加わったら、打ち止めという考え方もあるでしょう。
この説は、アヤックスで活躍するアルゼンチン代表の本拠地をどのポジションと捉えるかで、見方が変わってきます。あくまでも最終ラインの補強とするなら、次の説は「内部調達の可能性」です。フィオレンティーナ移籍が破談となったルーカス・トレイラは、未だ余剰戦力と考えられています。しかしアルテタ監督は、これまで何度も放出候補の見直し&再戦力化を行っており、ラカゼット、ジャカ、エンケティア、エルネニーが契約期間を延ばしています。
ルーカス・トレイラが機能するなら、中盤センターはOK。噂になっているリヨンMFルーカス・パケタへの関心もうなずけます。既存戦力で守備の強化を図るなら、ウーデゴーアを下げるという「カソルラ作戦」もあります。2センターの左か、4-3-3の右サイド。8番を後ろで機能させ、3トップで戦うなら、マルティネッリ、スミス・ロウ、ジェズス、サカ、ファビオ・ヴィエイラ、エンケティアに、もう1枚加えたいという話も理解できます。
ここまでは、スカッドとフォーメーションの問題でした。視点を変えて、「ティーレマンスはほしいけど、実は予算オーバーしており、売却が優先」という説も、リアリティがあるのではないでしょうか。ベルント・レノやベジェリン、ルーカス・トレイラ、ニコラ・ペペらの落としどころが見えてから、悠々とティーレマンスを押さえられたら、「せっかちなことをいって、すみません」と謝らなければなりません。
あるいは、「裏で個人合意に至り、囲い込んでいる状態をキープしつつ、レスターが値下げモードになるのを待つ」という高等戦術が発動しているのかもしれません。1年前の「ラムズデール作戦」ですね。さらに、もう2つばかり説があります。「獲得は諦めた」「もともとガセネタ」。さすがにないと思いますが…。
契約期間が残り1年、31歳で移籍金はおそらく格安…お手頃案件になったとはいえ、アーセナルがエンゴロ・カンテに手を伸ばすという記事に違和感がありました。ウィリアンを引っ張ってきた頃ならありそうですが、若手シフトを徹底する今のエドゥ&アルテタらしくない、と。
今回、挙げたなかでは、「レスターじらし説」が最有力なのではないでしょうか。この説は、「代理人と話し合い継続」「個人合意済み」といったメディアの既報とぴったりフィットします。いずれにしても、プレミアリーグ開幕まで3週間以上を残している今は、あわてて白黒つける時期ではありませんね。気長に続報を待ちましょう(ミケル・アルテタ 写真著作者/ArsenalTVHD)。
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マイナス的な要素を取り入れてないので非常に良い気持ちで記事が見れました!確かに候補に上がってるのに中々交渉が進んでるようには見えないのが気になってたので考えられることは多いですよね、獲得に期待ですね