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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マン・シティ入団決定!マテオ・コヴァチッチは最強チームのオーダーに応えられるのか?

「すべてのフットボール選手にとって、このチームに加わるのは夢のようなことだ。ペップのマネジメントの下で、もっといい選手になれると思う。数週間休んでからマンチェスターに戻り、新シーズンに備えたい。クラブがトップに君臨し、より多くのトロフィーを獲得する手助けをしたい」

「フットボールの世界では常に、昨日は昨日。今日と明日に目を向ける必要がある。これまでのクラブで素晴らしい日々を過ごしてきたけど、今は新しいページを開いて勝ちにいく時だ。シティはパーフェクトなクラブ。勝利を積み上げてきた。毎年、勝ち続けられるようにベストを尽くしたい。フットボールにおいて最も重要なことは、トロフィーを集めることだから」

イルカイ・ギュンドアンが着けていた8番を引き継いだというニュースに、覚悟と気概を感じました。欧州王者マンチェスター・シティへの移籍が正式に発表されたマテオ・コヴァチッチのお話です。チェルシーが受け取る移籍金は2500万ポンド(約46億円)。4年契約を結んだ29歳のMFの活躍に応じて、最大500万ポンドのアドオンがあります。

チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップを制したクラブの最初のサイン。選手にとっては、最も難しいチャレンジです。ディフェンディングチャンピオンがタイトルを逃せば、印象的なゴールの記憶を残したギュンドアンを懐かしむ声が挙がり、ニューフェイスは粗探しのターゲットになってしまうかもしれません。

マンチェスターで7年を過ごしたギュンドアンは、プレミアリーグ188試合44ゴール16アシスト。チェルシーで5シーズンのコヴァチッチは144試合4ゴール13アシストで、得点力は前任者に劣ります。後方から的確なパスを左右に散らしてきたクロアチア代表は、今までより前に出てゴールに絡むシーンを増やせるでしょうか。

入団が決まった後の「ペップのマネジメントによって、もっといい選手になれる」というコメントは、攻撃的なスタイルにシフトチェンジするという宣言なのかもしれません。安定感のあるセントラルMFとして、ロドリの二番手をカルヴァン・フィリップスと争う日々を過ごすのは避けたいでしょう。

マンチェスター・シティは、デクラン・ライスに対する総額9000万ポンドのオファーを拒否されたばかり。ギュンドアンをコヴァチッチにスイッチすればOKと考えていないのは明らかです。貪欲なクラブは、コヴァチッチに対して、リーグ屈指のMFが揃うスカッドで自らの居場所を確保せよとオーダーしています。

ロンドンで獲得したタイトルは、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ。最強チームの一員となったベテランは、自らのプロフィールにいくつのトロフィーを加えるのでしょうか。「新しい8番は初年度だけで、ブルーズ時代の公式戦トータル6ゴールを超える」に10万円…いや、1万円をベットします!


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“マン・シティ入団決定!マテオ・コヴァチッチは最強チームのオーダーに応えられるのか?” への1件のコメント

  1. ジダネス より:

    ギュンドアンはシティに来てこんなに上手かったのかとびっくりしましたが
    コバチッチにも似たようなことが起きるのかギュンドアンのポテンシャルが凄かったのか、楽しみです

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