2023.12.10 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Crystal Palace×Liverpool】サラー&エリオットで逆転!リヴァプールは9戦連続無敗で首位奪取!
フラムとシェフィールド・ユナイテッドに連勝し、マンチェスター・シティに4ポイント差をつけたリヴァプール。土曜日ののランチタイムキックオフは、セルハースト・パークのプレミアリーグで3連敗中のクリスタル・パレスとの一戦です。アーセナルとアストン・ヴィラが激突する今節は、首位に浮上するチャンスです。
マック・アリスターが膝を痛めて欠場しており、遠藤航は2試合連続の先発となっています。GKアリソン、DFアーノルド、クアンサー、ファン・ダイク、ツィミカス、MF遠藤航、ショボスライ、フラーフェンベルフ、FWサラー、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス。キックオフから攻めていたレッズのオープニングシュートは、2分にツィミカスが放ったミドルです。
ロイ・ホジソン監督とサポーターの関係が悪化していると報じられたクリスタル・パレスですが、エゼ、オリース、シェイク・ドゥクレ、タイリック・ミッチェルが続々とリタイアとなっては、4戦連続勝利なしもやむをえません。CKをクリアしたレッズのカウンターは12分。ドリブルで突破を図り、右に出たサラーのクロスはサム・ジョンストンがキャッチしています。
15分のアーノルドのアーリークロスは、ニアのグエイの足に当たって跳ね上がり、ダルウィン・ヌニェスに密着していたウォードが必死にクリア。ビルドアップからうまくつなげないシーンが目立つアウェイチームは、ファン・ダイクやアリソンからの長いボールが増えています。クリスタル・パレスが決定機をつかんだのは27分。右から仕掛けたのはジョルダン・アイェウです。
高速のアーリークロスがファーに抜けると、レルマのスライディングシュートはアリソンが右に手を伸ばしてビッグセーブ。1分後、遠藤航が自陣でウィル・ヒューズに奪われ、ラストパスを追ったオドソンヌ・エドゥアールがファン・ダイクに倒されますが、オンフィールドレビューによってPKは取り消しとなりました。
攻め始めていたクリスタル・パレスをアクシデントが襲ったのは35分。足を痛めて座り込んだオドソンヌ・エドゥアールは、ピッチの外で治療を施されています。追加タイム1分、ボックス右からアーノルドが折り返すと、サラーのダイレクトショットはクリス・リチャーズがブロック。こぼれ球を叩いたショボスライも、ウィル・ヒューズに触られてCKです。
前半のポゼッションが76%だったリヴァプールは、シュート6本でオンターゲットゼロ。一瞬、判断が遅れるシーンがあり、ホームチームの激しいチェックに苦しんでいた遠藤航は、ハーフタイムで下がり、後半からジョー・ゴメス。オドソンヌ・エドゥアールはやはり厳しいようで、マテタが前線に入っています。
セカンドハーフが始まって間もない49分、左からカットインしたルイス・ディアスのシュートにダルウィン・ヌニェスが頭で触るも、右にアウト。ナサニエル・クラインがドリブルで上がった52分のカウンターは、レルマのクロスをアーノルドがカットしています。ピッチサイドで出番を待っているのは、コーディー・ガクポとコナテです。
主審のアンディ・マドレーがゲームを止めたのは56分。クアンサーと絡んだマテタが倒れたシーンを、オンフィールドレビューでチェックするようです。ジャッジはPK、マテタがど真ん中に決めて1-0。ここでベンチに下がったのは、フラーフェンベルフとクアンサーです。61分のシュラップのミドルは、アリソンが正面でキャッチしました。
セルハースト・パークのチャントは、わがチームがリードしてからボリュームが上がっています。アンカーに入ったアーノルドは、効果的なボールを出せず。リヴァプールは、残り20分を切ってもオンターゲットがありません。アーノルドが、ボックス左にFKを上げたのは71分。ダルウィン・ヌニェスのボレーは枠にいきませんでした。
クロップ監督の最後のカードは74分。ダルウィン・ヌニェスとショボスライに代えて、エリオットとカーティス・ジョーンズです。この直後、ジョルダン・アイェウに2枚めのイエロー。ホジソン監督は小さく首を振っています。1分後、ジョー・ゴメスの斜めのパスでガクポがボックス右に入ると、クロスをトラップしたオリースからカーティス・ジョーンズが奪いました。
すかさず詰めたウォードは間に合わず、17番のパスが脇にいたサラーへ。左足のシュートはナサニエル・クラインに当たり、左隅に吸い込まれました。今季プレミアリーグで開幕から16戦連続ゴールのアウェイチームは、10人のチームに1-1で満足するわけがありません。足を痛めたサム・ジョンストンはプレー続行不可能で、87分にゴールマウスに入ったのはラミ・マシューズです。
プレミアリーグデビューのGKが88分のジョー・ゴメスのクロスを弾くと、詰めたエリオットのシュートは右にアウト。サラーのパスを受けたエリオットが右からカットインし、ニアに叩き込んだのは、追加タイムが10分と表示されたタイミングでした。このまま終われば、今季プレミアリーグで5度めの逆転勝利です。
オリースが右からFKを蹴ったのは100分。ファーに走り込んでヘディングで叩きつけたアンデルセンは、右に弾き出したアリソンのビッグセーブを見て悔しがっています。右サイドを攻略したリヴァプールが、オンターゲット2本で3ポイントをゲット。勝因のひとつは、アリソンの超絶ビッグセーブ2発でしょう。
ガクポとジョー・ゴメスが右サイドを攻め立て、カーティス・ジョーンズは1アシスト、エリオットは決勝ゴール。クロップ監督の交代策は、カードを切る順番も崩しのアイデアも的確でした。1ゴール1アシストのモー・サラーは、今季プレミアリーグ16試合11ゴール7アシストと絶好調。後半からアンカーをまかされたアーノルドも、チャンスクリエイト6回と勝利に貢献しています。
前半は低調だったものの、最後に帳尻を合わせたレッズは、暫定首位でアストン・ヴィラVSアーセナルの結果を待ちます。アルテタ監督のチームが勝っても、18節のアンフィールドで叩けば、首位で年明けを迎えられそうです。いや、まずい。次節のマンチェスター・ユナイテッド戦を3ポイントでカウントしてしまいました。
今、始まったばかりのオールド・トラフォードのボーンマス戦で、あっさりソランケに決められたチームが、昨季プレミアリーグで7-0惨敗のピッチで勝てるとは思えないのですが…。今日のクリスタル・パレスを見習って、手数をかけない速攻に活路を見出すしかありません。楽しみというより、怖ろしい一戦。何とか勝って…いやいや、その前にボーンマスに追いついてください!(ハーヴェイ・エリオット 写真著作者/Steffen Prößdorf)
マック・アリスターが膝を痛めて欠場しており、遠藤航は2試合連続の先発となっています。GKアリソン、DFアーノルド、クアンサー、ファン・ダイク、ツィミカス、MF遠藤航、ショボスライ、フラーフェンベルフ、FWサラー、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス。キックオフから攻めていたレッズのオープニングシュートは、2分にツィミカスが放ったミドルです。
ロイ・ホジソン監督とサポーターの関係が悪化していると報じられたクリスタル・パレスですが、エゼ、オリース、シェイク・ドゥクレ、タイリック・ミッチェルが続々とリタイアとなっては、4戦連続勝利なしもやむをえません。CKをクリアしたレッズのカウンターは12分。ドリブルで突破を図り、右に出たサラーのクロスはサム・ジョンストンがキャッチしています。
15分のアーノルドのアーリークロスは、ニアのグエイの足に当たって跳ね上がり、ダルウィン・ヌニェスに密着していたウォードが必死にクリア。ビルドアップからうまくつなげないシーンが目立つアウェイチームは、ファン・ダイクやアリソンからの長いボールが増えています。クリスタル・パレスが決定機をつかんだのは27分。右から仕掛けたのはジョルダン・アイェウです。
高速のアーリークロスがファーに抜けると、レルマのスライディングシュートはアリソンが右に手を伸ばしてビッグセーブ。1分後、遠藤航が自陣でウィル・ヒューズに奪われ、ラストパスを追ったオドソンヌ・エドゥアールがファン・ダイクに倒されますが、オンフィールドレビューによってPKは取り消しとなりました。
攻め始めていたクリスタル・パレスをアクシデントが襲ったのは35分。足を痛めて座り込んだオドソンヌ・エドゥアールは、ピッチの外で治療を施されています。追加タイム1分、ボックス右からアーノルドが折り返すと、サラーのダイレクトショットはクリス・リチャーズがブロック。こぼれ球を叩いたショボスライも、ウィル・ヒューズに触られてCKです。
前半のポゼッションが76%だったリヴァプールは、シュート6本でオンターゲットゼロ。一瞬、判断が遅れるシーンがあり、ホームチームの激しいチェックに苦しんでいた遠藤航は、ハーフタイムで下がり、後半からジョー・ゴメス。オドソンヌ・エドゥアールはやはり厳しいようで、マテタが前線に入っています。
セカンドハーフが始まって間もない49分、左からカットインしたルイス・ディアスのシュートにダルウィン・ヌニェスが頭で触るも、右にアウト。ナサニエル・クラインがドリブルで上がった52分のカウンターは、レルマのクロスをアーノルドがカットしています。ピッチサイドで出番を待っているのは、コーディー・ガクポとコナテです。
主審のアンディ・マドレーがゲームを止めたのは56分。クアンサーと絡んだマテタが倒れたシーンを、オンフィールドレビューでチェックするようです。ジャッジはPK、マテタがど真ん中に決めて1-0。ここでベンチに下がったのは、フラーフェンベルフとクアンサーです。61分のシュラップのミドルは、アリソンが正面でキャッチしました。
セルハースト・パークのチャントは、わがチームがリードしてからボリュームが上がっています。アンカーに入ったアーノルドは、効果的なボールを出せず。リヴァプールは、残り20分を切ってもオンターゲットがありません。アーノルドが、ボックス左にFKを上げたのは71分。ダルウィン・ヌニェスのボレーは枠にいきませんでした。
クロップ監督の最後のカードは74分。ダルウィン・ヌニェスとショボスライに代えて、エリオットとカーティス・ジョーンズです。この直後、ジョルダン・アイェウに2枚めのイエロー。ホジソン監督は小さく首を振っています。1分後、ジョー・ゴメスの斜めのパスでガクポがボックス右に入ると、クロスをトラップしたオリースからカーティス・ジョーンズが奪いました。
すかさず詰めたウォードは間に合わず、17番のパスが脇にいたサラーへ。左足のシュートはナサニエル・クラインに当たり、左隅に吸い込まれました。今季プレミアリーグで開幕から16戦連続ゴールのアウェイチームは、10人のチームに1-1で満足するわけがありません。足を痛めたサム・ジョンストンはプレー続行不可能で、87分にゴールマウスに入ったのはラミ・マシューズです。
プレミアリーグデビューのGKが88分のジョー・ゴメスのクロスを弾くと、詰めたエリオットのシュートは右にアウト。サラーのパスを受けたエリオットが右からカットインし、ニアに叩き込んだのは、追加タイムが10分と表示されたタイミングでした。このまま終われば、今季プレミアリーグで5度めの逆転勝利です。
オリースが右からFKを蹴ったのは100分。ファーに走り込んでヘディングで叩きつけたアンデルセンは、右に弾き出したアリソンのビッグセーブを見て悔しがっています。右サイドを攻略したリヴァプールが、オンターゲット2本で3ポイントをゲット。勝因のひとつは、アリソンの超絶ビッグセーブ2発でしょう。
ガクポとジョー・ゴメスが右サイドを攻め立て、カーティス・ジョーンズは1アシスト、エリオットは決勝ゴール。クロップ監督の交代策は、カードを切る順番も崩しのアイデアも的確でした。1ゴール1アシストのモー・サラーは、今季プレミアリーグ16試合11ゴール7アシストと絶好調。後半からアンカーをまかされたアーノルドも、チャンスクリエイト6回と勝利に貢献しています。
前半は低調だったものの、最後に帳尻を合わせたレッズは、暫定首位でアストン・ヴィラVSアーセナルの結果を待ちます。アルテタ監督のチームが勝っても、18節のアンフィールドで叩けば、首位で年明けを迎えられそうです。いや、まずい。次節のマンチェスター・ユナイテッド戦を3ポイントでカウントしてしまいました。
今、始まったばかりのオールド・トラフォードのボーンマス戦で、あっさりソランケに決められたチームが、昨季プレミアリーグで7-0惨敗のピッチで勝てるとは思えないのですが…。今日のクリスタル・パレスを見習って、手数をかけない速攻に活路を見出すしかありません。楽しみというより、怖ろしい一戦。何とか勝って…いやいや、その前にボーンマスに追いついてください!(ハーヴェイ・エリオット 写真著作者/Steffen Prößdorf)
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