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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マン・シティがエリオット・アンダーソン獲得で正式にオファー。フォレストの要求額は…!

先週の木曜日、ブダペストで催されたUEFAチャンピオンズリーグのディナーで、ノッティンガム・フォレストのエヴァンゲロス・マリナキスオーナーとマンチェスター・シティのハルドゥーン・アル・ムバラク会長が会談していたそうです。ただし、フットボール界のVIPが揃った場で、両者がビジネスの話をする姿を目撃した者はいなかったとも報じられています。

「アスレティック」と「テレグラフ」によると、マン・シティがこの夏の補強における最優先ターゲットとして、ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソンの獲得に向けて正式なオファーを提示したそうです。23歳のMFの活躍で降格を免れたフォレストは、最初のアプローチを即座に拒否しており、1億ポンドの是非を巡るバトルは長期戦となりそうな雲行きです。

両クラブの見立てには大きな差があり、フォレストの要求は1億2000万ポンドで、マン・シティの評価額は8000万ポンド。両者ともに、相手の主張をすべて呑むわけにはいきません。ニューカッスルからフォレストへの移籍は、「GKとセットのディールで実質1500万ポンド」。格安だった若手の価値が急騰した背景には、2025-26シーズンの圧倒的なパフォーマンスがあります。

プレミアリーグ38試合4ゴール4アシスト。パスワーク、対人プレイ、オフ・ザ・ボールの動きで秀逸な数字を残しています。タッチ3300回、デュエル297勝、被ファウル数80回、ボール奪取306回はリーグTOP。走行距離411kmはジェームズ・ガーナーに次ぐ2位、2383本のパスとタックル104回は4位で、リヴァプール、チェルシー、スパーズより少ない51失点の守備に貢献しました。

現地メディアの多くがボールの回収能力と奪った後のジャッジを絶賛しており、トーマス・トゥヘル監督のイングランド代表でも欠かせない存在になりつつあります。FIFAワールドカップ2026で活躍したら、フォレストはさらに強気になるでしょう。1億2000万ポンドという高額請求の根拠は、プレミアリーグのビッグクラブが気前よく支払ってきたMFの移籍金です。

エンソ・フェルナンデスは1億700万ポンド、モイセス・カイセドが1億1500万ポンド、フロリアン・ヴィルツは1億1600万ポンド。アーセナルが投じたデクラン・ライスへの1億500万ポンドは、元を取ったと胸を張れるでしょう。アタッシュケースが乱舞する様を見てきたクラブが、ワールドカップに出場する23歳の精鋭に同等のタグを付けるのは当然です。

ペップ・グアルディオラの後を継いだエンツォ・マレスカ監督とウーゴ・ヴィアナSDは、エリオット・アンダーソンを長期的な中盤の主軸と位置づけており、カルヴァン・フィリップスの失敗を再現することはないと確信しているようです。ロドリが下り坂に差し掛かった今、ニコ・ゴンザレスには荷が重そうな中盤の舵取りを託せるタレントは、ほとんどいないといえるでしょう。

エリオット・アンダーソンは、ワールドカップに出場するイングランド代表のトレーニングキャンプに参加しており、本格的な交渉は7月に持ち越される可能性が高まっています。チームのキーマンの売却を急ぐ必要がないフォレストは、退団はやむなしと覚悟はしているようで、オファーの金額とタイミングを見ながら最適な着地を模索する日々が続きそうです。

ファブリツィオ・ロマーノさんは、「シティが優位に立っているが、ユナイテッドも諦めていない」といっていますが、「本人があっちはイヤといったら、ちょっとがんばってみる」ぐらいで1億ポンドはNGでしょう。2025-26シーズンのシティ・グラウンドの一戦では、終盤の決勝ゴールでマン・シティが勝っていますが…。場外バトルの成り行きに注目しましょう。


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