大胆かつ繊細にプレミアリーグ大予想! (1)本命チェルシー、対抗はマンチェスター・ユナイテッド
さて、もう見出しで予想の1/3は書いてしまっているので、結論から申し上げることにいたしましょう。個人的には、マンチェスター・ユナイテッドの連覇を信じておりますが、ここでは赤い帽子はいさぎよく脱いで、バークレイのロゴの帽子を深々とかぶってフラットかつ大胆、繊細に予想したいと考えております。
■プレミアリーグ2013-14シーズン 順位予想■
1位 チェルシー
2位 マンチェスター・ユナイテッド
3位 アーセナル
4位 リヴァプール
5位 マンチェスター・シティ
6位 トッテナム・ホットスパー
…私は競馬が大好きなのですが、そちらの世界では大の穴党で、1番人気の馬から買うことはほとんどありません。よって、どこかしら波乱を予測したい気持ちがあり、それが「マンチェスター・シティの5位」という無謀にみえる予想に出ているかもしれません。しかしこの予想、大マジメです。以下にそれぞれの根拠を述べてまいりましょう。
「本命チェルシー」は、さすがの穴党でも外せませんでした。根拠は、真ん中より後ろがしっかりしていることと、若手・ベテランのバランスのよさです。DFラインの中央にはテリー、ケイヒル、ダヴィド・ルイスがおり、複数のポジションができるイヴァノヴィッチと成長著しいバートランドがいるのも心強い限り。センターMFは、ランパード、ラミレスに加え、エッシェン、ミケル、ファン・ヒンケルと駒が揃っています。守備を安定させる上で重要なセンターラインにこれだけのメンバーを揃えたチェルシーの大崩れは考えられません。昨季よりも中盤が格段に強化されたこのチームは、後ろからチームを作るモウリーニョ監督らしい「点を獲られないチーム」としてジャンプアップするでしょう。トーレス、デンバ・バに加えてルカクが戻った前線も申し分なし。シュールレが機能するかは未知数ですが、仮に空回りしてもデブライネやモーゼスなどのタレントが控えており、「勝ちきれなくて順位が上がらない」という状況も考えられません。層が厚く、バランスがいいチェルシーに死角はないでしょう。
そして対抗馬は、昨季チャンピオンのマンチェスター・ユナイテッドです。フロントを一新したからか、新戦力の獲得に苦心していますが、元々選手層は厚く、センターMFがキャリック頼みである以外はメンバーの薄さで悩むことはなさそうです。とりわけ後ろの顔ぶれは豊富で、エヴァンス、ヴィディッチ、リオ・ファーディナンド、フィル・ジョーンズ、スモーリング(彼はやや不安ですが)がおり、多少のケガ人には充分対応可能。ルーニーが残留するのか微妙な前線も、ザハやヤヌザイ、リンガードといった若手が伸びており、彼らがフィットすれば昨季よりも豊富なオプションを持って戦えます。不安は「モイーズがトップクラブをコントロールできるか」と「ファン・ペルシの長期離脱」。新監督の力量については不安は否めませんが、テストマッチを見る限り、大きくサッカーを変えようとしているわけではないので、空中分解はないはずです。昨季、ケガで出場機会が少なかった香川真司、クレヴァリー、フィル・ジョーンズは、今季は貢献度・影響度が高まる見込み。ルーニーが残り、噂になっているモドリッチレベルのセンターMFを獲れれば連覇の可能性もあるのですが、このメンバーではチェルシーの充実ぶりと比較してしまうと、やはり見劣りしますね。
大胆かつ繊細にプレミアリーグ大予想! (2)なぜマンチェスター・シティは5位なのか
をご覧ください。
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