2024.02.22 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Livepool×Luton】主力10人を欠いたリヴァプール、後半のゴールラッシュでルートンを撃破!
アリソン、ショボスライ、チアゴ、アーノルド、ジョッタ、カーティス・ジョーンズ、ダルウィン・ヌニェスが続々と負傷リタイア。モー・サラーも太腿を痛めているようです。プレミアリーグ26節、満身創痍のリヴァプールは18位ルートンをアンフィールドに迎え、ぎりぎりのメンバーで戦います。
GKケレハー、DFブラッドリー、クアンサー、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、MF遠藤航、マック・アリスター、フラーフェンベルフ、FWエリオット、ガクポ、ルイス・ディアス。ベンチにいる9人のうち5人は若手で、攻撃的なシニアプレーヤーはひとりもいません。チェルシーが待つ日曜日のウェンブリーも、今日のメンバーが主体となるのでしょう。
キックオフから、レッズサポーターはフルスロットル。開始3分にケレハーのロングフィードで抜け出したルイス・ディアスは、GKカミンスキとの1対1で打つのが遅れ、詰められてしまいました。5分にドリブルで左に流れたエリオットが逆サイドに浮かすと、足元に収めたルイス・ディアスがオショをかわして左足を振り抜きますが、ボールはファーポストの外を抜けていきました。
2度の決定機を逃したリヴァプールは、9分のCKからの波状攻撃でも惜しいシーンを創っています。マック・アリスターがボックス左に浮かし、ルイス・ディアスが頭で後方に落とすと、エリオットの速いクロスがニアへ。ガクポのバイシクルは、カミンスキの正面です。ピンチをしのぎ、左サイドを攻めたルートンは、12分という早い時間に先制しました。
左からのスローイン。ボックス左で斜めのパスを受けたウッドロウは、クアンサーを体で押さえ、脇に走ってきたタヒス・チョンに預けました。縦に出たアタッカーが、フラーフェンデルフをかわして高速クロスを入れると、ケレハーが弾いたボールがファーに上がり、オグベネが頭で押し込みました。
0-1のままで長い時間を過ごしたくないレッズは、当然の猛攻スタートです。14分に左からカットインしたガクポのミドルは、オショのブロックでコースが変わってCK。19分、左サイドのジョー・ゴメスがクリアに詰めて足に当てると、ガクポのワンタッチでラインの裏に抜けたエリオットは打つタイミングを逸しています。
29分、ガクポのパスを左で受けたルイス・ディアスは、メンジの股間を抜いた一撃がGKの正面。2分後、ウッドロウを巧みなターンでかわした遠藤航がボックス左に浮かすと、ルイス・ディアスのスライディングシュートはニアポストの外を抜けていきます。序盤の決定機を逃した7番は、フラーフェンベルフが敵陣で奪った35分のチャンスも、ミドルを打ち上げてしまいました。
40分に、ボックス手前からフリーで打ったエリオットのシュートも枠の上。前半のレッズはシュート12本を放ったものの、GKを慌てさせないミドルが多く、サイドを崩せないときによく見る淡白なアタックに終始しました。クロップ監督に豊富な手駒があれば、ハーフタイムに動いていたかもしれません。
何としても追いつきたいレッズは、後半に入ると2人のCBが積極的に上がり、アタッカーを動かそうとしています。前線で縦パスを収めたルイス・ディアスが中央に転がしたのは50分。エリオットは力んでしまい、左足のシュートを右に外しました。56分、ボックス右でタヒス・チョンから奪ったガクポがニアを狙ったシュートは、カミンスキのビッグセーブに阻まれました。
試合の展開を一変させるゴールが決まったのは、直後ののCKからでした。マック・アリスターのボールに走り込み、ヘッドで左に突き刺したのはファン・ダイク。2分後、右から突破を図ったエリオットがオショと競り、倒れ込みながら左足で中に入れると、ブラッドリーの決定的な一撃は逆を取られたカミンスキがぎりぎりで足に当てています。
必死に守ったルートンの守護神は、1分も経たないうちに逆転ゴールを喫してしまいました。スローインをダイレクトで中に入れたのはマック・アリスター。ガクポの強烈なヘッダーに触れるGKはいないでしょう。アンフィールドで2-1は、既に絶望的なスコア。ガクポの右からのシュートや、ファン・ダイクが肩に当てたボールを弾き出していたGKは、71分に3点めを許しました。
ダウティーが左から高く上げたボールを、敵陣でカットしたのは途中出場のロバートソン。こぼれたボールを左に持ち込んだルイス・ディアスが、メンジを抜き去ってニアに決めました。78分にクラーク、89分にマコーネルとジェイデン・ダンズを送り出したホームチームは、90分に最後のゴールをゲットしています。
敵陣中央でロバートソンがオショから奪い、ショートカウンターが発動。マコーネルがガクポに出したパスは、必死に着いたメンジがカットしますが、こぼれ球に先着したエリオットが冷静に左隅に収めました。4-1、終わってみればレッズ快勝。長期離脱のマティプやバイチェティッチを含む10人の主力を欠いて、勝てたこと自体が大収穫です。
MVPを選べといわれれば、2アシストのマック・アリスターと右サイドでアグレッシブなプレイを見せたエリオットの二択で悩みます。「BBC」のファン投票の評価は、マック・アリスター、ルイス・ディアス、遠藤航、ガクポ、エリオットの順でした。ルートンのアタッカーのドリブルに振り回されるシーンもあった遠藤は、3つのチャンスクリエイトが印象に残ったのでしょう。
サラーとダルウィン・ヌニェスは、日曜日のカラバオカップに間に合うのでしょうか。クロップ監督のラストイヤーを語り継ぐトロフィーがほしいチームと、ポチェッティーノのイングランド初戴冠がかかるチームとの激戦が今から楽しみです。両者ともに、納得のいくラインナップでキックオフを迎えられることを願ってやみません。
GKケレハー、DFブラッドリー、クアンサー、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、MF遠藤航、マック・アリスター、フラーフェンベルフ、FWエリオット、ガクポ、ルイス・ディアス。ベンチにいる9人のうち5人は若手で、攻撃的なシニアプレーヤーはひとりもいません。チェルシーが待つ日曜日のウェンブリーも、今日のメンバーが主体となるのでしょう。
キックオフから、レッズサポーターはフルスロットル。開始3分にケレハーのロングフィードで抜け出したルイス・ディアスは、GKカミンスキとの1対1で打つのが遅れ、詰められてしまいました。5分にドリブルで左に流れたエリオットが逆サイドに浮かすと、足元に収めたルイス・ディアスがオショをかわして左足を振り抜きますが、ボールはファーポストの外を抜けていきました。
2度の決定機を逃したリヴァプールは、9分のCKからの波状攻撃でも惜しいシーンを創っています。マック・アリスターがボックス左に浮かし、ルイス・ディアスが頭で後方に落とすと、エリオットの速いクロスがニアへ。ガクポのバイシクルは、カミンスキの正面です。ピンチをしのぎ、左サイドを攻めたルートンは、12分という早い時間に先制しました。
左からのスローイン。ボックス左で斜めのパスを受けたウッドロウは、クアンサーを体で押さえ、脇に走ってきたタヒス・チョンに預けました。縦に出たアタッカーが、フラーフェンデルフをかわして高速クロスを入れると、ケレハーが弾いたボールがファーに上がり、オグベネが頭で押し込みました。
0-1のままで長い時間を過ごしたくないレッズは、当然の猛攻スタートです。14分に左からカットインしたガクポのミドルは、オショのブロックでコースが変わってCK。19分、左サイドのジョー・ゴメスがクリアに詰めて足に当てると、ガクポのワンタッチでラインの裏に抜けたエリオットは打つタイミングを逸しています。
29分、ガクポのパスを左で受けたルイス・ディアスは、メンジの股間を抜いた一撃がGKの正面。2分後、ウッドロウを巧みなターンでかわした遠藤航がボックス左に浮かすと、ルイス・ディアスのスライディングシュートはニアポストの外を抜けていきます。序盤の決定機を逃した7番は、フラーフェンベルフが敵陣で奪った35分のチャンスも、ミドルを打ち上げてしまいました。
40分に、ボックス手前からフリーで打ったエリオットのシュートも枠の上。前半のレッズはシュート12本を放ったものの、GKを慌てさせないミドルが多く、サイドを崩せないときによく見る淡白なアタックに終始しました。クロップ監督に豊富な手駒があれば、ハーフタイムに動いていたかもしれません。
何としても追いつきたいレッズは、後半に入ると2人のCBが積極的に上がり、アタッカーを動かそうとしています。前線で縦パスを収めたルイス・ディアスが中央に転がしたのは50分。エリオットは力んでしまい、左足のシュートを右に外しました。56分、ボックス右でタヒス・チョンから奪ったガクポがニアを狙ったシュートは、カミンスキのビッグセーブに阻まれました。
試合の展開を一変させるゴールが決まったのは、直後ののCKからでした。マック・アリスターのボールに走り込み、ヘッドで左に突き刺したのはファン・ダイク。2分後、右から突破を図ったエリオットがオショと競り、倒れ込みながら左足で中に入れると、ブラッドリーの決定的な一撃は逆を取られたカミンスキがぎりぎりで足に当てています。
必死に守ったルートンの守護神は、1分も経たないうちに逆転ゴールを喫してしまいました。スローインをダイレクトで中に入れたのはマック・アリスター。ガクポの強烈なヘッダーに触れるGKはいないでしょう。アンフィールドで2-1は、既に絶望的なスコア。ガクポの右からのシュートや、ファン・ダイクが肩に当てたボールを弾き出していたGKは、71分に3点めを許しました。
ダウティーが左から高く上げたボールを、敵陣でカットしたのは途中出場のロバートソン。こぼれたボールを左に持ち込んだルイス・ディアスが、メンジを抜き去ってニアに決めました。78分にクラーク、89分にマコーネルとジェイデン・ダンズを送り出したホームチームは、90分に最後のゴールをゲットしています。
敵陣中央でロバートソンがオショから奪い、ショートカウンターが発動。マコーネルがガクポに出したパスは、必死に着いたメンジがカットしますが、こぼれ球に先着したエリオットが冷静に左隅に収めました。4-1、終わってみればレッズ快勝。長期離脱のマティプやバイチェティッチを含む10人の主力を欠いて、勝てたこと自体が大収穫です。
MVPを選べといわれれば、2アシストのマック・アリスターと右サイドでアグレッシブなプレイを見せたエリオットの二択で悩みます。「BBC」のファン投票の評価は、マック・アリスター、ルイス・ディアス、遠藤航、ガクポ、エリオットの順でした。ルートンのアタッカーのドリブルに振り回されるシーンもあった遠藤は、3つのチャンスクリエイトが印象に残ったのでしょう。
サラーとダルウィン・ヌニェスは、日曜日のカラバオカップに間に合うのでしょうか。クロップ監督のラストイヤーを語り継ぐトロフィーがほしいチームと、ポチェッティーノのイングランド初戴冠がかかるチームとの激戦が今から楽しみです。両者ともに、納得のいくラインナップでキックオフを迎えられることを願ってやみません。
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