2023.04.03 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Aston Villa】ククレジャ、ムドリク…余裕なきチェルシー、ホーム敗戦でボトム10転落!
シュート数27対5、オンターゲット8対2、ポゼッション69%対31%。どこからどう見ても、ホームチームが勝つべきスタッツですが、チェルシーはゴールを決められずに0-2で敗れました。スタンフォード・ブリッジの勝者はアストン・ヴィラ。ウナイ・エメリの就任以来、プレミアリーグ9勝2分4敗と巻き返したチームです。
3バックはリース・ジェームズ、クリバリ、ククレジャ、アウトサイドにロフタス=チークとチルウェル。ウェズレイ・フォファナがいてくれれば、リース・ジェームズをWBに起用し、より安定的な布陣で戦えたでしょう。とはいえ、中盤センターと前線はベストメンバーです。
エンソ・フェルナンデス、コヴァチッチ、ムドリク、カイ・ハヴェルツ、ジョアン・フェリックス。開始5分に決定機を迎えたのは、エミリアーノ・マルティネスの不用意なパスをインターセプトしたムドリクでした。ブバカリ・カマラから奪ったウインガーは、GKと1対1になって左足でシュート。これはコースを読んだ守護神が左膝に当て、責任を取りました。
ヴィラのチャンスは7分。GKのキックを収めたマッギンがブエンディアとパス交換し、ラインの裏を狙ったオリー・ワトキンスに素晴らしいボールをフィードしました。ケパと向き合ったストライカーは左に外し、シャツで顔を覆って悔しがっています。
17分に左サイドから仕掛けたのはジェイコブ・ラムジー。ニアにいたブエンディアは自分で打たず、脇にいたマッギンの足元に転がしました。左足のダイレクトショットは、クロスバーにヒット。ヴィラが先制したのは、この直後でした。
後方からロングフィードを入れたのは、ドゥグラス・ルイス。明らかにオリー・ワトキンスに合っておらず、チェルシーの最終ラインがカットして終わりかと思われたシーンは、ククレジャのヘッドが後方に逸れて決定機になりました。落下点に先着したオリー・ワトキンスがケパと向き合い、完璧なループシュート。頭上を越されたGKはノーチャンスでした。
直近のプレミアリーグ9試合で7発と絶好調のオリー・ワトキンスは、アウェイで5戦連続ゴール。0-1とされたチェルシーは、圧倒的にボールを支配しています。21分、ボックス左のジョアン・フェリックスがニアを狙うと、マルティネスが右手で押し出すビッグセーブ。CKからリース・ジェームズのクロスに合わせたエンソ・フェルナンデスのヘッドは、ニアに外れました。
プレミアリーグ7試合で未だノーゴールのムドリクが、余裕のなさを感じさせたのは、コヴァチッチの縦のスルーパスでラインの裏を取った32分のチャンスです。遠めから右隅を狙った中途半端なフィニッシュは、マルティネスがキャッチ。ドゥグラス・ルイスに詰められると焦ったのでしょうか。もうひとつ持つか、ニアに強いボールを蹴っていれば結果は違っていたはずです。
35分にコヴァチッチの浮き球で、チルウェルがゴール左に飛び出しますが、至近距離からの左足シュートはポストを直撃。36分のCKのクリアをエンソ・フェルナンデスがダイレクトで叩き、カイ・ハヴェルツがヒールでコースを変えると、ゴール前にいたジェイコブ・ラムジーが冷静にブロックしました。
42分、リース・ジェームズのフィードから右サイドを突破したのはロフタス=チーク。ニアでグラウンダーを受けたカイ・ハヴァルツが中に持って放った一撃は、マルティネスが左に反応してセーブしました。決定機を逃し続けたチェルシーは、0-1のままで後半のピッチに向かいます。56分の追加点までは、攻め続けていたのですが…。
ニアに入った左からのCKは、クリバリがクリア。拾ったジェイコブ・ラムジーが中央に転がすと、ボックス手前に走り込んだマッギンに迷いはありませんでした。左足のダイレクトショットは、大きく曲がって右隅へ。この日のチェルシーにとって、2点は絶望的なギャップに感じられました。
61分に左からカットインしたのはジョアン・フェリックス。カイ・ハヴェルツとワンツーをかわし、ボックス左を突破した11番のトーキックは、GKが左足でブロックしました。こぼれ球がタイロン・ミングスの肩口に当たるも、VARはハンドを取らず。63分のノニ・マドゥエケの左足ミドルは、左のポストの外を抜けていきました。
チェルシーの最大のトピックスは、エンゴロ・カンテの復帰です。57分にロフタス=チークと代わったベテランMFは、右サイドから積極的に攻撃参加し、2本のきわどいシュートを放っています。プレミアリーグは厳しい状況に追い込まれていますが、CLのレアル・マドリード戦に間に合うカムバックは、チームに勇気をもたらす朗報です。
残り20分以降のオンターゲットは、プリシッチが左サイドから放った強引な1発のみ。ノーゴールで敗れたチェルシーは、10勝8分10敗でボトム10に転落しました。ECL出場権が得られる可能性がある7位と5ポイント差。火曜日のリヴァプール戦に敗れれば、そのチャンスも遠のいてしまいます。
先発出場10試合以上が14人とビッグ6で最も多いのに、交代策が機能しないのは、ベースの戦術が浸透していないからではないでしょうか。カイ・ハヴェルツとジョアン・フェリックスの自在なプレイを周囲がフォローできていないように感じます。ポッター監督に打ち手はあるのか。リヴァプール戦の布陣と顔ぶれに注目しましょう。
3バックはリース・ジェームズ、クリバリ、ククレジャ、アウトサイドにロフタス=チークとチルウェル。ウェズレイ・フォファナがいてくれれば、リース・ジェームズをWBに起用し、より安定的な布陣で戦えたでしょう。とはいえ、中盤センターと前線はベストメンバーです。
エンソ・フェルナンデス、コヴァチッチ、ムドリク、カイ・ハヴェルツ、ジョアン・フェリックス。開始5分に決定機を迎えたのは、エミリアーノ・マルティネスの不用意なパスをインターセプトしたムドリクでした。ブバカリ・カマラから奪ったウインガーは、GKと1対1になって左足でシュート。これはコースを読んだ守護神が左膝に当て、責任を取りました。
ヴィラのチャンスは7分。GKのキックを収めたマッギンがブエンディアとパス交換し、ラインの裏を狙ったオリー・ワトキンスに素晴らしいボールをフィードしました。ケパと向き合ったストライカーは左に外し、シャツで顔を覆って悔しがっています。
17分に左サイドから仕掛けたのはジェイコブ・ラムジー。ニアにいたブエンディアは自分で打たず、脇にいたマッギンの足元に転がしました。左足のダイレクトショットは、クロスバーにヒット。ヴィラが先制したのは、この直後でした。
後方からロングフィードを入れたのは、ドゥグラス・ルイス。明らかにオリー・ワトキンスに合っておらず、チェルシーの最終ラインがカットして終わりかと思われたシーンは、ククレジャのヘッドが後方に逸れて決定機になりました。落下点に先着したオリー・ワトキンスがケパと向き合い、完璧なループシュート。頭上を越されたGKはノーチャンスでした。
直近のプレミアリーグ9試合で7発と絶好調のオリー・ワトキンスは、アウェイで5戦連続ゴール。0-1とされたチェルシーは、圧倒的にボールを支配しています。21分、ボックス左のジョアン・フェリックスがニアを狙うと、マルティネスが右手で押し出すビッグセーブ。CKからリース・ジェームズのクロスに合わせたエンソ・フェルナンデスのヘッドは、ニアに外れました。
プレミアリーグ7試合で未だノーゴールのムドリクが、余裕のなさを感じさせたのは、コヴァチッチの縦のスルーパスでラインの裏を取った32分のチャンスです。遠めから右隅を狙った中途半端なフィニッシュは、マルティネスがキャッチ。ドゥグラス・ルイスに詰められると焦ったのでしょうか。もうひとつ持つか、ニアに強いボールを蹴っていれば結果は違っていたはずです。
35分にコヴァチッチの浮き球で、チルウェルがゴール左に飛び出しますが、至近距離からの左足シュートはポストを直撃。36分のCKのクリアをエンソ・フェルナンデスがダイレクトで叩き、カイ・ハヴェルツがヒールでコースを変えると、ゴール前にいたジェイコブ・ラムジーが冷静にブロックしました。
42分、リース・ジェームズのフィードから右サイドを突破したのはロフタス=チーク。ニアでグラウンダーを受けたカイ・ハヴァルツが中に持って放った一撃は、マルティネスが左に反応してセーブしました。決定機を逃し続けたチェルシーは、0-1のままで後半のピッチに向かいます。56分の追加点までは、攻め続けていたのですが…。
ニアに入った左からのCKは、クリバリがクリア。拾ったジェイコブ・ラムジーが中央に転がすと、ボックス手前に走り込んだマッギンに迷いはありませんでした。左足のダイレクトショットは、大きく曲がって右隅へ。この日のチェルシーにとって、2点は絶望的なギャップに感じられました。
61分に左からカットインしたのはジョアン・フェリックス。カイ・ハヴェルツとワンツーをかわし、ボックス左を突破した11番のトーキックは、GKが左足でブロックしました。こぼれ球がタイロン・ミングスの肩口に当たるも、VARはハンドを取らず。63分のノニ・マドゥエケの左足ミドルは、左のポストの外を抜けていきました。
チェルシーの最大のトピックスは、エンゴロ・カンテの復帰です。57分にロフタス=チークと代わったベテランMFは、右サイドから積極的に攻撃参加し、2本のきわどいシュートを放っています。プレミアリーグは厳しい状況に追い込まれていますが、CLのレアル・マドリード戦に間に合うカムバックは、チームに勇気をもたらす朗報です。
残り20分以降のオンターゲットは、プリシッチが左サイドから放った強引な1発のみ。ノーゴールで敗れたチェルシーは、10勝8分10敗でボトム10に転落しました。ECL出場権が得られる可能性がある7位と5ポイント差。火曜日のリヴァプール戦に敗れれば、そのチャンスも遠のいてしまいます。
先発出場10試合以上が14人とビッグ6で最も多いのに、交代策が機能しないのは、ベースの戦術が浸透していないからではないでしょうか。カイ・ハヴェルツとジョアン・フェリックスの自在なプレイを周囲がフォローできていないように感じます。ポッター監督に打ち手はあるのか。リヴァプール戦の布陣と顔ぶれに注目しましょう。
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