バチュアイ、ラシュフォード、サネが躍動!カラバオカップ4回戦2日めは、強豪が順当に勝利!
プレミアリーグ勢では、ボーンマス、トッテナム、スウォンジー、ウェストハムが順当に勝利。プレミアリーグでは未だノーゴールで最下位のクリスタル・パレスも、バカリ・サコのゴールでハダースフィールドを下しました。レッズ以外で大会を去ったのは、ブリストルに完封されたストークと、ホームでリーズにPK戦に持ち込まれたバーンリーです。水曜日の夜は、マンチェスター勢とチェルシー、エヴァートン、アーセナルが登場しますが、果たしてジャイアントキリングは起こるのでしょうか。
アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドのLIVEをチェックしつつ、各地のゲームを追いかけていたのですが、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、エヴァートンは完勝。若手を4人投入したアーセナルはドンカスター相手に1点しか獲れず、WBAの本拠地ホーソンズに乗り込んだマンチェスター・シティは、一度は追いつかれながらも77分にレロイ・サネがこの日2点めを決め、何とか接戦をものにしました。
この日最も幸運だったのは、ノッティンガム・フォレストを相手にハットトリックを達成したチェルシーのミヒー・バチュアイです。右からのクロスをきれいに合わせたケネディのボレーの後、19分にアザールの縦パスに反応したベルギー代表FWは、左足ボレーでGKの股間を抜いてまず1点。ムソンダのゴールが決まって3-0で折り返すと、53分にはロングフィード1発でアザールが最前線に抜け出し、GKヘンダーソンと1対1になった10番がプレゼントしてくれたパスを簡単に流し込んで2点め。86分のゴールは、ケネディの強烈なシュートがバーに当たって落ちてきたところにいただけでした。あまりに速いボールに反応できなかったバチュアイが、自らのハットトリックに気づいたのはボールがネットに触れた後でした。5-1の勝利に貢献したストライカーは、プレミアリーグはゼロながらもCLとカラバオカップで5ゴールの固め撃ち。公式戦のゴール数ではエースのモラタを抜き去りました。
バートンに4-1で圧勝したマンチェスター・ユナイテッドでは、ラシュフォードがセンターでゴールセンスを発揮しました。5分にキャリックの高速パスを中央にいたリンガードが軽いタッチで落とすと、左から回り込んできたラシュフォードが左隅に決めて1-0。17分のミドルシュートは、ブリントのパスを受けてワントラップで振り向き、左のポストの内側に当てるスーパーショットでした。マタの左足シュートがポストに直撃し、リバウンドをマルシアルがバイシクルで狙うなど一方的に押していたマン・ユナイテッドは、とにかくマルシアルのドリブルが鮮烈でした。36分にクイックなフェイントで相手を翻弄してリンガードのゴールをお膳立てすると、GKとの1対1を外した後の60分には、ラシュフォードをポストに使って裏に抜け出し文句なしのゴール。彼がトップフォームを続けられれば、ルカクのマークが外れるシーンが増え、マンチェスター・ユナイテッドの得点力はさらにUPするでしょう。
アレクシス・サンチェスの絶妙な浮き球をウォルコットが決めたアーセナルは、時折速攻からピンチを招いたものの、相手のミスにも助けられて何とか勝利。カルヴァート・ルーウィンが2発決めたエヴァートンはサンダーランドを3-0で下し、今季初めての快勝でした。カラバオカップ4回戦は、10月23日の週に開催。マンチェスター・シティはウルブス、アーセナルはノリッジという与しやすいドローとなりました。注目カードは、チェルシーVSエヴァートン、スウォンジーVSマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムVSウェストハムです。
【カラバオカップ3回戦結果】
ボーンマス 1-0 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
アストン・ヴィラ 0-2 ミドルスブラ
ブレントフォード1-3 ノリッジ
ブリストル 2-0 ストーク
バーンリーFC 2-2(PK3-5)リーズ
クリスタル・パレス 1-0 ハダーズフィールド・タウン
レスター 2-0 リヴァプール
ウェストハム 3-0 ボルトン
ウォルバーハンプトン 1-0 ブリストル
レディング 0-2 スウォンジー
トッテナム 1-0 バーンズリー
アーセナル 1-0 ドンカスター
チェルシー 5-1 ノッティンガム・フォレスト
エヴァートン 3-0 サンダーランド
マンチェスター・ユナイテッド 4-1 バートン
WBA 1-2 マンチェスター・シティ
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いつも楽しく拝見しています。
アーセナル、結果はもとより、チェンバース、ホールディングが揃って起用されたことが何より良かったと思います。
カップ戦を通じて、サブ組のコンディション管理、CBの底上げ、さらに実は層が薄いWBのバックアップ育成を図ってほしいですね。
プレシーズン同様、リザーブの若手が適当にWBに回されている感じがするのは気の毒なのですがね…。
ドゥビュシーもいろいろありそうではありますが、戦力にカウントしない手はないと思います。
ユナイテッドとしては、相手が少々手合い違いなこともあって快適にゲームを進められていましたね。
プレッシャーが強くなかったこともあり、キャリック、リンデロフが後ろから落ち着いて正確にボールを供給できていたと思います。
セインツ、CSKAと癖のあるチームとのアウェイ連戦ですからリザーブの活躍が重要ですね。マルシャル、ラッシュフォードのインパクトに隠れていますがリンガードも好調を維持している印象なので期待しているところです。
チェルシーもコンテがしっかり若手を使ってくれたので嬉しいです。
ムソンダが非常に期待できる動きだったので今後もどんどん出場機会があることを願います!
こういう格下の相手であっても得点を決めたり、活躍することができればリンデロフやマルシャル、ラッシュフォードにも自信になると思うので結果を残し続けて欲しいです。
ムソンダが決めたのは感慨深いものがありました。しかし今期はドローが悪い…汗