【Arsenal×Liverpool】壮絶な撃ち合いを制したのは、サイド攻撃が破壊力抜群のリヴァプール!
左からの攻撃が強力なアーセナルは、7分に左からボックスに入ったラムジーがノーステップのシュート。ミニョレにキャッチされるものの、ゴールに一気に迫るスピーディな仕掛けでした。13分、コウチーニョから中央のヘンダーソンを経由したボールを、右のナサニエル・クラインが強烈なミドル。その1分後には、アルベルト・モレノのヘディングがずれたところを走り込んだラムジーが拾いますが、トラップがうまくいかずアルベルト・モレノにクリアされます。期待通りの攻撃的なゲーム。どちらが先制してもおかしくない展開です。
22分、高いミニョレのポジションをみて、ラムジーがロングシュート。直後にモンレアルからボールを奪ったヘンダーソンが、ファーに走ったフィルミーノにクロスを通しますが、ボールはチェフの懐に収まります。24分にララナとのパス交換でペナルティエリア右に入ったフィルミーノのシュートは、チャンバースがかかとに当ててコースを変え、事なきをえました。29分、アルベルト・モレノとウォルコットが、常からサポーターが不安を唱えるプレイをそれぞれ披露します。クリアを空振りしてウォルコットを倒し、PKを取られたアルベルト・モレノに対して、正直すぎるキックをあっさりミニョレに弾かれたウォルコット。イーブンでゲームが進むと思いきや、この1分後にアーセナルが先制します。
殊勲者は、クロップ監督のお株を奪うように敵陣でララナからボールを奪ったコクランでした。すかさずイオビにボールがつながると、レッズ守備陣のマークはずれてしまい、上がっていたアルベルト・モレノはフリーのウォルコットまで戻りきれません。スルーパスを受けた14番は、PKよりも数段難しいクロスのシュートを左のポストぎりぎりに決めました。アーセナル優勢で進んだ40分、これまで落ち着いて守っていたチャンバースが、ついにやらかしてしまいます。自陣でフィルミーノにパスを奪われ、コウチーニョにつながれると、折り返しを狙ったのは上がってきたワイナルドゥム。右隅にコントロールされたシュートは、読んでいたかのようなチェフの見事なセーブに阻まれ、チャンバースのミスは帳消しになりました。
1-0で折り返すかと思われた47分、おとなしかった男がスーパーショットを決め、試合を振り出しに戻します。ゴールまでおよそ20メートルの直接FK。コウチーニョのキックは、きれいなカーブを描いてチェフの指先を越え、左のサイドネットに吸い込まれました。素晴らしいGKが多いプレミアリーグでも、このボールを止められる守護神はひとりもいないでしょう。ハーフタイムは1-1。後半は、完全なるリヴァプールペースでスタート。左サイドからの崩しでアウェイチームが逆転に成功したのは、開始間もない48分でした。
左からのパスをダイレクトで裏に出したコウチーニョが秀逸。ベジェリンをかわしたワイナルドゥムが右サイドに浮かすと、走り込んだララナがワントラップでクロスに狙い、チェフの脇を抜きました。ガッツポーズで眼鏡を飛ばすクロップ監督。これで勢いがついたリヴァプールが、圧倒的な攻勢に入ります。56分、3点めの起点はワイナルドゥム。パスを受けたナサニエル・クラインが縦に突破し、完璧なクロスを入れると、ホールディングの手前でコウチーニョがボレー。チェフは1歩も動けず、あっという間の2点差です。さらにこの直後、フィルミーノがチャンバースを翻弄し、6人が構えるガナーズの守備網をあざ笑うかのようなグラウンダーを通すと、コウチーニョがまたもボレー。これも決定的でしたが、今度は守護神が右手で弾いてハットトリックを阻止しました。アーセナルは、59分にイオビが足の付け根を痛めてチェンバレンに交代。その2分後には、ラムジーが太腿を痛めてカソルラに後を譲ります。
満身創痍のガナーズが、4点めを失ったのは63分でした。右サイドからモンレアルとチャンバースを次々とちぎって、完璧なシュートをゴール左上に叩き込んだのはサディオ・マネ!これで勝負ありと思いきや、1分後には左サイドからチェンバレンがマネよりひとり多い3人抜きを決め、強烈なシュートがミニョレの脇をすり抜けます。2-4となった67分、エルネニーに代わってジャカがプレミアリーグデビューです。足をつってエムレ・ジャンに代わったコウチーニョは大丈夫でしょうか。75分、何とアーセナルが3点めです。カソルラの完璧なFKは、チャンバースが頭で触るだけでOKでした。クロップ監督の2枚めは、76分にララナをオリギ。勝負はまだまだわかりません。
85分、アーセナルがボールをカットした後の隙を突いて右サイドを崩したレッズは、フィルミーノのシュートがわずかに右。88分に疲れがみえるワイナルドゥムをスチュワートに代えたクロップ監督は、このまま逃げ切ろうという算段でしょう。最後は、ガナーズの決定機よりも、オリギやフィルミーノが5点めを決めるチャンスのほうが多く、ホームチームは届きませんでした。昨季プレミアリーグでも、ウェストハム相手にエミレーツでの開幕戦を落としているヴェンゲル監督は、2年続けて敗戦スタートとなりました。
期待通りのおもしろい試合ではありましたが、点差以上にレッズの強さが際立っていました。とりわけ後半のサイド攻撃が破壊力抜群で、モンレアルとベジェリンだけでは抑えられず、余裕を失ったホールディングとチャンバースは適切なポジションを取れずに次々とフィニッシュを許してしまいました。アーセナルは、攻撃面でも気になることがありました。アレクシス・サンチェスをトップに置きながら、彼に決めさせるための仕掛けが少なかったことです。コンセプチュアルなチームと、急場しのぎのスタメンで戦ったチームの差が如実に現われたゲームだったと思います。
昨季のTOP4で勝ったのは、最終盤のオウンゴールで勝ち越したマンチェスター・シティのみという波乱の幕開け。次節のレスターVSアーセナルは、昨季プレミアリーグの1位と2位が連敗を相手に押し付け合うサバイバルゲームとなります。(フェリペ・コウチーニョ 写真著作者/CFCUnofficial)
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いやー守備が酷いゲームでした。
後半の15分くらいで3点は効率のいい攻めで良かったです。
アホな開幕になってしまいましたが、もうこんな感じの試合はいいかなと。
とにかくマネが恐ろしいですね・・・
コウチーニョ、マネ、フィルミーノと前線の破壊力はプレミア1かもしれません
勝ちました!勝ちました。勝ちました、勝ちました…が…
一試合で済むなら楽しさこの上ないですし眠さとは無縁な一年なのは大歓迎ですがこんな殴り合いばかりだとネジ外れないとファンの胃が持たないのではないでしょうか。太田胃散さん辺りが是非ともクロップサッカーのスポンサーになって頂きたいものです
4-3-3ならサイドの守備は真ん中3枚の前がSBと協力するはずが、右のララナ・クラインと前半の左サイドはプレシーズンから変わらず出来ませんでした。2人を相手にしたクラインはディレイも出来ずに後退、4-2-3-1では広く守備のカバーが出来ていたヘンダーソンも1人でピッチの幅をカバーする4-3-3の底は厳しそうです。
勝因はコウチーニョのFKで前半の酷いパフォーマンスを水に流せた事とミニョレ、クラヴァン、ロヴレンの3枚が安定してた事ですかね。特にミニョレは課題のパンチングが改善されて良かったです。
4-2-3-1なら守備は改善されるでしょう。4-3-3はミルナーとアレンのように走ってスペースを消す選手が足りなかったですね。最低の完成度でも角金落ちのアーセナルには勝てたので完成度高めればタイトルも狙えそうな前線の破壊力でした。
更新ご苦労様です。
勝利は物にしましたが、最後の15分はきつかったですね(苦笑)攻撃陣は素晴らしかったです。しかし、モレノとミニョレですね、、、不安なところが開幕早々露呈してしまいましたね。しかしマネは凄かったです。これはさらに爆発しそうな予感です。
ガナーズファンに取ってはある程度予想していたものの、酷いゲームでした。特にチェンバースのミスが相変わらず多過ぎました。彼より新加入ホールディングの方が遥かにCBとしてのセンスを感じました。また、サンチェスワントップは、これまで何度か見ましたが無理だと思います。そんな中で光っていたのは、泥臭く頑張ったコクランと後から登場したカソルラとチェンバレンですね!カソルラが入るだけで個々のビルドアップがスムーズになり、パスが繋がり出しました。
経験値の高いCBの補強は必須ですね!CF取れるまでは好調なチェンバレンとキャンベルに得点、期待したいです!いずれにしても何とかレスター戦までに戦える布陣を整えないと崩壊しそうです。
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開幕戦から、ひどい陣容にひどい内容の試合でした。チェンバースはいつも通りの落ち着きに欠ける守備、ウォルコットは得点シーン以外は沈黙、サンチェスは後ろに下がらないとパスが来ませんでした。
ジルー・エジル・コシェルニーと、役者が揃ってからが本番と思って、今は耐えます。
後半戦になるほど勝ち負けの重みが大きくなるように思います
開幕戦に負けても挽回する機会は多いですからね
モレーノ使わないとダメなんですかね軽率な守備が多いと思います
ゴールがたくさん決まる試合は面白いですね
リバプールにはタイトルを取れるチャンスがあると思います
CBだけが原因ではなかったですね。
ベンゲルのプランは前半は機能しました。
エルネニー・コクランがバイタルをケアしているおかげで、若手CBはうまくやれてましたし、両SBもいつもどおりでした。
後半はエルネニー・コクランがつり出され、2ライン間がぽっかり空いたため、好き勝手やられました。
とりあえず、CBに早急にムスタフィなりを迎え入れ、ジャカやカソルラをセントラルに入れ、2列目のプレスバックを徹底して欲しいですね。
ビルドアップがしっかりと出来れば、サンチェスのCFは機能すると思います。一試合でCF補強をというのはナンセンスだと思ってます。
第1節はどこも低調な試合が多い中で珍しく派手なとても面白い試合でした。
コウチーニョが流れを変えてから、後半から怒涛の攻め合いは圧巻ですね。
リヴァプールはよりクロップ監督の戦術が浸透してドルトムント化が進んでいるような印象を受けました。
コウチーニョが足をつるシーンなんかはドルトムントの試合で見たなぁと思っていたところです。
アーセナルはCBがなかなか揃わない中でスピード、連携が優れたリヴァプールと当たったのは不運としか言えないでしょう。
ヴェンゲル監督が2-4で顔を手で覆ったシーンを見て少しかわいそうにも思ったところです。
マネよかったですね。
開幕であんなプレーするなんて何かもってるなー。
プレスも頑張ってくれてたし、今のレッズのスタイルに合ってる選手みたいですね。
守備はコウチ下がってチャンが入った後の方がバランス良かったですね。
チャンとヘンドとワイナルドゥムがくるくる回って前に後ろに顔出してましたし。
ヘンドとワイナルドゥム2人の時は守備のサポートにいく部分が間に合ってなかった印象があります。
CBの2人は落ち着いてて安心できました。
新加入のクラヴァンは全然知らない選手だったんですが、何か見てて不安になるとこは特になかったです。
結構前に出てきてパス受けたり、クラインにピンポイントでロング出したりしてましたし何気にキープレイヤーになってくれそうな期待が持てました。
ま、あとはモレノですね。
あやつはホントもう・・・。
リバプールの選手の動きから勝負は後半からかなぁと思っていました
それで後半になり、リバプールにエンジンがかかってポンポン点が入ったなぁと思ったらまさかの展開に
まだ開幕戦だし、相手がエミレーツのアーセナルだしで仕方ない・・・のでしょうか・・・
しかしモレノがいきなりやらかすとはね・・・何度もカメラに抜かれるモレノに苦笑しか出ませんでした
CLを戦うクラブのPL開幕戦、CB2枚が下位のプレミアリーグのクラブでもレギュラーが張れそうもないのが、情けないです。
レッズの3TOPは高さがないので、それこそモンレアル、ドビュッシー、コクランなどCBで使ってもよかったのかなです。
少々値が張ってもムスタフィ獲るべきでしょ。ダメでもCLを戦うクラブのCBのレギュラー張れるチャンスですから、移籍志願者いないんですかね。
更新ありがとうございます。
結果はとても残念です。前半のサッカーは、選手間の距離はコンパクトだし球離れも良くてかなりいいと思ってました。コウチーニョのFKはどうしようもないし、C Bに経験がなくてもチェフ中心にうまくサポートできていたと思います。集団で戦えていました。誰が入る云々よりも、こういうサッカーを見たかったです。
ただ後半に疲れが出たのか間延びしてしまって、バイタルを上手に使われたのが残念でした。また2点目以降、同じサイドを執拗に狙われ続けてやられましたね。アーセナルもそういう攻撃(相手の弱点を執拗に狙う)をすべきだったと思います。巻き返しを期待します。
そういえば、コウチーニョ以外の得点者は全てセインツOB。すばらしい育成力(^^)
リバプールの敵はリバプールだな、と感じた試合でしたね。
この攻撃力なら大抵のチームから点は取れるだろうけど、簡単なミスや精神のゆるみで流れを失って勝ち点を失っていくんだろうなと。
モレノは攻撃力は魅力的なので成長を促せればいいんだろうけど、あまり反省が感じられないのがな…。
愚痴書いてもしょうがないので、未来の話を。
カソルラ、ジャカをつかったら、コクラン、エルネニー、ラムジー、ウィルシャー(と若手の逸材たち)はどう使うのでしょうか。真ん中があまりすぎでは。
これぞリバプール対アーセナルって試合でしたね
この試合をみて早いうちにアーセナルとは戦っておきたかったなぁって思いました
これぞリバプール対アーセナルって試合でしたね
この試合をみて早いうちにアーセナルとは戦っておきたかったなぁって思いました
リバサポさん>
後半は、両者とも混乱してましたね。チェンバレンに対してレッズ守備陣の集中力が切れたのは、1-4でイケイケになっていたからでしょうね。
大砂嵐ファンさん>
マネ、凄かったですね。あの体勢からコーナーに決められる選手はそうそういません。
グッチさん>
右サイドがやられておもしろい試合にしてしまいました。1-4となった後、クロップさんは、ゲームを落ち着かせたかったのだと思われますが、リードした際の戦い方には課題ありですね。
Kさん>
SBに負担がかかりすぎていた時間帯がありました。前のチェイスと後ろのポジショニングの連動性が高まれば、ピンチに次ぐピンチにはならずに済むのではないでしょうか。ミニョレは、チェンバレンのシュートに腰が引けていたのが残念でした。
Mackiさん>
マネは、セインツよりも後ろからいいボールがもらえるので、15発以上決めてくれるのではないかと思います。
ヤンガナ大好き!さん>
カソルラとチェンバレンが入って、はっきり変わりましたね。守備を意識したスタメンだったのに、後半、あの状態になってしまっては敗戦必至です。
凹んでさん>
アレクシス・サンチェスがトップに入ったとき、どういうルートで彼に打たせるのかをはっきりさせないといけませんね。アグエロをイメージすればいいのだと思います。
シティふぁんさん>
ミルナーが元気だったら、左SBをまかせていたでしょう。私も、レッズは優勝争いだと思ってます。
新参さん>
アレクシスのワントップ(あるいはジルーと2トップ)を戦術として導入するかしないか、だと思います。しないとするなら、従前いわれているストライカー獲得は必要でしょう。
yutoさん>
コウチーニョとマネがとにかく大当たりでした。ワイナルドゥムがセントラルにいると、フィニッシュの選択肢が広がり、これもまた脅威です。
ご さん>
あらためてエムレ・ジャンの重要性を感じましたが、攻撃モードと守備重視モードでセントラルの選択肢が変わると捉えたほうがいいのでしょう。クラヴァンはヒットだと思います。
ジウベルトさん>
私もてっきり、コクランかモンレアルCB、ジャカ先発なのかと思ってました。ムスタフィの3000万ポンドをシブってる場合じゃないですね。
ガイオさん>
後半はモンレアルが1対1でやられていたので、MF含むケアの仕方をはっきりさせなければならなかったですね。
ジウベルトさん>
極上のお得意様、すばらしい獲得力ともいえますね(笑)
パチさん>
まだ1試合終わったばかりです。クロップ監督が修正してくるのではないでしょうか。
mwさん>
「開幕戦で昨季2位にアウェイ勝利」ですので、今後の改善に期待、でいいのではないでしょうか。
おハムさん>
エジルやコシールニーが戻ってきそうなので、若いCBコンビやおとなしめの中盤と戦えるのは、開幕2試合までの特権のようです。
queenさん>
実は4-3-3をめざしているのでしょうか。であれば、納得ですが。