パリ痛恨!ミスを許さなかったマンチェスター・シティが2-2でホームへ!
7分、パリのカウンター。左から上がったカバーニが最終ラインの裏でフリーになり、中央のマチュイディにスルーパス。ジョー・ハートとの1対1となるかと思われたチャンスは、マンガラが体をぶつけて防ぎました。直後にディ・マリアが左から突破して放ったシュートは、力が入りすぎて右にアウト。最初のターニングポイントは12分でした。右サイドからディ・マリアが入れたFK。カバーニが浮かしたボールを競ったジョー・ハートのパンチが飛ばず、ディ・マリアが2度めに入れたクロスがこぼれると、サニャがダヴィド・ルイスを引っかけてしまいPK。プレミアリーグ参入が噂されるイヴラヒモヴィッチは外さないだろうと思いきや、置きにいったような左へのシュートをジョー・ハートが見事にセーブし、マン・シティは命拾いします。
クリシーのスローインからデブライネが左サイドを駆け上がった久しぶりのアタックは、グラウンダーをクリアされて終わり。マンチェスター・シティは思うように攻められません。自陣でのパスカットから始まった20分の速攻は、ヘスス・ナバスのアーリークロスにダヴィド・シルヴァが飛び込むも、ヘディングは左にアウト。24分、オタメンディが上がったスペースを突かれて縦パス1本でイヴラヒモヴィッチに抜け出されたピンチは、ジョー・ハートがいいポジションを取ってプレッシャーをかけ、フリーだったパリのエースのシュートミスを誘いました。バーの上に消えたシュートの弾道を追うイヴラヒモヴィッチの表情には、後悔の色が浮かんでいます。
相変わらずボールを支配するのはリーグアン王者。33分、イヴラヒモヴィッチのFKは壁に当たりアウト。マン・シティのポゼッションが4割を切るゲームなど、プレミアリーグでは観られませんが、彼らに引いてカウンターという意志があるわけではないでしょう。35分、ディ・マリアのFKは、またも壁がブロックします。最初のゴールは、39分のカウンターでした。ハーフライン付近でマチュイディのミスパスをフェルナンドがつつくと、フェルナンジーニョがドリブルで持ち込み右にラストパス。走り込んだデブライネは、千載一遇の決定機を逃しませんでした。GKトラップの足元を抜いた強烈な右足シュートは、貴重なアウェイゴール!しかしその直後、せっかくのリードを無にする大きなミスが出てイーブンとなります。ジョー・ハートがすぐ前にいたフェルナンドに渡したボールを、焦った6番は左に出そうとしてイヴラヒモヴィッチにカットされてしまい、ボールはそのままゴールへ。これはもったいない。アウェイチームに傾きかけた流れは、もう一度パリに戻るでしょう。前半は1-1。スコアは悪くありませんが、獲られ方が痛恨でした。
50分、マクスウェルの速いクロスをカバーニがヘッド。後半も、押しているのはパリです。52分には危険なディ・マリアの縦パスがカバーニに通り、右からふわりと浮かしたクロスはファーにいたイヴラヒモヴィッチの頭へ。サニャが必死に体を寄せてシュートは左に逸れましたが、ボールは3番の手に触れたようにも見え、ヒヤリとするシーンでした。55分、ダヴィド・シルヴァが左からドリブルで斬り込んだチャンスは、右足の弱いフィニッシュをGKがキャッチ。優勢だったパリは、ついに58分、勝ち越しゴールを決めました。
左からのCKはディ・マリア。ニアにいたカバーニのヘディングシュートはジョー・ハートがセーブしますが、落ちたボールにラビオが追いついたとき、ゴールは無人でした。63分、またしてもパリに大チャンス。右サイドからのディ・マリアのロングクロスは、右足でも正確でした。ファーのイヴラヒモヴィッチが今度はサニャに完勝し、ヘッドで右隅を狙うとポスト直撃!リバウンドをフリーで叩いたカバーニのボレーは叩きつけ過ぎ、バーを越えてしまいました。
72分、今度はパリにミスが出ます。サニャのグラウンダーをオーリエがクリアできず、こぼれ球はフェルナンジーニョへ。右足のシュートはチアゴ・シウヴァに当たり、ゴールに転がります。ペジェグリーニ監督は、75分にデブライネをデルフ。復帰間もない選手に無理はさせたくないということでしょうか。ラビオとオーリエを下げ、ルーカス・モウラとファン・デル・ウィールを投入したブラン監督のチームには焦りが生まれ、3度めの歓喜は訪れませんでした。2-2、ドロー決着。マンチェスター・シティは、次戦を1失点以内に抑え、負けなければベスト4進出です。
エースが2つも決定機を外し、ミスで2失点とパリにとっては最悪のゲーム。アウェイゴールを奪ってのドロー、セカンドレグはマチュイディが出場停止とマンチェスター・シティが有利な状況でホームゲームを迎えます。相手のミスに乗じて決め切ったデブライネとフェルナンジーニョは素晴らしかったのですが、危険なエリアでボールを奪われるシーンが多かった後ろの選手が集中力を取り戻せなければ、強力なプレスと精度が高い縦パスがあるパリに2~3発やられてもおかしくありません。守り切れるチームではないだけに、シティ・オブ・マンチェスターでは先にゴールを奪うことが重要でしょう。いよいよベスト4が視界に入ってきました。次戦は4月12日。ホームではぜひ、アグエロに決めてもらいましょう。楽しみです!
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シティは誰か出場停止はいますか
たしかダビドルイスも出場停止だったような
ミスの多い試合でした
どっちが勝ち上がっても次で負けそうですね
シティにとってこの結果は悪くないでしょう
パリのミスやラッキーに助けられたとはいえ、アウェイ2ゴール引き分けは御の字ですね!プレミア唯一のCLチームは、是非ともサイドからの崩しで次戦先制ゴールを期待します。
それにしてもデブライネ、間に合って良かったです。ハードもミスはあったものの頑張ってました。あとはアグエロの爆発ですね!ホームゲーム、サイドバックを守備的セット、攻撃的セット、どっちを選択するのかも楽しみです!是非ともエティハドでベスト4決めて欲しいですね。
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更新ご苦労様です。
プレミアファンにも関わらず、ついついヴォルフスブルクvsレアル戦を観てしまいました、、、。結果しか知りませんが、シティやりましたね。しかもアウェイゴール奪ってのドローはベスト4が見えてきましたね。やはり、デブライネがいると大分攻撃において違いが出てくるんでしょうね。PSGもここで終わるチームではないでしょうから、エティハドでのゲーム面白くなりそうですね。
シティがボールを支配されるとは、パリおそるべし。
シティふぁんさん>
マン・シティはセーフじゃないですか。ダヴィド・ルイスはアウトですね。ヴォルフスブルクと当たれればいいですね。
ヤンガナ大好きさん>
守備的な布陣をとってもあまりいいことがないチームですので、ひたすら攻めるという方針でいいのではないでしょうか。
Mackiさん>
デブライネの存在は大きいです。次戦うまく戦えれば、ファイナルにいけるかもしれません。
ジダネスさん>
恐るべしです。ディ・マリアとマチュイディが素晴らしいです。