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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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やっぱり勝者はペップ⁉ 「BBC」が配信したマンチェスターダービーにまつわるデータまとめ!

プレミアリーグ開幕から連敗スタートだったマンチェスター・ユナイテッドは、怒涛の追い込みでペップ・グアルディオラのチームに4ポイント差まで迫っています。本日は、189回めのマンチェスターダービー。過去の戦績は、マンチェスター・ユナイテッドが77勝、マンチェスター・シティは58勝、53試合はドロー決着です。

10月のエティハドは、6-3でペップが圧勝。テン・ハフ監督のチームは完成度が低く、アーリング・ハーランドにハットトリックを許しました。今回はオールド・トラフォード。惨敗以降の公式戦18試合で15勝2分1敗、現在8連勝中のレッド・デヴィルズが優勢に見えますが、このダービーの最大の特徴は「アウェイ有利」です。

ペップ就任からのプレミアリーグでは、エティハドが3勝1分3敗、オールド・トラフォードはホームチームが1勝1分4敗。2019-20シーズンのカラバオカップ準決勝は、1-3、0-1でいずれもアウェイチームが勝っており、1発勝負だった翌シーズンのセミファイナルもペップが敵地で0-2です。

激戦必至の対決を目前に控え、「BBC」がマンチェスターダービー絡みのさまざまなデータを紹介しています。プレミアリーグのホームゲームで連敗中のマン・ユナイテッドは、ペップに対して3試合連続でゴールなし。今回クリーンシートで敗れると、1914年以来の不名誉な記録となります。

公式戦ホーム9連勝は、現在の好調ぶりを示すポジティブなデータですが、2017-18シーズンの同じ記録がストップしたのはオールド・トラフォードのダービー。ダヴィド・シルヴァとラシュフォードが決めた後、54分に決勝ゴールをゲットしたのはオタメンディでした。

不利なデータ、不名誉なレコードが多いマンチェスター・ユナイテッドですが、このあたりで勝利を期待させる数字を挙げてみましょう。今季プレミアリーグで、リードした試合の逆転負けがない唯一のチーム。開幕からの9試合で複数ゴールが8つあったマン・シティは、直近8試合のうち5つが1ゴール以下と攻撃力が低下傾向です。

ハーランドとのコンビでアシストを量産してきたケヴィン・デブライネは、最近のプレミアリーグ5試合でゴールもアシストもなし。これだけ長くフィニッシュに絡まなかったのは、2018年12月から2019年3月までの10試合連続以来だそうです。

こちらも、「マーカス・ラシュフォードがダービー5戦ノーゴールでシュート1本のみ」という悲しいスタッツがあるのですが、さておき。最初の9試合で14ゴールのハーランドも、レスター戦を打撲で欠場してからは5戦4発とペースダウンしています(それでも5戦4発…!)。

オールド・トラフォードで9連勝とアウェイ3連勝の激突は、どちらが勝つのでしょうか。ルベン・ディアスとジョン・ストーンズの負傷欠場は、われわれにとっては好材料ですが…。ランチタイムキックオフの決戦まで10時間。8番と10番の大爆発を祈っております。


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