2026.05.13 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Leeds】降格危機が続くスパーズ、鬼門のスタンフォード・ブリッジで負けたら…!
ウルヴスとアストン・ヴィラに連勝し、プレミアリーグで15試合勝利なしという不名誉な記録をストップさせたスパーズには、今季のうちにクリアしておきたい数字がもうひとつあります。12月6日のブレントフォード戦以来、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでは9試合連続で勝利なし。ホームの17試合で12ポイントは、バーンリーと並ぶリーグワーストです。
リーズ戦の前半はポゼッション62%対38%、シュートは10対3と圧倒的なスパーズペース。後半開始から間もない50分、右からのCKをファーで足元に収めたマティス・テルが美しいコントロールショットを右隅に収め、順調に勝利に向かっていました。風向きが変わったのは69分。ロングスローをクリアしたリシャルリソンがシュートブロックのこぼれ球を蹴り上げた直後でした。
ボックスの左に浮いたボールの落下点にいたのは、マティス・テル。近くにいたウドジェは、アンパドゥが後ろから迫っていると伝えなかったのか、あるいは聞こえなかったのか。オーバーヘッドでクリアを試みた瞬間、高く上げた足がこめかみに触れ、アンパドゥはピッチに倒れ込みました。ディレイでホイッスルが鳴り、PKか否かが審議されています。
レフェリーのジャレット・ギレットがオンフィールドレビューに時間をかけたのは、微妙な接触だったからでしょう。映像を見ると、当たったと判断するのが妥当ですが、倒れ込む際に頭を抱えたMFには「そこじゃないだろ!」とツッコミたくなります。スパーズのサポーターがノータッチと叫んでいたのは、倒れ方が大げさ…いや、何としても勝ってほしかったからでしょう。
彼らの願いは叶わず、ジャッジはPK。カルヴァート=ルーウィンが冷静に左に決め、スコアはイーブンに戻りました。追加タイムが15分もあり、追いつかれてから30分の猶予があったのですが、終盤のスパーズはオンターゲットゼロ。103分にヌメチャと競って倒れたジェームズ・マディソンは、PKをもらえませんでした。
今季プレミアリーグで初登場の10番は、85分にスタンディングオベーションを受けてピッチに入ったものの、コナー・ギャラガーをフリーにするヒールパスなど、いくつかのチャンスメイクが目を引いただけでした。1-1のドローは不本意な結果ですが、負けてもおかしくなかった一戦で1ポイントをゲットしたともいえます。
この試合のMVPは、ショットストッパーとしての能力の高さを見せつけたキンスキーでしょう。20分に左から入れたアーロンソンのクロスをファーで合わせたロドンのヘッドは、右隅に落下する完璧な弾道でした。左手を伸ばしてゴールライン上で止めたキンスキーのビッグセーブは、ドンナルンマやラヤもできなかったかもしれません。
チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦でミスを連発し、わずか17分で代えられたGKは、決められたらアウトの98分にもビッグセーブを披露しています。左サイドのジェームズ・ジャスティンの絶妙なラストパスがボックスの左に入り、走り込んだショーン・ロングスタッフが至近距離からニアを狙うと、キンスキーが弾いたボールがクロスバーにヒットしました。
残り16分までリードしていたスパーズは、敗戦は免れたものの、ハマーズとの間にある2ポイントは1発で逆転されるギャップです。先に試合があるハマーズがニューカッスルに勝てば、暫定17位。チェルシーと戦うスパーズはスタンフォードブリッジが鬼門で、過去36年で勝ったのは2017-18シーズンだけです。最終節を18位で迎えると、ライバルの失敗を祈るしかなくなりますが…!
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