2022.10.16 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Everton】ハリー・ケイン、5戦連発!中盤が機能したスパーズはホーム全勝キープ!
チャンピオンズリーグのフランクフルト戦は、ビルドアップのミスで鎌田大地に先制ゴールを許しながらも3-2で逆転勝利。コンテ監督率いるトッテナムは、2勝1分1敗でグループDのトップに立ちました。週末のプレミアリーグでも、エヴァートンに2-0で完勝。ビッグタイトル獲得に向けて、視界は良好です。
ドイツのダークホースと戦ったミッドウィークのホームゲームは、シュート数11対11の激戦でした。0-1とされた20分、ハリー・ケインのスルーパスでラインの裏に出たソン・フンミンが右隅に悠々と流し込むと、25分にはドリブルで3人をかわしてボックスに斬り込んだハリーケインが倒され、オンフィールドレビューでPKを獲得しました。
GKトラップにコースを読まれたきわどいシュートがゴール右に突き刺さり、2-1。好調のエースは、今季チャンピオンズリーグで初ゴールです。36分にボックス右を突破したのは、ホイビュルク。中央に浮かしたボールは完璧で、フリーのソン・フンミンが豪快な左足ボレーをゴールのど真ん中に叩き込みました。
3-1でハーフタイムを迎えたチームは、87分のCKでアリドゥにヘッドで決められるも、同点ゴールを許さず3ポイントをゲット。追加タイムにブライアン・ヒルが得たPKをハリー・ケインが打ち上げなければ、もっとラクに勝てたゲームでした。
トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの連戦となったプレミアリーグ11節のエヴァートン戦は、相手にオンターゲットを打たせずクリーンシートで勝ち切りました。フランクフルト戦はエメルソンとセセニョンだったWBは、ドハーティーとペリシッチ。左のCBはラングレからベン・デイヴィスに代わっています。
5-3-2で速攻に賭けたランパード監督に対して、当然のように主導権を握るスパーズ。10分のソン・フンミンのFKは壁にヒットし、22分のハリー・ケインのミドルはタルコフスキーの足に当たってクロスバーを越えました。両者ともに、ボックス内に侵入する選手に対するチェックが厳しく、可能性の低いミドルとセットピース以外にファンが湧くシーンはありません。
40分のショートカウンターは、中央に持ち込んだリシャルリソンのミドルをタルコフスキーがブロック。バーンリー時代から相手の足元に入るのがうまかったCBは、今季プレミアリーグでも2位ベン・ミー(元バーンリー!)を11も上回る23本のブロックを記録しています。
前半は0-0。展開が変わったきっかけは、52分に足を痛めたリシャルリソンのリタイアでした。コンテ監督が選んだ代役は、中盤センターのイヴ・ビスマ。3-5-2にシフトしたスパーズは、59分に待望の先制点を決めました。
左からのクロスがファーに流れ、拾ったドハーティーが左足で狙うと、ピックフォードが痛恨のファンブル。これをさらったハリー・ケインをコーディーが後ろから蹴ってしまい、CLでPKを外したエースが豪快に左隅に蹴り込みました。
1-0となっても前の枚数を増やさなかったランパード監督は、プレミアリーグ3位のクラブをリスペクトしすぎたのではないでしょうか。劣勢のトフィーズは、ゴール前で耐える時間が長く、逆襲が決まる気配はありません。グイェをサロモン・ロンドンという攻めのカードを切ったのは、81分になってからでした。
先に入っていたカルヴァート=ルーウィンもサロモン・ロンドンも、シュートを打てずに終わっています。勝負が決したのは86分。ハーフラインでキープしたハリー・ケインが右から上がったベンタンクールを走らせ、クロスが中央に入ると、オーバーラップしていたホイビュルクが冷静に右隅に収めました。
2センターが思い切りよく上がれたのは、自陣中央にイヴ・ビスマがいたからです。2-0で勝ったスパーズは、4月にブライトンに敗れてからホームの公式戦10連勝。ハリー・ケインはプレミアリーグで5戦連続ゴールで、開幕から10戦9発1アシストと絶好調です。
リシャルリソンの足の状態が心配ですが、太腿を痛めていたクルゼフスキの復帰で、右サイドは問題なしでしょう。夏の補強で層が厚くなったスパーズは、中盤のホイビュルクとベンタンクールが素晴らしいパフォーマンスを見せており、エリック・ダイアーとロメロが仕切る最終ラインも安定感を増しています。
今のところは弱点となるポジションは見当たらず、バックアッパーも充実しています。コンテ体制で初めてオフシーズンを過ごした今季は、4つのトロフィーを目いっぱい追えるはずです。ミッドウィークの次節は、敵地でマンチェスター・ユナイテッド。ノースロンドンのサポーターたちは、完成度で勝るわがチームの勝利を大いに期待しているのではないでしょうか。
ドイツのダークホースと戦ったミッドウィークのホームゲームは、シュート数11対11の激戦でした。0-1とされた20分、ハリー・ケインのスルーパスでラインの裏に出たソン・フンミンが右隅に悠々と流し込むと、25分にはドリブルで3人をかわしてボックスに斬り込んだハリーケインが倒され、オンフィールドレビューでPKを獲得しました。
GKトラップにコースを読まれたきわどいシュートがゴール右に突き刺さり、2-1。好調のエースは、今季チャンピオンズリーグで初ゴールです。36分にボックス右を突破したのは、ホイビュルク。中央に浮かしたボールは完璧で、フリーのソン・フンミンが豪快な左足ボレーをゴールのど真ん中に叩き込みました。
3-1でハーフタイムを迎えたチームは、87分のCKでアリドゥにヘッドで決められるも、同点ゴールを許さず3ポイントをゲット。追加タイムにブライアン・ヒルが得たPKをハリー・ケインが打ち上げなければ、もっとラクに勝てたゲームでした。
トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの連戦となったプレミアリーグ11節のエヴァートン戦は、相手にオンターゲットを打たせずクリーンシートで勝ち切りました。フランクフルト戦はエメルソンとセセニョンだったWBは、ドハーティーとペリシッチ。左のCBはラングレからベン・デイヴィスに代わっています。
5-3-2で速攻に賭けたランパード監督に対して、当然のように主導権を握るスパーズ。10分のソン・フンミンのFKは壁にヒットし、22分のハリー・ケインのミドルはタルコフスキーの足に当たってクロスバーを越えました。両者ともに、ボックス内に侵入する選手に対するチェックが厳しく、可能性の低いミドルとセットピース以外にファンが湧くシーンはありません。
40分のショートカウンターは、中央に持ち込んだリシャルリソンのミドルをタルコフスキーがブロック。バーンリー時代から相手の足元に入るのがうまかったCBは、今季プレミアリーグでも2位ベン・ミー(元バーンリー!)を11も上回る23本のブロックを記録しています。
前半は0-0。展開が変わったきっかけは、52分に足を痛めたリシャルリソンのリタイアでした。コンテ監督が選んだ代役は、中盤センターのイヴ・ビスマ。3-5-2にシフトしたスパーズは、59分に待望の先制点を決めました。
左からのクロスがファーに流れ、拾ったドハーティーが左足で狙うと、ピックフォードが痛恨のファンブル。これをさらったハリー・ケインをコーディーが後ろから蹴ってしまい、CLでPKを外したエースが豪快に左隅に蹴り込みました。
1-0となっても前の枚数を増やさなかったランパード監督は、プレミアリーグ3位のクラブをリスペクトしすぎたのではないでしょうか。劣勢のトフィーズは、ゴール前で耐える時間が長く、逆襲が決まる気配はありません。グイェをサロモン・ロンドンという攻めのカードを切ったのは、81分になってからでした。
先に入っていたカルヴァート=ルーウィンもサロモン・ロンドンも、シュートを打てずに終わっています。勝負が決したのは86分。ハーフラインでキープしたハリー・ケインが右から上がったベンタンクールを走らせ、クロスが中央に入ると、オーバーラップしていたホイビュルクが冷静に右隅に収めました。
2センターが思い切りよく上がれたのは、自陣中央にイヴ・ビスマがいたからです。2-0で勝ったスパーズは、4月にブライトンに敗れてからホームの公式戦10連勝。ハリー・ケインはプレミアリーグで5戦連続ゴールで、開幕から10戦9発1アシストと絶好調です。
リシャルリソンの足の状態が心配ですが、太腿を痛めていたクルゼフスキの復帰で、右サイドは問題なしでしょう。夏の補強で層が厚くなったスパーズは、中盤のホイビュルクとベンタンクールが素晴らしいパフォーマンスを見せており、エリック・ダイアーとロメロが仕切る最終ラインも安定感を増しています。
今のところは弱点となるポジションは見当たらず、バックアッパーも充実しています。コンテ体制で初めてオフシーズンを過ごした今季は、4つのトロフィーを目いっぱい追えるはずです。ミッドウィークの次節は、敵地でマンチェスター・ユナイテッド。ノースロンドンのサポーターたちは、完成度で勝るわがチームの勝利を大いに期待しているのではないでしょうか。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す