2023.10.24 アーセナルの話題
「左サイドにトミヤスを!」…グーナーの意見が分かれる3つのポジションは、誰がベスト?
グーナーのみなさん、アーセナルのベストメンバーを書き出してほしいといわれたら、どんな布陣にしますか?エンケティアやトロサールも捨てがたいのですが、おそらく前線はサカ、ジェズス、マルティネッリの3枚が一番人気。ウーデゴーア、デクラン・ライス、ウィリアム・サリバも外せないでしょう。
右サイドのベン・ホワイトと、サリバの相棒のガブリエウも大半に支持されるはずです。意見が分かれそうなのは、ラヤとラムズデールが争うGK、ライスの起用法次第で適任が変わるMF、ジンチェンコがファーストチョイスだった左SBでしょう。昨日の「フットボールロンドン」は、3つのポジションをすべて話題にしています。
なかでも最もグーナーの声が多いのは、「左サイドにトミヤス」です。チェルシー戦では、スターリングに振り回されたジンチェンコが大きなリスクになっていました。ハーフタイムに冨安健洋を投入したアルテタ監督に、迷いはなかったでしょう。両者のスタッツを比べると、ウクライナ代表が上回っているのは、パスの数とファイナルサードへのフィード4本ぐらいです。
ロンドンダービーの選手たちを採点した「イブニングスタンダード」のサイモン・コーリング記者は、途中出場のDFという地味な存在に「7」。スターリングにうまく対応しつつ、マルティネッリと連携したと評し、「後半のアーセナルのベストプレーヤー」と称えています。「フットボールロンドン」のカヤ・ケイナック記者は、さらに上をいくトップクラスの評価です。
「悲惨な午後を過ごした」「スターリングに対する苦戦を補うプレイはなかった」としたジンチェンコに「4」を付ける一方で、「チェルシーの右サイドのサプライラインをマメな1対1のディフェンスでダウンさせた。セットピースからの空中戦も脅威だった」という冨安は「7」。デクラン・ライスと並ぶチーム最高スコアには、「いいんすか?」とツッコミを入れたくなります。
現地メディアのマッチレポートと採点を見ていると、昨季とは評価のされ方が大きく変わっているのに気づきます。これまでは「攻撃はジンチェンコ、守備は冨安」というイメージがありましたが、高いスコアを付けた記者たちは、偽SBとしての中盤のサポートとアグレッシブなアタックに着目しています。
チェルシー戦では、ジンチェンコのパス成功率は87%で、シュートゼロ。95%を通した冨安は、CKとFKから2本を記録しています。攻撃面での貢献度が高まれば、ジンチェンコのアドバンテージがなくなります。SNSにおける「セヴィージャ戦は冨安を先発させるべき」という声は、守備を強化しろという主張ではなさそうです。
日本代表をほめちぎった「フットボールロンドン」は、ダヴィド・ラヤのポジションが危うくなったことに加え、ファビオ・ヴィエイラをメンバーから外した理由を追及しています。フィニッシュに絡むシーンが少ないカイ・ハヴェルツより、序盤戦で2アシストのファビオ・ヴィエイラを起用すべきという意見は理解するものの、消える時間帯があるのが気になります。
的確なフィードとクロスへの対応でライバルを上回るラヤへの信頼は変わらないとしても、得意なプレイで2つミスをした後は、ラムズデールにチャンスを与えたほうがいいでしょう。ジャカの役割はデクラン・ライスに託し、アンカーに昨季のレギュラーを復帰させたほうが、ウーデゴーアがラクになるのではないでしょうか。今、考える私のベストはこんな布陣です。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安健洋。MFウーデゴーア、トーマス、デクラン・ライス、FWサカ、ジェズス、マルティネッリ。いかがでしょうか?
右サイドのベン・ホワイトと、サリバの相棒のガブリエウも大半に支持されるはずです。意見が分かれそうなのは、ラヤとラムズデールが争うGK、ライスの起用法次第で適任が変わるMF、ジンチェンコがファーストチョイスだった左SBでしょう。昨日の「フットボールロンドン」は、3つのポジションをすべて話題にしています。
なかでも最もグーナーの声が多いのは、「左サイドにトミヤス」です。チェルシー戦では、スターリングに振り回されたジンチェンコが大きなリスクになっていました。ハーフタイムに冨安健洋を投入したアルテタ監督に、迷いはなかったでしょう。両者のスタッツを比べると、ウクライナ代表が上回っているのは、パスの数とファイナルサードへのフィード4本ぐらいです。
ロンドンダービーの選手たちを採点した「イブニングスタンダード」のサイモン・コーリング記者は、途中出場のDFという地味な存在に「7」。スターリングにうまく対応しつつ、マルティネッリと連携したと評し、「後半のアーセナルのベストプレーヤー」と称えています。「フットボールロンドン」のカヤ・ケイナック記者は、さらに上をいくトップクラスの評価です。
「悲惨な午後を過ごした」「スターリングに対する苦戦を補うプレイはなかった」としたジンチェンコに「4」を付ける一方で、「チェルシーの右サイドのサプライラインをマメな1対1のディフェンスでダウンさせた。セットピースからの空中戦も脅威だった」という冨安は「7」。デクラン・ライスと並ぶチーム最高スコアには、「いいんすか?」とツッコミを入れたくなります。
現地メディアのマッチレポートと採点を見ていると、昨季とは評価のされ方が大きく変わっているのに気づきます。これまでは「攻撃はジンチェンコ、守備は冨安」というイメージがありましたが、高いスコアを付けた記者たちは、偽SBとしての中盤のサポートとアグレッシブなアタックに着目しています。
チェルシー戦では、ジンチェンコのパス成功率は87%で、シュートゼロ。95%を通した冨安は、CKとFKから2本を記録しています。攻撃面での貢献度が高まれば、ジンチェンコのアドバンテージがなくなります。SNSにおける「セヴィージャ戦は冨安を先発させるべき」という声は、守備を強化しろという主張ではなさそうです。
日本代表をほめちぎった「フットボールロンドン」は、ダヴィド・ラヤのポジションが危うくなったことに加え、ファビオ・ヴィエイラをメンバーから外した理由を追及しています。フィニッシュに絡むシーンが少ないカイ・ハヴェルツより、序盤戦で2アシストのファビオ・ヴィエイラを起用すべきという意見は理解するものの、消える時間帯があるのが気になります。
的確なフィードとクロスへの対応でライバルを上回るラヤへの信頼は変わらないとしても、得意なプレイで2つミスをした後は、ラムズデールにチャンスを与えたほうがいいでしょう。ジャカの役割はデクラン・ライスに託し、アンカーに昨季のレギュラーを復帰させたほうが、ウーデゴーアがラクになるのではないでしょうか。今、考える私のベストはこんな布陣です。
GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安健洋。MFウーデゴーア、トーマス、デクラン・ライス、FWサカ、ジェズス、マルティネッリ。いかがでしょうか?
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パーティからのIHライスは、布陣としては現在ベストだと思います。流石にここまで言われて、「ライスもらいに来すぎ」は今回改善されると思いたいですが、果たして。。。