2023.05.13 チームの話題(全体・他クラブ)
マン・シティは日程変更、ガナーズはキーマン負傷…優勝を争う2チームはトラブルを乗り越えられるのか?
「アーセナルはプレミアリーグ2022-23シーズンを制することができるのか」。この問いを受けたグーナーの大半が、「諦めてはいない」「希望を抱き続ける」というのではないでしょうか。
しかし、その心のうちに踏み込んでみれば。「直接対決で敗れたときに白旗を掲げた」というクールな層と、「マン・シティが落ちてくる可能性はある」という情熱派に分かれるのではないかと思います。私はグーナーではありませんが、後者です。残り試合を見ると、最強ペップといえども、つまずく要素はあると思っています。
アーセナルのラスト3戦は、ブライトン、ノッティンガム・フォレスト、ウルヴス。唯一のアウェイは、後半戦でクリーンシートがひとつしかないノッティンガム・フォレストです。対してマン・シティは、エヴァートン、チェルシー、ブライトン、ブレントフォード。ブルーズ以外はすべてアウェイです。
以前の記事で、「リーズ戦とエヴァートン戦のどちらかでペップがポイントをロストしたら、アーセナルにチャンスが生まれる」と書いたことがあります。最後の2試合はやっかいなブライトンとブレントフォード。前者はリヴァプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを叩いており、後者はエティハドでマン・シティに勝っています。
プレミアリーグの後半戦で13勝1分1敗のチームが、最後に連敗はさすがになさそうですが、ひとつ落とすだけなら充分ありえるでしょう。アーセナルがブライトンに勝ち、降格を回避したいエヴァートンがアップセットをやってのければ、予断を許さない展開といえる状況になります。
そんななかで、両チームともに怪しいアクシデントが発生したと報じられています。トレブルをめざすチームは、ありがたくない日程変更。2位に落ちたチームは、キーマンのシーズンアウトです。土曜日開催のエヴァートン戦が日曜日になったという知らせを受けたペップは、怒りを抑えてこんなコメントを残しています。
「理解できない。でも、もうそのために戦いたくない。適応しないとね。スケジュールについて、誰とも戦わない。UEFAとも、プレミアリーグとも。プレミアリーグはチームを助けたいのであって、不快にさせたいわけではないと信じている。とはいえ、大会も試合も多すぎるこのスケジュールは問題だろう」
「リヴァプールではユーロヴィジョンやら何やらがあり、土曜日はプレイできない。警察は人員が足りず、2つの大事なイベントを同時にハンドリングできない。どうすればいい?土曜日にプレイしたい。(レアル・マドリード戦に向けて)より多くの準備ができるからね。間違いなく」
グディソン・パークのゲームが日曜日になったのは、ユーロヴィジョン・ソング・コンテストがリヴァプールで開催される土曜日は、警備の体制を構築できないないからです。レアル・マドリードとのCL準決勝セカンドレグは水曜日。中2日で決戦となったマン・シティは、17位とのバトルの疲労を持ち込むわけにはいきません。
一方、エミレーツにブライトンを迎えるアーセナルは、冨安健洋に続いてサリバ、ジンチェンコも今シーズンを終えてしまいました。最終ラインはおそらく、ベン・ホワイト、キヴィオル、ガブリエウ、ティアニー。縦の突破力を武器とするティアニーに偽SBをまかせるより、4-2-3-1のほうが戦いやすいのではないでしょうか。
アーセナルは、負けたら終わり。ぺップは、勝てばほぼ決まり。ポッター時代にマン・シティに完敗だったチェルシーは、エティハドで強者を叩けるほどのモチベーションを持ち合わせていないと見ます。2月にガナーズの無敗記録を13で止めたエヴァートンは、優勝争いをおもしろくすることができるでしょうか。プレミアリーグ残留をめざすチームの戦いぶりに注目しましょう。
しかし、その心のうちに踏み込んでみれば。「直接対決で敗れたときに白旗を掲げた」というクールな層と、「マン・シティが落ちてくる可能性はある」という情熱派に分かれるのではないかと思います。私はグーナーではありませんが、後者です。残り試合を見ると、最強ペップといえども、つまずく要素はあると思っています。
アーセナルのラスト3戦は、ブライトン、ノッティンガム・フォレスト、ウルヴス。唯一のアウェイは、後半戦でクリーンシートがひとつしかないノッティンガム・フォレストです。対してマン・シティは、エヴァートン、チェルシー、ブライトン、ブレントフォード。ブルーズ以外はすべてアウェイです。
以前の記事で、「リーズ戦とエヴァートン戦のどちらかでペップがポイントをロストしたら、アーセナルにチャンスが生まれる」と書いたことがあります。最後の2試合はやっかいなブライトンとブレントフォード。前者はリヴァプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを叩いており、後者はエティハドでマン・シティに勝っています。
プレミアリーグの後半戦で13勝1分1敗のチームが、最後に連敗はさすがになさそうですが、ひとつ落とすだけなら充分ありえるでしょう。アーセナルがブライトンに勝ち、降格を回避したいエヴァートンがアップセットをやってのければ、予断を許さない展開といえる状況になります。
そんななかで、両チームともに怪しいアクシデントが発生したと報じられています。トレブルをめざすチームは、ありがたくない日程変更。2位に落ちたチームは、キーマンのシーズンアウトです。土曜日開催のエヴァートン戦が日曜日になったという知らせを受けたペップは、怒りを抑えてこんなコメントを残しています。
「理解できない。でも、もうそのために戦いたくない。適応しないとね。スケジュールについて、誰とも戦わない。UEFAとも、プレミアリーグとも。プレミアリーグはチームを助けたいのであって、不快にさせたいわけではないと信じている。とはいえ、大会も試合も多すぎるこのスケジュールは問題だろう」
「リヴァプールではユーロヴィジョンやら何やらがあり、土曜日はプレイできない。警察は人員が足りず、2つの大事なイベントを同時にハンドリングできない。どうすればいい?土曜日にプレイしたい。(レアル・マドリード戦に向けて)より多くの準備ができるからね。間違いなく」
グディソン・パークのゲームが日曜日になったのは、ユーロヴィジョン・ソング・コンテストがリヴァプールで開催される土曜日は、警備の体制を構築できないないからです。レアル・マドリードとのCL準決勝セカンドレグは水曜日。中2日で決戦となったマン・シティは、17位とのバトルの疲労を持ち込むわけにはいきません。
一方、エミレーツにブライトンを迎えるアーセナルは、冨安健洋に続いてサリバ、ジンチェンコも今シーズンを終えてしまいました。最終ラインはおそらく、ベン・ホワイト、キヴィオル、ガブリエウ、ティアニー。縦の突破力を武器とするティアニーに偽SBをまかせるより、4-2-3-1のほうが戦いやすいのではないでしょうか。
アーセナルは、負けたら終わり。ぺップは、勝てばほぼ決まり。ポッター時代にマン・シティに完敗だったチェルシーは、エティハドで強者を叩けるほどのモチベーションを持ち合わせていないと見ます。2月にガナーズの無敗記録を13で止めたエヴァートンは、優勝争いをおもしろくすることができるでしょうか。プレミアリーグ残留をめざすチームの戦いぶりに注目しましょう。
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