2025.09.13 マンチェスター・ユナイテッドの話題マンチェスター・シティの話題
マン・シティは負傷者続出、アモリムはGKが不安…マンチェスターダービーの注目ポイントをチェック!

今回の注目ポイントは、負傷者の影響、GKとストライカー、最終ラインの強度といったところでしょうか。マテウス・クーニャ、メイソン・マウント、ダロト、リサンドロ・マルティネスが不在のアウェイチームに対して、ホームチームは11人が負傷者リストに名を連ねています。シェルキ、マルムシュ、コヴァチッチ、アイ・ヌーリはNG。ジョン・ストーンズも微妙な状態です。
グヴァルディオル、フォーデン、フサノフ、サヴィーニョは、間に合ったとしてもトップフォームではないでしょう。彼らの先発が難しければ、ペップはぎりぎりの布陣を強いられます。GKドンナルンマ、DFリコ・ルイス、ルベン・ディアス、ナタン・アケ、オライリー。中盤はロドリ、レインダース、ベルナルド・シウヴァ、前線はドク、ハーランド、オスカー・ボブでしょうか。
対するマンチェスター・ユナイテッドは、エンベウモ、シェシュコ、ブルーノ・フェルナンデスが揃えば攻撃力は落ちないでしょう。アウトサイドはドルグとマズラウィ、中盤センターはメイヌーとカゼミーロ。3バックのレニー・ヨロ、デ・リフト、ルーク・ショーは開幕から変わっておらず、4人のリタイアによる戦力ダウンはさほどないといえそうです。
次なる注目ポイントは、ペップとアモリムのGKの選択です。スパーズ戦で致命的なパスミスを犯し、追加点を決められるきっかけとなったトラフォードは、ドンナルンマにポジションを譲るのでしょうか。片やアモリムは、2週間前に獲得したラメンズを「大きな可能性を秘めたGK」と称えながらも、「アルタイ(バユンドゥル)は準備万端。出場するだろう」と明言しています。
バーンリー戦でチャウナのボレーを前にこぼし、同点ゴールを許してしまったバユンドゥルは、ハイボールへの対応も不安定です。マンチェスター・シティは1試合あたりの被ファール数が13.3回でリーグNo.1。セットピースの守備が脆いマンチェスター・ユナイテッドは、簡単にCKとFKを与えると、苦しい展開を強いられそうです。
前線に目を向けると、プレミアリーグで3戦3発と順調のハーランドと、未だノーゴールのシェシュコのコントラストが大いに気になります。とはいえ、今季のマンチェスター・ユナイテッドは1試合あたりのシュート数19.3本がリーグTOPで、エンベウモ、アマド・ディアロ、ブルーノ・フエルナンデス、シェシュコ、ザークツィーは、コースが見えれば積極的に狙ってきます。
一方、マン・シティは1試合あたりのオンターゲットが3.7本と少なく、ボックスの外からのシュート比率が41%で4位となっています。上にいるのはリーズ、ウルヴス、バーンリーというと、相手の守備を崩せないチームが高くなりがちな数字であることがわかるでしょう。ノルウェー代表のモルドバ戦で5ゴール2アシストのモンスターが封じられるかどうかが、勝負を左右しそうです。
マン・ユナイテッドの守備陣は、マークのズレから失点を喫するシーンが目立っており、マン・シティはラインの裏を取られてブレナン・ジョンソンとグルダにやられています。アウェイチームの勝機は、ブルーノ・フェルナンデスがエンベウモのサイドに通すロングフィード。1試合あたりのドリブル成功が11.3回でリーグTOPのマン・シティは、ウインガーの突破力に注目です。
アモリム就任以降のマンチェスター・ユナイテッドは、ビッグ6との直接対決は2勝3分6敗と劣勢ですが、2点差以上で負けたのはセットピースから2発喰らったアーセナル戦のみ。3戦全敗のスパーズ以外は互角に戦えており、ペップには1勝1分と勝ち越しています。厳しい戦いになりそうですが、ブレントフォードでマン・シティに2勝1分2敗のエンベウモに秘かに期待しています。
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