2022.09.01 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Aston Villa】同点の直後、マルティネッリ!接戦を制したアーセナルは5連勝で首位キープ!
プレミアリーグ開幕4連勝のアーセナルは、エミレーツのアストン・ヴィラ戦を勝ち切れるのでしょうか。トーマスとエルネニーが太腿を痛め、ジンチェンコも膝の負傷が癒えずに欠場です。左にティアニー、中盤にはサンビ・ロコンガ。先発という声もあった冨安健洋は、やはりベンチスタートです。
アルテタ監督のスタメンは、10人までが前節のフラム戦と同じです。GKラムズデール、最終ラインはベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはサンビ・ロコンガ&ジャカ、2列めはサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、最前線はガブリエウ・ジェズス。立ち上がりから敵陣でプレイを続けるプレミアリーグ首位チームは、3分に中央突破を許しますが、グラウンダーに反応したブエンディアのシュートはクロスバーを越えていきました。
7分に右からドリブルで仕掛けたサカは、ボックス右でタイロン・ミングスに抱えられて転倒するも、笛は鳴らず。ウーデゴーアが10分に浮かしたFKを足元に収めたジェズスは、ニアを狙った強烈な一撃をエミリアーノ・マルティネスに阻まれます。
直後、CKからの混戦で、サリバが中央にラストパス。ガブリエウが放った左足シュートはコンサに当たり、ボールはゴールの左に逸れていきます。次のCKも6番にボールがまわりますが、右足のミドルはGKの正面。さらに16分、ウーデゴーアの縦パスを右に流れたジェズスがキープすると、ボックス脇からのグラウンダーはマルティネスが何とか手に当てました。クリアミスからのこぼれ球を2回叩いたウーデゴーアは、いずれも黒いシャツにブロックされています。
23分の速攻は、ジャカのドリブル突破でビッグチャンスになりました。左でもらったマルティネッリがファーに完璧なクロス。走り込んだサカは、枠に入れればOKのボレーを右に外してしまいました。28分にヴィラが右から仕掛けたカウンターは、マット・キャッシュの落としを叩いたブエンディアのダイレクトショットを、ラムズデールがキャッチしました。
プレミアリーグ首位チームの先制は31分、ティアニーの斜めのパスをボックス左で受けたのはジャカ。高速グラウンダーがディフレクションでゴールに向かい、マルティネッリが弾いたボールに詰めたジェズスが左足で叩き込みました。ヴィラのアタックは、右サイド一辺倒。マット・キャッシュとブエンディアのライン以外に、フィニッシュに辿り着くルートはありません。
44分、ウーデゴーアが前線のジェズスに浮かし、混戦勃発。GKが触ったボールがゴール前にこぼれるもサカは押し込めず、ティアニーの1発めはジェズスに当たり、拾った9番の落としを叩いた2発めはGKの守備範囲です。前半終了間際に、ティアニーのフィードを最前線で受けたのはジャカ!頭で落としたボールに走り込んだマルティネッリは、決まるかと思われたボレーをガナーズOBにセーブされました。
ハーフタイムは1-0。後半開始からしばらくは、ヴィラのアタックが続いています。55分、ウーデゴーアがボックス左手前から曲げたFKは、マルティネスが左に飛んでセーブ。60分にジェズス、サカとつながって始まったカウンターは、サイドチェンジがマルティネッリに入るも、ニアでダイレクトパスを受けたジャカがコントロールできませんでした。
64分、ベン・ホワイトに代わって冨安健洋。今季プレミアリーグで4試合めの出場となったSBは、20分以上のプレイは初めてです。70分にサカの外から上がったのは、クロスをカットしてスプリントしてきた冨安。高速のグラウンダーはニアで阻まれますが、先ほどまでのベン・ホワイトにはなかった好プレーでした。
72分、レオン・ベイリーが右から突破を図り、右足で放ったシュートはラムズデールがセーブ。ドゥグラス・ルイスがゴールに向かうCKを蹴ると、カマラに押さえられたGKは触れず、ボールは枠に飛び込んでしまいました。
1-1となった3分後、ガブリエウのロングフィードをマルティネッリがキープ。ボックス手前の冨安がパスを受け、右のサカに預けると、ファーに上がった浮き球をマルティネッリがハーフボレーで叩き込みました。グローブに当てながら弾き切れなかったマルティネスは、眠れない夜を過ごすのではないでしょうか。
81分に外にボールを出したキャプテンは、ハムストリングを痛めたのか。スミス・ロウがピッチに入ると、2分後にはラムズデールが座り込んでいます。どうやらGKは大丈夫のようですが、ヴィラが攻める時間が続くと心配です。88分、サカとジェズスが下がり、ホールディングとエンケティア。アルテタ監督は、5-4-1で逃げ切りを図っています。
94分、冨安のパスを自陣でもらったエンケティアが、自ら持ち込んでシュート。ベン・ホワイトと代わった日本代表SBはデュエル、タックル、パスがすべて的確で、アルテタ采配は成功といっていいでしょう。やがてタイムアップの笛が鳴り、アーセナルはプレミアリーグ5連勝。2位のチームは、相変わらず派手にゴールを積み上げているようですが、2ポイント差をがっちりキープしました。
私のMVPは、決勝ゴール以外にも決定的なシーンを2つ創ったマルティネッリですが、抜け目ないジェズス、パスの精度が高かったサンビ・ロコンガ、前線で機能したジャカ&サカも素晴らしいパフォーマンスでした。
アーセナルの前の4枚は、守備の貢献度も高く、中盤と後方に余裕をもたらしています。スミス・ロウやファビオ・ヴィエイラが入っても、前線の攻守のクオリティをキープできれば、プレミアリーグとヨーロッパリーグの両方で優勝争いに参加できるのではないかと思います。
次節はマンチェスター・ユナイテッド。発展途上のチームは、受けてカウンターという展開に持ち込むと決定力があり、ガナーズは奪われた後の速い守備を徹底しなければなりません。マット・キャッシュに突かれたボックスの左脇の守り方も、勝負につながるポイントとなりそうです。アントニーは間に合うのでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、恐怖半分、楽しみ半分です。
アルテタ監督のスタメンは、10人までが前節のフラム戦と同じです。GKラムズデール、最終ラインはベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはサンビ・ロコンガ&ジャカ、2列めはサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、最前線はガブリエウ・ジェズス。立ち上がりから敵陣でプレイを続けるプレミアリーグ首位チームは、3分に中央突破を許しますが、グラウンダーに反応したブエンディアのシュートはクロスバーを越えていきました。
7分に右からドリブルで仕掛けたサカは、ボックス右でタイロン・ミングスに抱えられて転倒するも、笛は鳴らず。ウーデゴーアが10分に浮かしたFKを足元に収めたジェズスは、ニアを狙った強烈な一撃をエミリアーノ・マルティネスに阻まれます。
直後、CKからの混戦で、サリバが中央にラストパス。ガブリエウが放った左足シュートはコンサに当たり、ボールはゴールの左に逸れていきます。次のCKも6番にボールがまわりますが、右足のミドルはGKの正面。さらに16分、ウーデゴーアの縦パスを右に流れたジェズスがキープすると、ボックス脇からのグラウンダーはマルティネスが何とか手に当てました。クリアミスからのこぼれ球を2回叩いたウーデゴーアは、いずれも黒いシャツにブロックされています。
23分の速攻は、ジャカのドリブル突破でビッグチャンスになりました。左でもらったマルティネッリがファーに完璧なクロス。走り込んだサカは、枠に入れればOKのボレーを右に外してしまいました。28分にヴィラが右から仕掛けたカウンターは、マット・キャッシュの落としを叩いたブエンディアのダイレクトショットを、ラムズデールがキャッチしました。
プレミアリーグ首位チームの先制は31分、ティアニーの斜めのパスをボックス左で受けたのはジャカ。高速グラウンダーがディフレクションでゴールに向かい、マルティネッリが弾いたボールに詰めたジェズスが左足で叩き込みました。ヴィラのアタックは、右サイド一辺倒。マット・キャッシュとブエンディアのライン以外に、フィニッシュに辿り着くルートはありません。
44分、ウーデゴーアが前線のジェズスに浮かし、混戦勃発。GKが触ったボールがゴール前にこぼれるもサカは押し込めず、ティアニーの1発めはジェズスに当たり、拾った9番の落としを叩いた2発めはGKの守備範囲です。前半終了間際に、ティアニーのフィードを最前線で受けたのはジャカ!頭で落としたボールに走り込んだマルティネッリは、決まるかと思われたボレーをガナーズOBにセーブされました。
ハーフタイムは1-0。後半開始からしばらくは、ヴィラのアタックが続いています。55分、ウーデゴーアがボックス左手前から曲げたFKは、マルティネスが左に飛んでセーブ。60分にジェズス、サカとつながって始まったカウンターは、サイドチェンジがマルティネッリに入るも、ニアでダイレクトパスを受けたジャカがコントロールできませんでした。
64分、ベン・ホワイトに代わって冨安健洋。今季プレミアリーグで4試合めの出場となったSBは、20分以上のプレイは初めてです。70分にサカの外から上がったのは、クロスをカットしてスプリントしてきた冨安。高速のグラウンダーはニアで阻まれますが、先ほどまでのベン・ホワイトにはなかった好プレーでした。
72分、レオン・ベイリーが右から突破を図り、右足で放ったシュートはラムズデールがセーブ。ドゥグラス・ルイスがゴールに向かうCKを蹴ると、カマラに押さえられたGKは触れず、ボールは枠に飛び込んでしまいました。
1-1となった3分後、ガブリエウのロングフィードをマルティネッリがキープ。ボックス手前の冨安がパスを受け、右のサカに預けると、ファーに上がった浮き球をマルティネッリがハーフボレーで叩き込みました。グローブに当てながら弾き切れなかったマルティネスは、眠れない夜を過ごすのではないでしょうか。
81分に外にボールを出したキャプテンは、ハムストリングを痛めたのか。スミス・ロウがピッチに入ると、2分後にはラムズデールが座り込んでいます。どうやらGKは大丈夫のようですが、ヴィラが攻める時間が続くと心配です。88分、サカとジェズスが下がり、ホールディングとエンケティア。アルテタ監督は、5-4-1で逃げ切りを図っています。
94分、冨安のパスを自陣でもらったエンケティアが、自ら持ち込んでシュート。ベン・ホワイトと代わった日本代表SBはデュエル、タックル、パスがすべて的確で、アルテタ采配は成功といっていいでしょう。やがてタイムアップの笛が鳴り、アーセナルはプレミアリーグ5連勝。2位のチームは、相変わらず派手にゴールを積み上げているようですが、2ポイント差をがっちりキープしました。
私のMVPは、決勝ゴール以外にも決定的なシーンを2つ創ったマルティネッリですが、抜け目ないジェズス、パスの精度が高かったサンビ・ロコンガ、前線で機能したジャカ&サカも素晴らしいパフォーマンスでした。
アーセナルの前の4枚は、守備の貢献度も高く、中盤と後方に余裕をもたらしています。スミス・ロウやファビオ・ヴィエイラが入っても、前線の攻守のクオリティをキープできれば、プレミアリーグとヨーロッパリーグの両方で優勝争いに参加できるのではないかと思います。
次節はマンチェスター・ユナイテッド。発展途上のチームは、受けてカウンターという展開に持ち込むと決定力があり、ガナーズは奪われた後の速い守備を徹底しなければなりません。マット・キャッシュに突かれたボックスの左脇の守り方も、勝負につながるポイントとなりそうです。アントニーは間に合うのでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、恐怖半分、楽しみ半分です。
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