イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

開幕直前、毎年恒例!「BBC」の評論家22人のプレミアリーグ優勝&TOP4予想をチェック!

マンチェスター・シティが13人、リヴァプールが9人。毎年恒例、「BBC」のテレビとラジオでフットボールを語る評論家の「プレミアリーグの優勝チーム&TOP4予想」のお話です。今回のチャレンジャーは22人。マイカ・リチャーズ、アシュリー・ウィリアムズ、ダニー・マーフィーはペップ推し。マシュー・アップソンとクリス・サットンはクロップを支持しています。

22人中21人が、2強のマッチレース予想。ノリッジ、ハマーズ、QPR、リーズのゴールマウスに立ったロブ・グリーンが唯一の穴党で、何と何と「2位マンチェスター・ユナイテッド」です。あざーす!!それぞれの順位予想一覧の後ろに、個別のコメントをまとめた記事があるので、ロナウド騒動の渦中にあるチームがなぜ2位に躍進するのか、見解を聞かせていただきましょう。

…いない。いません。放送事故と見なされて、つまみ出されたのでしょうか!?

気を取り直して、3位以下の予想に目を向けてみましょう。3位はトッテナムが17人、チェルシーが4人、レッドカード(?)のロブ・グリーンのみリヴァプール。4位は割れており、アーセナルとチェルシーが8人、トッテナムが4人、マンチェスター・ユナイテッドは2人だけです。そうなっちゃいますよね…。

1位4点、2位3点と、TOP4までの得票をポイント化して順位を出すと、1位マン・シティで2位リヴァプール。トッテナム、チェルシー、アーセナルと続いて、6位がマンチェスター・ユナイテッドです。全員の予想とコメントをまとめたクリス・ビーヴァン記者によると、マンチェスター・シティは7年連続でTOP4以内。直近5年は、全員が優勝か2位に入れているそうです。

マン・シティの3連覇と予想する人たちは、総じてアーリング・ブラウト・ハーランドに対する期待感が高く、レッズ党は「マネの穴は埋まる」と主張しています。トッテナムの評価ポイントは、コンテ戦術と前線の破壊力。懸念は守備の安定感、CBのクオリティです。

チェルシーの順位を下げた評論家が指摘しているのは「不確実性」で、マルク・ククレジャ、フレンキー・デ・ヨング、即戦力のCBと実績があるストライカーが加われば、評価は一気に上がるでしょう。アーセナルのプラスポイントは「素晴らしい補強」「実りあるプレシーズン」「ハッピー、フレッシュ、エネルギーが満ちている」。3位以上がゼロだったのは、継続性に疑問ありとした人が多かったからです。

われらがマンチェスター・ユナイテッドについては、「いい方向にいっている」「いずれよくなる」けど、「チャンピオンズリーグにはほど遠い」。ですよね…。最大のネックは、明確でスピーディーな判断が下せない経営ボードとディレクターだと思います。個別のコメントは、「Premier League predictions 2022-23: BBC Sport pundits pick their top four」と題された記事でチェックしていただくとして、最後に私の予想を加えさせていただきます。

プレミアリーグ2022-23シーズンの優勝は、世界一のプレスを軸に継続性が高いリヴァプール。ダルウィン・ヌニェスもさることながら、2年めのルイス・ディアスとエリオットの大化けに期待しています。マン・シティを2位にしたのは、ジェズスとスターリングが抜けた穴は想像以上に大きいと見るからです。最終ラインの勤続疲労も心配で、今季は取りこぼしが増えるのではないでしょうか。

3位はトッテナム。ハリー・ケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキ、リシャルリソン、ルーカス・モウラの最前線はリーグ最強レベルで、ベンタンクール、ホイビュルク、イヴ・ビスマの中盤センターも安定感を増しています。ウィークポイントは最終ライン。ウィリアム・サリバとジンチェンコを加えたアーセナルが失点を減らせば、ノースロンドンの3位と4位はひっくり返るかもしれません。

というわけでアーセナルは4位予想ですが、スパーズとの差は「キーマン不在時のプランBのクオリティ」です。トーマスやティアニー、ウーデゴーアがいないときの勝ち点ロストを抑えられれば、3位フィニッシュもあるでしょう。2年連続で優勝チームに指名したチェルシーは、今の戦力では強気になれませんが、デッドラインデーを越えてから再度予想したら、ノースロンドン勢より上とするかもしれません。

マンチェスター・ユナイテッドは、ヨーロッパリーグで勝ってくれと祈るばかりです。サンチョのフィット、ラシュフォード&マルシアルの復活、エリクセン無双、ブルーノの確変など楽しみは多いのですが、中盤センターと最終ラインはTOP4レベルではないといわざるをえません。

以上、「BBC」の22人とニッポンの素人のプレミアリーグ優勝予想でした。クリスタル・パレスVSアーセナルまで、20時間を切りましたね。コナー・ギャラガーがいなくなったヴィエラのチームは、強くなったとは思えないのですが…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“開幕直前、毎年恒例!「BBC」の評論家22人のプレミアリーグ優勝&TOP4予想をチェック!” への1件のコメント

  1. アイク より:

    更新ありがとうございます!
    レッドカードの件声を出して笑ってしまいました笑笑 自虐ネタが冴えまくってますね!
    もとい、エリクセンとブルーノの創造性がとても楽しみです。代表戦で凄かったフレッジも、新監督の下で輝けることを期待してます。
    あと、シティについての見方がmakotoさんと一致していて嬉しいです。前プレの強度が気になります。SBのオプションは十分なんでしょうか。
    まあ私はアグエロやフェラントーレスが抜けた時も似たようなこと言ってたので汗、今年もペップの変態ぶりが見られそうだと期待することにします。

コメントを残す