2023.04.06 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Brentford】決勝ゴールは10番!難敵を下したマン・ユナイテッドが4位に浮上!
直近のプレミアリーグ3試合は1分2敗。5位に転落したマンチェスター・ユナイテッドは、これ以上ポイントを落とすわけにはいきません。25節の延期試合は、難敵ブレントフォード。11月以降のプレミアリーグ15試合を7勝7分1敗で駆け抜けており、オールド・トラフォードといえども簡単に勝てる相手ではなさそうです。
テン・ハフ監督は、前節のニューカッスル戦から最前線のみをチェンジしています。GKデ・ヘア、DFダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。センターにザビッツァーとマクトミネイ、2列めはアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ、トップにラシュフォード。立ち上がりのラッシュは、ゴール前に人数を揃えたアウェイチームがしのいでいます。
7分にカウンターを仕掛けたアントニーは、右サイドで孤立。10分に左から上げたブルーノの速いクロスは、中央に走り込んだダロトに届きません。自陣に引いて速攻を狙うブレントフォードは、中盤の選手が徹底的にスペースを埋めており、強引なドリブルはことごとくカットされています。18分のザビッツァーのFKは、壁にヒットして枠を越えました。
21分にサイドチェンジを受けたダロトは、ボックス右に走り込んだアントニーに斜めのパスをフィード。中央に折り返したボールがマクトミネイに通りますが、右足のボレーは浮いてしまいました。24分、ボックス右手前でキープしたアントニーが得意の角度からコントロールショットを放つも、ボールはファーポストの脇を抜けていきました。
27分、マンチェスター・ユナイテッドの先制ゴールはCKの二次攻撃でした。中央にいたアントニーがクリアを拾ってゴール前に浮かし、ザビッツァーがヘッドで右に送ると、フリーで待っていたラシュフォードが右足で叩き込みました。エースの今季プレミアリーグ15発めは、チームにとって4試合ぶりのゴールです。
37分、足を痛めたルーク・ショーが下がり、マラシアが左サイドへ。直後、ラシュフォードが左から上げたクロスを叩いたアントニーのボレーは、左に逸れていきました。相手に詰められる前に積極的に打っている21番は、ことごとく枠を外しています。ブルーノ、アントニー、ラシュフォードとつながった44分のカウンターは、左からの10番のシュートをラヤが懐に収めています。
ハーフタイムのポゼッションは73%対27%、シュート数は13対1。一方的に押し込まれていたアウェイチームは、後半の頭から攻めに転じています。49分、デ・ヘアのキックに飛び込んだのはイヴァン・トニー。背中に当たったボールが右に外れた瞬間、オールド・トラフォードは安堵のどよめきに包まれました。
53分に左から強引に仕掛けたラシュフォードは、ヤンソンが必死のチェックでカット。58分、ラシュフォードと絡んだザビッツァーがミドルを放つと、ラヤが右に飛んでキャッチしました。66分、ロングスローからの競り合いから、こぼれ球に反応したバプティストのシュートは、マクトミネイが足元に飛び込んでCKです。
ブレントフォードが決定機をつかんだのは68分。デ・ヘアのキックをはね返し、イヴァン・トニーがヒールで前線に送ると、シャーデがワンタッチでヴァランを抜き去りました。1対1になったデ・ヘアは動かず、冷静にシュートをブロック。追加点がほしいテン・ハフ監督は、71分にザビッツァーとサンチョを下げてフレッジとマルシアルを投入しました。
78分、マラシアのサイドチェンジを受けたアントニーのミドルはミスキック。80分のカウンターは、左から上がったラシュフォードの落としを受けたフレッジが浮かしてしまいました。とにかく負けないブレントフォードに対して、1-0は危険なスコアです。86分、アントニーに代わってリンデロフ。追加タイムは4分です。
92分のイヴァン・トニーのループシュートは、デ・ヘアが余裕をもって見送りました。最終ラインを5枚にしたマンチェスター・ユナイテッドが逃げ切り、1試合消化が多いトッテナムに3ポイント差の4位に浮上。決勝ゴールの10番、低いポジションでゲームをコントロールした8番、イヴァン・トニーを自由にさせなかった6番、シャーデを止めた守護神に拍手を送りたいと思います。
FAカップとELで勝ち進んでいるクラブの最大の敵は、タイトなスケジュールです。4月に10試合、5月は最大8試合。次節のエヴァートン戦を何とか勝ち切れれば、カゼミーロが戻ってきます。プレミアリーグで4位に入り、トロフィーを2つ足せれば、素晴らしいシーズンだったといえるでしょう。いやー、勝ててよかった。やっぱり難しかったですね、ブレントフォード…!
テン・ハフ監督は、前節のニューカッスル戦から最前線のみをチェンジしています。GKデ・ヘア、DFダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。センターにザビッツァーとマクトミネイ、2列めはアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ、トップにラシュフォード。立ち上がりのラッシュは、ゴール前に人数を揃えたアウェイチームがしのいでいます。
7分にカウンターを仕掛けたアントニーは、右サイドで孤立。10分に左から上げたブルーノの速いクロスは、中央に走り込んだダロトに届きません。自陣に引いて速攻を狙うブレントフォードは、中盤の選手が徹底的にスペースを埋めており、強引なドリブルはことごとくカットされています。18分のザビッツァーのFKは、壁にヒットして枠を越えました。
21分にサイドチェンジを受けたダロトは、ボックス右に走り込んだアントニーに斜めのパスをフィード。中央に折り返したボールがマクトミネイに通りますが、右足のボレーは浮いてしまいました。24分、ボックス右手前でキープしたアントニーが得意の角度からコントロールショットを放つも、ボールはファーポストの脇を抜けていきました。
27分、マンチェスター・ユナイテッドの先制ゴールはCKの二次攻撃でした。中央にいたアントニーがクリアを拾ってゴール前に浮かし、ザビッツァーがヘッドで右に送ると、フリーで待っていたラシュフォードが右足で叩き込みました。エースの今季プレミアリーグ15発めは、チームにとって4試合ぶりのゴールです。
37分、足を痛めたルーク・ショーが下がり、マラシアが左サイドへ。直後、ラシュフォードが左から上げたクロスを叩いたアントニーのボレーは、左に逸れていきました。相手に詰められる前に積極的に打っている21番は、ことごとく枠を外しています。ブルーノ、アントニー、ラシュフォードとつながった44分のカウンターは、左からの10番のシュートをラヤが懐に収めています。
ハーフタイムのポゼッションは73%対27%、シュート数は13対1。一方的に押し込まれていたアウェイチームは、後半の頭から攻めに転じています。49分、デ・ヘアのキックに飛び込んだのはイヴァン・トニー。背中に当たったボールが右に外れた瞬間、オールド・トラフォードは安堵のどよめきに包まれました。
53分に左から強引に仕掛けたラシュフォードは、ヤンソンが必死のチェックでカット。58分、ラシュフォードと絡んだザビッツァーがミドルを放つと、ラヤが右に飛んでキャッチしました。66分、ロングスローからの競り合いから、こぼれ球に反応したバプティストのシュートは、マクトミネイが足元に飛び込んでCKです。
ブレントフォードが決定機をつかんだのは68分。デ・ヘアのキックをはね返し、イヴァン・トニーがヒールで前線に送ると、シャーデがワンタッチでヴァランを抜き去りました。1対1になったデ・ヘアは動かず、冷静にシュートをブロック。追加点がほしいテン・ハフ監督は、71分にザビッツァーとサンチョを下げてフレッジとマルシアルを投入しました。
78分、マラシアのサイドチェンジを受けたアントニーのミドルはミスキック。80分のカウンターは、左から上がったラシュフォードの落としを受けたフレッジが浮かしてしまいました。とにかく負けないブレントフォードに対して、1-0は危険なスコアです。86分、アントニーに代わってリンデロフ。追加タイムは4分です。
92分のイヴァン・トニーのループシュートは、デ・ヘアが余裕をもって見送りました。最終ラインを5枚にしたマンチェスター・ユナイテッドが逃げ切り、1試合消化が多いトッテナムに3ポイント差の4位に浮上。決勝ゴールの10番、低いポジションでゲームをコントロールした8番、イヴァン・トニーを自由にさせなかった6番、シャーデを止めた守護神に拍手を送りたいと思います。
FAカップとELで勝ち進んでいるクラブの最大の敵は、タイトなスケジュールです。4月に10試合、5月は最大8試合。次節のエヴァートン戦を何とか勝ち切れれば、カゼミーロが戻ってきます。プレミアリーグで4位に入り、トロフィーを2つ足せれば、素晴らしいシーズンだったといえるでしょう。いやー、勝ててよかった。やっぱり難しかったですね、ブレントフォード…!
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