2022.11.11 FAカップ・リーグカップ2022-23FAカップ・リーグカップ
キレキレだったラシュフォード&ブルーノ!マン・ユナイテッドが4発決めてヴィラにリベンジ!
前半は静かだったゲームは、後半に入ってから動きました。カラバオカップ3回戦、マンチェスター・ユナイテッドVSアストン・ヴィラ。ヴィラ・パークで行われた直前のプレミアリーグでは、ヴィラが3-1で快勝。10試合ぶりの敗戦を喫したテン・ハフのチームは、オールド・トラフォードに場所を移した再戦でダブルを許すわけにはいきません。
アーセナルやリヴァプールがBチームで戦った大会ですが、選手層が薄いマンチェスター・ユナイテッドは、後方の主力を休ませるのが精一杯です。デ・ヘアの代役はドゥブラフカ、CBはマグワイアとリンデロフ、中盤センターはフレッジとマクトミネイ。ブルーノ・フェルナンデス、ファン・デ・ベーク、ラシュフォード、マルシアルという前線も、懐かしさが漂うスールシャール仕様です。
懐かしいといえば、マンチェスター・ユナイテッドが獲得した最後の国内トロフィーは、2017年のEFLカップ。ウェンブリーでセインツに勝ったスカッドのなかで、残っているのはデ・ヘア、ラシュフォード、マルシアルだけです。
アーセナルの背中が遠ざかるプレミアリーグ、バルサを引いてしまったヨーロッパリーグ…ロンドン勢が壊滅したこの大会は、唯一のトロフィーのチャンスになるのかもしれません。本気度が低そうなクロップがあっさりいなくなり、ペップがつるっと滑ってくれれば、優勝候補の大本命…おっと、その前にウナイ・エメリのチームを倒さなければ、われわれもメディアにいじられてしまいます。
両者ともに、序盤からラインの裏を狙うパスを連発。8分にマラシアが出したボックス右へのロングフィードは、ブルーノ・フェルナンデスの前でオルセンがクリアしました。15分を過ぎても、サブのGKたちが試されるシーンはなし。マラシアの縦パスでラシュフォードが抜け出し、ブルーノが無人のゴールにプッシュした18分のゴールシーンは、オフサイドの旗が上がりました。
25分のラシュフォードの飛び出しもボールが長く、オルセンが悠々とキャッチ。31分のCKを蹴ったのは、今季に入ってから2本のCKを直接決めているドゥグラス・ルイスです。ニアポスト際に入ったきわどいボールは、マクトミネイがゴールライン上でクリア。2分後、CKのクリアを叩いたアシュリー・ヤングのボレーは、右に逸れていきます。
39分のラシュフォードのFKは、壁にヒット。前半終了間際にブルーノが蹴った左からのFKは、ニアポストの前でオルセンがパンチしました。0-0で折り返したゲームが動いたのは48分。中央からドリブルで仕掛けたジェイコブ・ラムジーが左にパスを通すと、ダロトとマグワイアを振り切ったオリー・ワトキンスが、ドゥブラフカをかわす巧みなチップキックを右隅に収めました。
リードされたマン・ユナイテッドの同点ゴールは1分後。ダロトが縦に出したロングフィードでブルーノが右から抜けると、中央に走り込んだマルシアルもフリーでした。ラストパスが足元に届き、9番が冷静にプッシュ。負傷明けのストライカーは、6戦4発と絶好調キープです。
ヴィラが再度リードしたのは61分。右から上がったアシュリー・ヤングがファーに浮かしたクロスを、代わったばかりのレオン・バイリーが頭で折り返すと、ダロトがカットしたボールが枠に飛び込んでしまいました。テン・ハフ監督は、ここで一気に3枚代えを敢行。マルシアル、ファン・デ・ベーク、フレッジが下がり、ガルナチョ、エランガ、エリクセンです。
追いかけるホームチームが決定機をつかんだのは64分。マラシアが前線に送ったロングフィードで抜け出したラシュフォードが、チャンバースとタイロン・ミングスをかわして右に流れると、右足のシュートはポストの外を叩きました。悔しさを押し殺した10番が結果を出したのは、その3分後。起点はまたもマラシアのフィードです。
最前線にいたラシュフォードがヘッドで左に流すと、エリクセンと競ったアシュリー・ヤングが触ったボールが中央にこぼれました。先着した10番は、ここでもタイロン・ミングスとチャンバースを強引にかわし、右足でズドン。エキサイティングなゲームの勝負を決めたのは、GKのミスキックでした。
78分、オルセンがカマラに出した短いパスが逸れ、ガルナチョがダイレクトで中央にラストパス。ブルーノの一撃はタイロン・ミングスの足に当たり、GKの逆を突いてネットに届きました。89分には敵陣で奪ったマラシアからエランガ、エリクセンとつながり、チャンバースの裏のスペースに絶妙なラストパス。フリーのマクトミネイのシュートは、クロスバーに阻まれました。
91分にダメ押しのゴールを演出したのは、ガルナチョです。左サイドから上げたクロスは、GKが出られない絶妙なコースで、走り込んだマクトミネイが右足に引っかけて枠に収めました。4-2、マンチェスター・ユナイテッドが逆転勝利で4回戦進出。GKとCBのミスが目立ったヴィラは、この結果もやむなしでしょう。
1ゴール1アシストのブルーノ、CBをちぎりまくったラシュフォード、ラインの裏へのフィードが素晴らしかったマラシア、相変わらずのパスセンスを見せたエリクセン、ストライカーのように前線でかき回したマクトミネイ…素晴らしい勝利だったと思います。気になるのはファン・デ・ベーク。62分でタッチ21回、パス12本と2試合連続で何もできずに終わっています。
おお!4回戦でマンチェスター・シティVSリヴァプール!わがクラブはまた1歩、野望に近づいたようです。タイトルを総取りしようとするペップが、ここで終わってくれるとありがたいのですが…。ともあれ、チャンピオンシップで首位を走るバーンリーに勝ち切って、希望をつないでいただければと期待しております。
アーセナルやリヴァプールがBチームで戦った大会ですが、選手層が薄いマンチェスター・ユナイテッドは、後方の主力を休ませるのが精一杯です。デ・ヘアの代役はドゥブラフカ、CBはマグワイアとリンデロフ、中盤センターはフレッジとマクトミネイ。ブルーノ・フェルナンデス、ファン・デ・ベーク、ラシュフォード、マルシアルという前線も、懐かしさが漂うスールシャール仕様です。
懐かしいといえば、マンチェスター・ユナイテッドが獲得した最後の国内トロフィーは、2017年のEFLカップ。ウェンブリーでセインツに勝ったスカッドのなかで、残っているのはデ・ヘア、ラシュフォード、マルシアルだけです。
アーセナルの背中が遠ざかるプレミアリーグ、バルサを引いてしまったヨーロッパリーグ…ロンドン勢が壊滅したこの大会は、唯一のトロフィーのチャンスになるのかもしれません。本気度が低そうなクロップがあっさりいなくなり、ペップがつるっと滑ってくれれば、優勝候補の大本命…おっと、その前にウナイ・エメリのチームを倒さなければ、われわれもメディアにいじられてしまいます。
両者ともに、序盤からラインの裏を狙うパスを連発。8分にマラシアが出したボックス右へのロングフィードは、ブルーノ・フェルナンデスの前でオルセンがクリアしました。15分を過ぎても、サブのGKたちが試されるシーンはなし。マラシアの縦パスでラシュフォードが抜け出し、ブルーノが無人のゴールにプッシュした18分のゴールシーンは、オフサイドの旗が上がりました。
25分のラシュフォードの飛び出しもボールが長く、オルセンが悠々とキャッチ。31分のCKを蹴ったのは、今季に入ってから2本のCKを直接決めているドゥグラス・ルイスです。ニアポスト際に入ったきわどいボールは、マクトミネイがゴールライン上でクリア。2分後、CKのクリアを叩いたアシュリー・ヤングのボレーは、右に逸れていきます。
39分のラシュフォードのFKは、壁にヒット。前半終了間際にブルーノが蹴った左からのFKは、ニアポストの前でオルセンがパンチしました。0-0で折り返したゲームが動いたのは48分。中央からドリブルで仕掛けたジェイコブ・ラムジーが左にパスを通すと、ダロトとマグワイアを振り切ったオリー・ワトキンスが、ドゥブラフカをかわす巧みなチップキックを右隅に収めました。
リードされたマン・ユナイテッドの同点ゴールは1分後。ダロトが縦に出したロングフィードでブルーノが右から抜けると、中央に走り込んだマルシアルもフリーでした。ラストパスが足元に届き、9番が冷静にプッシュ。負傷明けのストライカーは、6戦4発と絶好調キープです。
ヴィラが再度リードしたのは61分。右から上がったアシュリー・ヤングがファーに浮かしたクロスを、代わったばかりのレオン・バイリーが頭で折り返すと、ダロトがカットしたボールが枠に飛び込んでしまいました。テン・ハフ監督は、ここで一気に3枚代えを敢行。マルシアル、ファン・デ・ベーク、フレッジが下がり、ガルナチョ、エランガ、エリクセンです。
追いかけるホームチームが決定機をつかんだのは64分。マラシアが前線に送ったロングフィードで抜け出したラシュフォードが、チャンバースとタイロン・ミングスをかわして右に流れると、右足のシュートはポストの外を叩きました。悔しさを押し殺した10番が結果を出したのは、その3分後。起点はまたもマラシアのフィードです。
最前線にいたラシュフォードがヘッドで左に流すと、エリクセンと競ったアシュリー・ヤングが触ったボールが中央にこぼれました。先着した10番は、ここでもタイロン・ミングスとチャンバースを強引にかわし、右足でズドン。エキサイティングなゲームの勝負を決めたのは、GKのミスキックでした。
78分、オルセンがカマラに出した短いパスが逸れ、ガルナチョがダイレクトで中央にラストパス。ブルーノの一撃はタイロン・ミングスの足に当たり、GKの逆を突いてネットに届きました。89分には敵陣で奪ったマラシアからエランガ、エリクセンとつながり、チャンバースの裏のスペースに絶妙なラストパス。フリーのマクトミネイのシュートは、クロスバーに阻まれました。
91分にダメ押しのゴールを演出したのは、ガルナチョです。左サイドから上げたクロスは、GKが出られない絶妙なコースで、走り込んだマクトミネイが右足に引っかけて枠に収めました。4-2、マンチェスター・ユナイテッドが逆転勝利で4回戦進出。GKとCBのミスが目立ったヴィラは、この結果もやむなしでしょう。
1ゴール1アシストのブルーノ、CBをちぎりまくったラシュフォード、ラインの裏へのフィードが素晴らしかったマラシア、相変わらずのパスセンスを見せたエリクセン、ストライカーのように前線でかき回したマクトミネイ…素晴らしい勝利だったと思います。気になるのはファン・デ・ベーク。62分でタッチ21回、パス12本と2試合連続で何もできずに終わっています。
おお!4回戦でマンチェスター・シティVSリヴァプール!わがクラブはまた1歩、野望に近づいたようです。タイトルを総取りしようとするペップが、ここで終わってくれるとありがたいのですが…。ともあれ、チャンピオンシップで首位を走るバーンリーに勝ち切って、希望をつないでいただければと期待しております。
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ELで二点目が取れず、バルサと当たることになり、勝っても多大な疲労を追うことは確実で
PLでは、またしても格下に取りこぼし。
勝っても多少の名誉以外、何の得もないカラバオには勝って過密日程に更に確実になる。
(層の薄さを考えたらPLとカラバオの結果が逆なのが一番良かった)
まさに罰ゲームだよ。。。