バルサはシレッセン、マン・シティにブラボ、ジョー・ハートはエヴァートン…GK大移動は今週決着!?
ジョン・ストーンズとオタメンディが高いラインをキープし、背後に広大なスペースが生まれるペップのサッカーでは、GKはCBの背後に出てくるボールを読み、敵のチャンスの芽をつぶさなければなりません。その際に要求されるのは、大きく蹴り出して相手ボールのスローインにすることではなく、うまくさばいて確実に味方につなぐこと。昨季プレミアリーグでは控えだったウィリー・カバジェロは、足元の技術に特段長けたGKではありませんが、キックミスが多いジョー・ハートよりはペップを納得させるのでしょう。2つのプレミアリーグとチャンピオンズリーグ予選プレーオフの3試合ですべてカバジェロが指名され、ベンチに追いやられたイングランド代表GKはマンチェスターを離れるのではないかと話題になっていました。
ジョー・ハートにしてみれば、今、出場機会を失えば、年内に長期離脱から復帰するジャック・バトランドに代表の正GKの座を奪われる可能性が高まります。足元がうまいとはいえず、時折セーブミスもありながら、ジョー・ハートの難しいシュートをストップする技術はプレミアリーグ屈指です。9シーズンにわたってマンチェスター・シティのゴールマウスに君臨し、プレミアリーグ266試合出場という記録を残した29歳がチームを離れるとなれば、ステケレンブルクに決して納得していなかったクーマン監督にとっては渡りに船。他のクラブからの具体的なオファーは聞こえてきておらず、こちらもすんなり決まるのではないでしょうか。
「テレグラフ」は、バルセロナがシレッセン獲得に払う移籍金は1200万ポンド(約15億8000万円)、マンチェスター・シティのブラボ獲得は1700万ポンド(22億4000万円)、ジョー・ハートが完全移籍となれば2000万ポンドを超えるはずと報じています。世界有数のクラブの正守護神とはいえ、移籍した当時は同じ33歳だったペトル・チェフの1100万ポンドを思い出すとブラボは若干高くみえますが、どうしてもGKを何とかしたいペップにとっては、数百万ポンドをどうこういっている場合ではないでしょう。プレミアリーグファンとしては、素晴らしいGKがひとり増えるわけで、ブラボを中心としたマンチェスター・シティの美しいビルドアップを愉しみつつ、古巣対決で見せるジョー・ハートの意地のセービングにも注目したいと思います。バルサの守護神は、21日に仲間に別れを告げたとのこと。3人のうち誰かがメディカルチェックで引っかからなければ、正式発表はもうすぐです。
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ハートはプレミアでも屈指のGKだと思ってます
ここ何年かで年間最少失点GKだったこともあったと思います
一度もチャンスがないまま放出となれば残念ですが
ブラーボも良いGKなのは間違いありません
すでにペップの望んだ選手を多く
すでにペップの望んだ選手を多く獲得しています
結果が出なければ叩かれるでしょう
すいません途中送信してしまいました
チームで若い時期から主力として活躍していた選手がチームを去るというのはサポーターやフロントにも辛いものがあるでしょう。
ハートに関しては現時点でも良い選手ですがこれからさらに円熟味を増す時期ですから、バトランドに負けず成長し続けて欲しいですね。
エヴァートンであればハワードのように頼れる選手になってくれると思います。
いつも更新お疲れ様です。
監督の戦術に合わない選手が放出されるのは
当たり前の話なんですが、
それまでクラブを長年支えてきた選手が簡単に放出されるのは
あまり見たくないですね。。。