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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

レノ&トレイラは決定間近…アーセナルは、6人の余剰戦力を売り抜けるのか?

プレミアリーグのトランスファーマーケットは、残り1ヵ月を切りました。リヴァプールは既に店仕舞い。トッテナムも、最終ラインに1枚加えるぐらいでしょう。スターリング、ガブリエウ・ジェズス、ジンチェンコを失ったマンチェスター・シティは、左のフルバックの補填という重要なタスクを残しています。

順調な3チームに対して、新オーナー就任に伴い組織変更が必要となったチェルシーは、未だ戦力が不十分。テン・ハフ監督を招聘したマンチェスター・ユナイテッドは、フレンキー・デ・ヨングの深追いとロナウド問題によって、戦い方がはっきりしないまま開幕を迎えます。適材適所で5人を獲得したアーセナルは、アルテタ監督がさらなる補強を明言。現在は、余剰戦力の売却を優先しているようです。

さて、今回は、アーセナルの戦力整理の進捗についてレポートします。「フットボールロンドン」と「ミラー」のライブブログが、個々の選手に関する最新のトピックスを掲載。投稿の本数が最も多いのは、ガラタサライから移籍金600万ポンド(約9億6000万円)のオファーを受けたルーカス・トレイラです。

「アーセナルがガラタサライからルーカス・トレイラ獲得の提案をもらった。完全移籍で、選手が個人条件に合意するのを待っている。アーセナルは、トレイラを即座に売却する用意がある」(ファブリツィオ・ロマーノ/フットボールロンドンが転載)

2018年の夏に、サンプドリアに支払った移籍金は2600万ポンド。最初の2シーズンでプレミアリーグ63試合に出場したものの、言葉の壁と曇り空に悩まされたセントラルMFは、2020-21シーズンからの2年をスペインとイタリアで過ごしました。トルコからのオファーは、フィオレンティーナに付与されていた買い取りオプションの半額ですが、ガナーズはチャンスを逃さないほうがいいでしょう。

フラムと交渉が続いていたベルント・レノは、800万ポンドで合意済み。プレミアリーグに復帰したばかりのクラブは、開幕前に手続きを完了させるつもりでしょう。ヌーノ・タヴァレスはローン移籍先のマルセイユに旅立ち、バログンはスタッド・ランスのニューフェイスとしてお披露目されました。

残る売却候補は、ニコラ・ペペ、メートランド=ナイルズ、パブロ・マリ、ベジェリンです。具体的にクラブの名前が挙がっているのは、モンツァ&ヴェローナのアプローチが伝えられているパブロ・マリと、ニューカッスルがオファーと報じられたニコラ・ペペ。ベジェリンはスペインか、イタリアか。メートランド=ナイルズは、プレミアリーグの下位クラブから声がかかるのではないかと思われます。

彼らの行き先の目処が立ったら、ルーカス・パケタに対するアプローチが始まるのでしょうか。「フットボールロンドン」は、昨季の公式戦46試合21ゴール15アシストのヤングスター、PSVのコーディー・ガクポもターゲットと伝えています。6人の放出と、新たなタレントの獲得。エドゥTDとスタッフにとっては、決して簡単な仕事ではありません。


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