2023.01.04 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Newcastle】ガナーズの猛攻及ばず!首位と3位のシックスポインターは両者ゴールレス!
ラムズデール、ベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。トーマス・パーティー、ジャカ、サカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、エンケティア。プレミアリーグ19節、3位ニューカッスルとのシックスポインターに臨むアルテタ監督は、ブライトン戦と同じメンバーを揃えています。
最近のアーセナルは、ウーデゴーアが右サイドを主戦場とする4-3-3で戦う機会が増えています。エディ・ハウ監督が率いる堅守のチームは、ジョエリントンとアルミロンが左右に張る4-3-3でしょうか。であれば、サイドのカバーリングがしやすい3センターを採用し、攻撃時にジンチェンコが中盤に加勢するシステムが妥当なのかもしれません。
この一戦は、今季プレミアリーグで最も予想しにくいゲームのひとつといっても大げさではないでしょう。情熱的なサポーターが集うセント・ジェームズ・パークならいざしらず、エミレーツでのニューカッスルは慎重に立ち上がるはずです。2分にトリッピアーが中央にFKを上げると、前線がオフサイドを取られています。
左サイドのマルティネッリに展開した3分の速攻は、クロスのこぼれ球に反応したベン・ホワイトのシュートがブロックされ、二次攻撃からクリアを叩いたウーデゴーアのボレーはバーの上。4分に右からサカが仕掛けたチャンスはシュートを打てず、6分のサカ&マルティネッリのカウンターは、ボックス左で縦パスを受けたジャカのスライディングシュートがニアに外れました。
11分のカラム・ウィルソンのミドルは、ラムズデールがキャッチ。右サイドを完全に崩すシーンが2回あったホームチームは、中央を締められてチャンスを逸しています。17分のCKをファーに蹴ったのはトリッピアー。競り勝ったシェアのヘッドは左のポストの外です。ニューカッスルの厳しいプレスと速い寄せに苦しむガナーズは、縦のボールが入らなくなっています。
中央でボールを散らす役はジンチェンコとトーマス。ウーデゴーアは中央で、ジャカはマルティネッリの近くにいます。35分の右からのFKをウーデゴーアがゴール前に入れると、ガブリエウのヘッドは右にアウト。前半終了間際のロングスタッフのミドルはブロックされ、左からのCKをニアのシェアが後ろに逸らすと、ジョエリントンのヘディングはうまく当たりませんでした。
前半のシュート数は7対6、オンターゲットは1対1。展開は互角ですが、プレスの厳しさはニューカッスルのほうが上でしょう。後半が始まって49分、カラム・ウィルソンがラムズデールのキックをブロックしたチャンスは、アルミロンの速いクロスをストライカーが触れませんでした。
56分、ジンチェンコの高速の縦パスが前線のジャカへ。脇でもらったウーデゴーアのミドルはミスキックです。63分にベン・ホワイトのサイドチェンジを受けたマルティネッリは、右足で巻いたシュートをポープに捕られました。攻め続けているアーセナルは、ゴール前で勝負するシーンを創れずにいます。
71分、右サイドでキープしたサカが、マルティネッリにサイドチェンジ。左足のシュートはブロックされ、CKも味方に届きません。75分、ベン・ホワイトに代わって冨安健洋。79分のCKをニアで合わせたマルティネッリのヘッドは、ファーポストの外に流れていきました。
85分の波状攻撃は、トーマスとガブリエウの連打が中央の壁に阻まれています。87分にウィロックが下がり、サン=マクシマン。ジャカの縦パスでボックス左に出たエンケティアの決定的な一撃は、ポープが足でブロックしました。サイドを制圧したアーセナルはグラウンダーを通せず、5分の追加タイムは終わりに近づいています。
95分、ジャカのクロスがマーフィーの腕に当たったように見えたシーンは、メディアの見出しになるかもしれません。最後まで攻めたガナーズはゴールを決められず、0-0のままでタイムアップ。今季初のノーゴールに終わった首位チームは、プレミアリーグの連勝が5でストップしました。
前半は執拗なプレスに手を焼き、後半はボックスに立てこもった最終ラインを崩せず。ゴールライン際でフリーになるシーンはあったのですが、中央で先に触れる選手がおらず、16本のクロスのうち、味方に合ったのは3本だけでした。
とはいえ、何かが決定的に足りなかったという印象はありません。シュート17本、ミドルレンジから6本、オンターゲットは4本。すべてを防いだニューカッスルの堅陣をほめるべきでしょう。明日のゲームで、マン・シティがチェルシーに勝っても5ポイント差です。ここは気持ちを切り替え、ノースロンドンダービーをいいコンディションで迎えていただければと思います。
最後に、ひとこと。首位と3位のシックスポインターらしいナイスゲームでした。着実にチームを進化させているアルテタ監督とエディ・ハウ監督に、あらためて拍手を送りましょう。
最近のアーセナルは、ウーデゴーアが右サイドを主戦場とする4-3-3で戦う機会が増えています。エディ・ハウ監督が率いる堅守のチームは、ジョエリントンとアルミロンが左右に張る4-3-3でしょうか。であれば、サイドのカバーリングがしやすい3センターを採用し、攻撃時にジンチェンコが中盤に加勢するシステムが妥当なのかもしれません。
この一戦は、今季プレミアリーグで最も予想しにくいゲームのひとつといっても大げさではないでしょう。情熱的なサポーターが集うセント・ジェームズ・パークならいざしらず、エミレーツでのニューカッスルは慎重に立ち上がるはずです。2分にトリッピアーが中央にFKを上げると、前線がオフサイドを取られています。
左サイドのマルティネッリに展開した3分の速攻は、クロスのこぼれ球に反応したベン・ホワイトのシュートがブロックされ、二次攻撃からクリアを叩いたウーデゴーアのボレーはバーの上。4分に右からサカが仕掛けたチャンスはシュートを打てず、6分のサカ&マルティネッリのカウンターは、ボックス左で縦パスを受けたジャカのスライディングシュートがニアに外れました。
11分のカラム・ウィルソンのミドルは、ラムズデールがキャッチ。右サイドを完全に崩すシーンが2回あったホームチームは、中央を締められてチャンスを逸しています。17分のCKをファーに蹴ったのはトリッピアー。競り勝ったシェアのヘッドは左のポストの外です。ニューカッスルの厳しいプレスと速い寄せに苦しむガナーズは、縦のボールが入らなくなっています。
中央でボールを散らす役はジンチェンコとトーマス。ウーデゴーアは中央で、ジャカはマルティネッリの近くにいます。35分の右からのFKをウーデゴーアがゴール前に入れると、ガブリエウのヘッドは右にアウト。前半終了間際のロングスタッフのミドルはブロックされ、左からのCKをニアのシェアが後ろに逸らすと、ジョエリントンのヘディングはうまく当たりませんでした。
前半のシュート数は7対6、オンターゲットは1対1。展開は互角ですが、プレスの厳しさはニューカッスルのほうが上でしょう。後半が始まって49分、カラム・ウィルソンがラムズデールのキックをブロックしたチャンスは、アルミロンの速いクロスをストライカーが触れませんでした。
56分、ジンチェンコの高速の縦パスが前線のジャカへ。脇でもらったウーデゴーアのミドルはミスキックです。63分にベン・ホワイトのサイドチェンジを受けたマルティネッリは、右足で巻いたシュートをポープに捕られました。攻め続けているアーセナルは、ゴール前で勝負するシーンを創れずにいます。
71分、右サイドでキープしたサカが、マルティネッリにサイドチェンジ。左足のシュートはブロックされ、CKも味方に届きません。75分、ベン・ホワイトに代わって冨安健洋。79分のCKをニアで合わせたマルティネッリのヘッドは、ファーポストの外に流れていきました。
85分の波状攻撃は、トーマスとガブリエウの連打が中央の壁に阻まれています。87分にウィロックが下がり、サン=マクシマン。ジャカの縦パスでボックス左に出たエンケティアの決定的な一撃は、ポープが足でブロックしました。サイドを制圧したアーセナルはグラウンダーを通せず、5分の追加タイムは終わりに近づいています。
95分、ジャカのクロスがマーフィーの腕に当たったように見えたシーンは、メディアの見出しになるかもしれません。最後まで攻めたガナーズはゴールを決められず、0-0のままでタイムアップ。今季初のノーゴールに終わった首位チームは、プレミアリーグの連勝が5でストップしました。
前半は執拗なプレスに手を焼き、後半はボックスに立てこもった最終ラインを崩せず。ゴールライン際でフリーになるシーンはあったのですが、中央で先に触れる選手がおらず、16本のクロスのうち、味方に合ったのは3本だけでした。
とはいえ、何かが決定的に足りなかったという印象はありません。シュート17本、ミドルレンジから6本、オンターゲットは4本。すべてを防いだニューカッスルの堅陣をほめるべきでしょう。明日のゲームで、マン・シティがチェルシーに勝っても5ポイント差です。ここは気持ちを切り替え、ノースロンドンダービーをいいコンディションで迎えていただければと思います。
最後に、ひとこと。首位と3位のシックスポインターらしいナイスゲームでした。着実にチームを進化させているアルテタ監督とエディ・ハウ監督に、あらためて拍手を送りましょう。
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