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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Brighton×Arsenal】ブライトンの猛攻に耐えたアーセナル、サカの幸運な1発で結果オーライ!

最終ラインにサリバがいない…!マンチェスター・シティより1試合消化が多く、実質2ポイント差のアーセナルは、負けたら首位の座を明け渡すことになります。プレミアリーグ29節、アメックスのブライトン戦は、もちろん必勝の一戦です。ここは、ガブリエウとコンビを組むモスケラに奮闘してもらうしかありません。

GKラヤ、DFティンバー、モスケラ、ガブリエウ、インカピエ。2センターにズビメンディとデクラン・ライス、2列めはサカ、エゼ、トロサール、最前線にギョケレス。CB以外は、2-1で勝ったチェルシー戦と同じ顔ぶれです。キックオフから30秒、左サイドから上げた三笘薫のクロスは、ファーに流れていきました。ラヤのキックをバレバがカットしたのは2分でした。

ボックスの手前に持ち込み、守護神と対峙したMFの選択はチップキック。ゴール前のカバーに入っていたガブリエウが頭に当て、CKに逃れました。6分には、モスケラのパスを受けたエゼの素晴らしいスルーパスがサカへ。ゴール前に入れたグラウンダーは、中に絞ってもらおうとしたマルティネッリと合わず、スローインからの二次攻撃もパスミスで終わっています。

ドリブルで上がったティンバーが、サカに預けたのは10分。カドゥオールをかわしてカットインしたレフティが左足を振り抜くと、バレバに触れてコースが変わり、正面でキャッチしようとしたフェルブルッヘンは後逸してしまいました。0-1となった直後、リュテールとのワンツーでボックス左に出た三笘薫は、左足のシュートガブリエウにブロックされました。

スライディングで止めたCBと接触し、左足をひねった日本代表FWはプレイを続けられるようです。中盤でボールをまわして隙を窺うブライトンは、シュートレンジにパスが入らず、アウェイチームの最終ラインが体を張るシーンはありません。18分にワンツーで中央突破を図ったリュテールは、右足のシュートをカドゥオールにぶつけてしまいました。

デクラン・ライスが左からFKを直接狙ったのは29分。ボールはクロスバーを超えていきました。アーセナルが攻められない理由を並べると、「ギョケレスが前線で収められない」「珍しくパスミスとロストが多いデクラン・ライス」「ウインガーとSBの連携不足」でしょうか。追加タイム3分に三笘薫が右から入れたグラウンダーを、ヒンシェルウッドに届きませんでした。

プレミアリーグの首位チームは、サカのゴール以外にシュートゼロ!ポゼッションは42%で、6本のシュートを放ったブライトンに押されています。カットしたボールがつながらず、ズビメンディとエゼは窮屈そうにプレイしており、時折マルティネッリが仕掛ける以外にテンションが上がるシーンはありませんでした。何かを変えなければ、いずれ追いつかれてしまうでしょう。

足を気にしていた三笘薫は前半でアウトとなり、左サイドはヤンクバ・ミンテ。モスケラのロストかは始まった46分の速攻は、ヤンクバ・ミンテのクロスを受けたリュテールのヘッドが左に逸れていきました。アーセナルの前線はプレスをかいくぐられており、ここからの45分もブライトンペースとなりそうです。

55分に左から上がったインカピエは、どこに出すか迷ってつぶされてしまいました。1分後、ズビメンディが敵陣で奪い、エゼとワンツーをかわしたギョケレスが中央に出ると、ラストパスをもらって左にまわり込んだサカのシュートはクロスバーを越えていきました。58分にクロスのクリアを叩いたリュテールのボレーは、ラヤが右に飛んでセーブしています。

左の肩を押さえて倒れ込んだラヤが応急処置を受けている間に、ギョケレスとマルティネッリが下がってカイ・ハヴェルツとトロサール。61分、左サイドでモスケラを抜き去ったヤンクバ・ミンテがニアに折り返すと、カットしたのはトロサールです。ブライトンのきわどいクロスが何度も上がり、アーセナルがボールを失い続ける展開は、0-1とは思えません。

アルテタ監督の2回めのカードは64分、イエローをもらっていたモスケラをカラフィオーリ。デクラン・ライスが敵陣でバレバからさらい、カイ・ハヴェルツがボックス手前で左足を振り抜くと、戻ったバレバが足を出して責任を取りました。69分、右からの放り込みを頭で合わせたヒンシェルウッドは、枠に収められませんでした。

74分のデクラン・ライスのFKが逆サイドに流れると、トロサールがボックス右に転がしたスルーパスでティンバーがフリー。折り返しを受けたトロサールはフリーだったのですが、左足のダイレクトショットは明らかにミスキックです。アルテタ監督の最後のカードは80分、ズビメンディをノアゴーア。アーセナルが久々にチャンスを得たのは、88分でした。

ラヤのキックのクリアをトロサールがラインの裏に出すと、左から抜け出したカイ・ハヴェルツがボックスの脇から打ったシュートはフェルブルッヘンがセーブ。7分の追加タイムは、アーセナルがいかにボールをキープできるかが問われる時間です。必死にクロスを入れるブライトン、冷静にクリアするアーセナル。ホームチームは、ラスト20分をシュートゼロで過ごしました。

タイムアップの笛が鳴り、アウェイサポーターはガッツポーズ。その直後に大歓声が沸き起こったのは、エティハドからの吉報が一気に広がったからでしょう。ポゼッションは60%対40%、シュートは11対7、オンターゲットは3対2。最低のパフォーマンスで最高の結果を得たアーセナルは、マン・シティとのアウェイゲームで勝てれば、他の7試合は5勝2敗でOKです。

苦戦を象徴する数字は、デクラン・ライスのパス成功率76%と、ギョケレス・マルティネッリ・サカのシュート3本。守備の奮闘を示すスタッツは、デュエルと空中戦の勝ち負けで、デクラン・ライスは7戦全勝、ガブリエウは8戦7勝、ティンバーは10戦7勝です。4冠チャレンジで結果を出し続けるためには、中盤センターの2人を休ませる試合が必要でしょう。

週末のFAカップ5回戦は、リーグ1(3部相当)のマンスフィールド。ケパ、ノアゴーア、ジェズス、ノニ・マドゥエケ、ルイス=スケリーらに活躍してもらいましょう。ミッドウィークのチャンピオンズリーグはレヴァークーゼン、その後のエヴァートンはエミレーツです。ここまですべて勝てれば、視界が開けるでしょう。プレミアリーグ2025-26シーズンは、いよいよ大詰めです。


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