モイーズの逆襲!サンダーランドがマンチェスター・ユナイテッドからDF2人を獲得!
サンダーランドの新監督デヴィッド・モイーズは、マンチェスター・ユナイテッドで指揮を執っていた当時、Aonトレーニングコンプレックスで練習をチェックし、彼らを高く評価していたとのこと。「スカイスポーツ」はそれぞれ4年契約で、2人合わせて550万ポンド(約7億3000万円)と報じていますが、100万ポンド相当にしかならないラブは、今売らなくてはならなかったのでしょうか。プレミアリーグのピッチを踏んだばかりの選手は、もうしばらくレンタルで経験を積ませてからのジャッジでもよかったのではないかと思います。
さらにモイーズ監督は、21歳のDFコンビに引き続き、もうひとりの21歳を古巣から獲得しようと目論んでいるとのこと。「テレグラフ」が移籍に近づいているというのは、モウリーニョ監督の下で戦力外となり、リザーブチームで練習を続けているアドナン・ヤヌザイです。2013-14シーズンにモイーズ監督の下でブレイクしたアタッカーが、プレミアリーグ初ゴールと2点めをダブルで叩き込んだのは、こちらもサンダーランド戦でした。このシーズンのプレミアリーグで27試合に出場したヤヌザイは、ファン・ハール政権になったとたんに出番が激減。2014-15シーズンは18試合に出場したものの、先発はわずか7試合。翌シーズンは、最初の出番だった2節のアストン・ヴィラ戦でゴールを決めましたが、2試合に出場しただけでドルトムントにレンタルされてしまいました。
ドルトムントで活躍していれば、今季もいいスタートが切れたのかもしれませんが、6試合ノーゴールではアピール材料になりません。トゥヘル監督に練習への参加姿勢を咎められ、2月にマンチェスターに戻った後もピッチに立てない日々は続き、夏に大型補強を敢行した新チームには彼の居場所は完全になくなりました。恩師モイーズ監督のチームなら巻き返せるのではないかと、本人は完全移籍を希望しているようですが、マン・ユナイテッドはローンを考えているようで、決着までにはもう少し時間がかかりそうです。
7月24日からサンダーランドの監督として始動したモイーズさんは、プレシーズンキャンプ地のスイスに向かうイースタン航空の飛行機にトラブルが発生し、緊急着陸したのはマンチェスター。何かとマンチェスターに近づくことが多い指揮官と、サンダーランド戦に縁がある若手たちは、一致団結して古巣を見返すことができるでしょうか。ヤヌザイとマクネアはしょうがないとしても、ドナルド・ラブの完全移籍は時期尚早の感が拭えません。モウリーニョさんは、あと何人若手を放出するのでしょうか。ボースウィック=ジャクソン、フォス=メンサー、アクセル・トゥアンセベ、アンドレアス・ペレイラは、くれぐれも出さないでくれと祈るしかありませんが…。
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下部組織からトップチームに上がるのはごく稀ですからね
1年に1人いたらかなり良い方でしょう
特にモウリーニョは少数精鋭ですからね
もちろん若手が活躍してくれることに越したことはないですが
使わないのなら移籍させた方が選手ためでしょう
マクネアーは若くして落ち着きもありますし、出場機会がないのならレンタルでと思っていたのですが残念です。
ウィルソンやキーンは前線が揃っている現状、試合に出れないでしょうし放出なのかなと思っています。
対照的にメンサーと契約延長のアナウンスが出たことにはホッとしました。
ボースウィック=ジャクソンは線が細いですしモウリーニョ監督がどう判断するのか少し怖いですね。