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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Newcastle×Arsenal】エゼのスーパーショットで先制したアーセナル、追加点を決められず僅差の勝利!

マンチェスター・シティに敗れ、得失点差で2位に落ちたものの、アーセナルの自力優勝の可能性は残されています。ここからの5試合の目標は、できるだけ多くのゴールを重ねてすべて勝つことです。プレミアリーグ34節は、エミレーツでニューカッスル。エディ・ハウのチームは、サンダーランド、クリスタル・パレス、ボーンマスに3連敗で14位に沈んでおり、負けてはいけない相手です。

アルテタ監督は、サカ、ギョケレス、マルティネッリをベンチに置いています。GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、インカピエ。MFズビメンディ、デクラン・ライス、ウーデゴーア、FWノニ・マドゥエケ、カイ・ハヴェルツ、エゼ。右のフルバック以外は、マンチェスター・シティ戦と同じ顔ぶれで、立ち上がりから積極的にプレスをかけています。

ウーデゴーアがボックスの手前まで引くビルドアップは、つなぐメリットより、ボールをロストするリスクのほうが高いのではないでしょうか。ズビメンディが右サイドで2人に囲まれて奪われた4分のショートカウンターは、トナーリからパスを受けたブルーノ・ギマランイスのミドルがクロスバーを越えていきました。

これをきっかけに、ニューカッスルがポゼッションを取っています。アーセナルはカウンター狙いで、7分から2本続いたCKは、いずれもショート。ウーデゴーアのパスがニアのエゼに入ると、左足のミドルは右に切れていきました。ノニ・マドゥエケが獲得した9分もショートコーナー。3人がボールに寄ってマークを分散し、ボックス右のカイ・ハヴェルツに速いパスが通りました。

29番が後方に流すと、エゼのミドルは左隅に突き刺さるスーパーショット。先制したアーセナルは、自陣に引いてスペースを埋めています。奪ったボールが前線につながらないのは、カウンターかキープかのジャッジが適切ではないからでしょう。それでも、アウェイチームの左右からのクロスを通されるシーンはほとんどありません。

18分に右から放ったウィロックのミドルは、ラヤががっちりキャッチ。ズビメンディのカットから、ウーデゴーア、ノニ・マドゥエケと右につながった19分のチャンスは、中に持ってボトマンをかわしたウインガーが打つタイミングを逃しました。24分、FKのクリアを直接叩いたジェイコブ・ラムジーはコントロールできず、ボールは右に逸れていきました。

ピッチサイドでウォーミングアップを始めたサカは、笑顔でスタンドの歓声に応えています。30分のトナーリのロングシュートはアウトにかかり、ラヤは逆を取られかけましたが、体勢を立て直してぎりぎりでセーブしました。32分に座り込んだカイ・ハヴェルツは、鼠径部でしょうか。トンネルに直行した29番のポジションには、ギョケレスが入っています。

42分のCKから、トナーリが打ったミドルは壁がブロック。前半のアーセナルは、ウーデゴーアのハイテンポなパスワークやエゼの長いスルーパスが印象的でしたが、大半は味方に合わず、決定機を創れませんでした。後半の立ち上がりも、先にペースをつかんだのはニューカッスル。ガナーズが攻めに転じたのは49分でした。

ベン・ホワイトがファーにクロスを入れると、インカピエがスライディングで折り返し、エゼのヘッドはトナーリがクリア。52分にはエゼが足を痛めてしまい、マルティネッリが左サイドに入っています。ズビメンディのパスで、デクラン・ライスがボックスに突進したのは65分。打つ寸前でティアウがカットし、歓声はどよめきに変わりました。

ノニ・マドゥエケが右サイドから仕掛けたのは73分。ズビメンディのダイレクトショットは、またもティアウがコースを切って足に当てています。1分後、ウーデゴーアのロングフィードがラインの裏に入ると、飛び出したニック・ポープは空振りし、ギョケレスを倒してしまいました。イエローで済んだのは、ティアウがボールを追っていたからでしょう。

ニューカッスルが決定機をつかんだのは80分。途中出場のヴォルテマーデがゴールに左に絶妙な浮き球を入れ、オフサイドを回避したウィサがフリーで落下点に入りました。ラヤが飛び出し、ボレーはクロスバー越え。アルテタ監督の最後のカードは、ズビメンディとノニ・マドゥエケに代えてサカとルイス=スケリーです。

81分にマルティネッリのパスを受けたサカは、左足のシュートがダン・バーンに当たってCK。デクランのキックにガブリエウが競り勝つと、11番のオーバーヘッドはポープが正面で押さえています。83分、ハーヴィー・バーンズのクロスをファーで合わせたダン・バーンのヘッドはラヤがキャッチ。87分のウーデゴーアのミドルは、ニアに反応したポープが外に弾き出しました。

ゴールがほしかったアーセナルは、93分のチャンスを逃したのが悔やまれます。ゴールライン際でエランガからインカピエが奪い、すかさずロングフィード。ドリブルで上がったギョケレスだけでなく、中にいたマルティネッリ、サカ、ウーデゴーアもフリーです。しかしストライカーのパスが遅れ、コースを切ったジェイコブ・ラムジーがカット。サカは頭を抱えていました。

タイムアップの笛が鳴り、アルテタ監督はガッツポーズを連発。しかし心の中では、試合の展開にもスコアにも納得していないはずです。ポゼッションは45%対55%、シュートは11対13、オンターゲットは4対3、ビッグチャンスは0対2。ノニ・マドゥエケは封じられ、デクラン・ライスは前線を動かせず、エゼとウーデゴーアのパスはシュートにつながらず、ギョケレスは空転…。

インカピエとベン・ホワイトがオフ・ザ・ボールでマーカーを振り回せていれば、ウインガーやインサイドMFがゴールに迫るシーンを増やせていたのかもしれません。ティンバーとカラフィオーリが恋しくなる一戦。得失点差で勝たなければならない状況で、1-0は限りなくドローに近い結果です。バーンリーに苦戦したライバルがコケてくれるのを祈るしかありません。

とはいえ、今できることは、残り7試合を勝ち続けるのみです。僅差の2ポイントは、連敗中のチームが自信を取り戻すために必要なステップとポジティブに捉えましょう。ミッドウィークのエスタディオ・メトロポリターノでは、久々のゴールラッシュを。そして週末のフラム戦は、翌日までパブが盛り上がるような快勝を!


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