2022.08.02 チームの話題(全体・他クラブ)
開幕まで3日!プレミアリーグ2022-23シーズンは「2強継続」か「ロンドン逆襲」か!?
「Premier League: Who can challenge Man City & Liverpool in the title race?(プレミアリーグ:タイトルレースで、マン・シティとリヴァプールにチャレンジできるのは?」。ビッグ6の積極的な補強が目立つ2022-23シーズン。ロンドン勢の逆襲はあるのでしょうか。
過去5シーズンのプレミアリーグで2位以内に入ったのは、マンチェスター・シティ、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドのみ。2017-18シーズンのモウリーニョはペップの独走を許し、2020-21シーズンのスールシャールは、CB全壊というアクシデントに見舞われたレッズの横をすり抜けただけです。優勝を争ったといえるのは2強だけで、ロンドンはチェルシーの3位が精一杯でした。
セカンドグループの戦力をレポートした「BBC」のシャムーン・ハフェズ記者は、ノースロンドをポジティブに評価しています。チャレンジャーの最右翼は、即戦力を6人引き入れたトッテナムでしょう。ビッグ6のなかで唯一、前線の主力の離脱がなかったチームで、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキ、リシャルリソン、ルーカス・モウラが揃う3トップは最も計算できる顔ぶれです。
中盤には堅実な守備を強みとするイヴ・ビスマが合流。ベルフワイン退団、イヴァン・ペリシッチ加入のプラスマイナスは、おそらくプラスでしょう。エメルソンとドハーティーでは、やや不安だった右のウイングバックには、ジェド・スペンスが加わりました。コンテ監督は、ルーカス・モウラのコンバートも視野に入れているようです。
彼らに対する期待感の高さは、ユーヴェ、チェルシー、インテルでリーグを制したコンテブランドによるところも大きいのではないでしょうか。ベテランと実力者に特化した補強は、トロフィーをゲットしなければ気が済まない指揮官ならではのプランです。
2年連続のTOP4フィニッシュは十分射程圏内ですが、プレミアリーグ制覇までめざすなら、後方のさらなる強化が必要でしょう。フレイザー・フォースターとクレマン・ラングレを連れてきたものの、クリスティアン・ロメロ以外のCBが不安です。カリドゥ・クリバリを獲ったのが彼らなら、優勝候補のハンコを捺せたのではないかと思います。
昨季の終盤戦でTOP4から陥落したアーセナルも、ジャンプアップが期待できる布陣になりました。オーバメヤンとラカゼットがいなくなった最前線は、プレシーズンマッチで7発ずつゲットしたガブリエウ・ジェズスとエンケティアでいけそうです。2列めにはファビオ・ヴィエイラが加わり、左サイドを強化するジンチェンコは中盤センターでも機能するはずです。
若手重視の補強を続けるアルテタ監督とエドゥTDは、2年後の満開をめざしているのでしょうか。シーズンが始まってから懸念になりそうなのは、トーマス・パーティー、ウーデゴーア、サカが不在のゲームの戦い方です。ファビオ・ヴィエイラとスミス・ロウの活用で前線はいけるかもしれませんが、右のセントラルが安定しなければ、TOP4復帰も厳しくなるかもしれません。「BBC」の記者は、「もう1年経験を積めば、いい方向に行くチーム」と評しています。
今季の順位予想を難しくしているのは、未だチームづくりの真っ最中にあるチェルシーの存在です。リュディガー、クリステンセン、ルカクが去り、クリバリとスターリングを獲得という現状は、プラスともマイナスともいえません。さらにマルコス・アロンソ、アスピリクエタ、ヴェルナーらが抜け、フレンキー・デ・ヨングやククレジャが加わったら…!?
トゥヘル監督のチームは、最終ラインとストライカーの補強が終わるまで評価不能でしょう。「マン・シティとリヴァプールにチャレンジできるのは?」という「BBC」の問いに立ち戻ると、「おそらく2強継続。スパーズが加わるかどうか。アーセナルは負傷者次第。チェルシーは出遅れの予感。マンチェスター・ユナイテッドは…来季に期待!」といったところではないでしょうか。開幕まで3日。最初の興味は、「序盤戦ならではのアップセットがいきなり来るか」です。
過去5シーズンのプレミアリーグで2位以内に入ったのは、マンチェスター・シティ、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドのみ。2017-18シーズンのモウリーニョはペップの独走を許し、2020-21シーズンのスールシャールは、CB全壊というアクシデントに見舞われたレッズの横をすり抜けただけです。優勝を争ったといえるのは2強だけで、ロンドンはチェルシーの3位が精一杯でした。
セカンドグループの戦力をレポートした「BBC」のシャムーン・ハフェズ記者は、ノースロンドをポジティブに評価しています。チャレンジャーの最右翼は、即戦力を6人引き入れたトッテナムでしょう。ビッグ6のなかで唯一、前線の主力の離脱がなかったチームで、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキ、リシャルリソン、ルーカス・モウラが揃う3トップは最も計算できる顔ぶれです。
中盤には堅実な守備を強みとするイヴ・ビスマが合流。ベルフワイン退団、イヴァン・ペリシッチ加入のプラスマイナスは、おそらくプラスでしょう。エメルソンとドハーティーでは、やや不安だった右のウイングバックには、ジェド・スペンスが加わりました。コンテ監督は、ルーカス・モウラのコンバートも視野に入れているようです。
彼らに対する期待感の高さは、ユーヴェ、チェルシー、インテルでリーグを制したコンテブランドによるところも大きいのではないでしょうか。ベテランと実力者に特化した補強は、トロフィーをゲットしなければ気が済まない指揮官ならではのプランです。
2年連続のTOP4フィニッシュは十分射程圏内ですが、プレミアリーグ制覇までめざすなら、後方のさらなる強化が必要でしょう。フレイザー・フォースターとクレマン・ラングレを連れてきたものの、クリスティアン・ロメロ以外のCBが不安です。カリドゥ・クリバリを獲ったのが彼らなら、優勝候補のハンコを捺せたのではないかと思います。
昨季の終盤戦でTOP4から陥落したアーセナルも、ジャンプアップが期待できる布陣になりました。オーバメヤンとラカゼットがいなくなった最前線は、プレシーズンマッチで7発ずつゲットしたガブリエウ・ジェズスとエンケティアでいけそうです。2列めにはファビオ・ヴィエイラが加わり、左サイドを強化するジンチェンコは中盤センターでも機能するはずです。
若手重視の補強を続けるアルテタ監督とエドゥTDは、2年後の満開をめざしているのでしょうか。シーズンが始まってから懸念になりそうなのは、トーマス・パーティー、ウーデゴーア、サカが不在のゲームの戦い方です。ファビオ・ヴィエイラとスミス・ロウの活用で前線はいけるかもしれませんが、右のセントラルが安定しなければ、TOP4復帰も厳しくなるかもしれません。「BBC」の記者は、「もう1年経験を積めば、いい方向に行くチーム」と評しています。
今季の順位予想を難しくしているのは、未だチームづくりの真っ最中にあるチェルシーの存在です。リュディガー、クリステンセン、ルカクが去り、クリバリとスターリングを獲得という現状は、プラスともマイナスともいえません。さらにマルコス・アロンソ、アスピリクエタ、ヴェルナーらが抜け、フレンキー・デ・ヨングやククレジャが加わったら…!?
トゥヘル監督のチームは、最終ラインとストライカーの補強が終わるまで評価不能でしょう。「マン・シティとリヴァプールにチャレンジできるのは?」という「BBC」の問いに立ち戻ると、「おそらく2強継続。スパーズが加わるかどうか。アーセナルは負傷者次第。チェルシーは出遅れの予感。マンチェスター・ユナイテッドは…来季に期待!」といったところではないでしょうか。開幕まで3日。最初の興味は、「序盤戦ならではのアップセットがいきなり来るか」です。
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