2026.06.07 マンチェスター・ユナイテッドの話題
ワールドカップのダメージが軽いマンチェスター・ユナイテッドは、もしかして来季の優勝候補?
クラブのサポーターにしてみれば、灼熱の北中米で開催される大会は、ワクワクばかりではありません。タイトなスケジュールだったシーズンが終わってすぐに、代表に合流した選手たちの疲労の蓄積が心配になります。48ヵ国で総勢1248人に拡大された大会は、前回より10日も延長されており、わが選手の背中を見ながら「早く帰ってきて!」と祈るサポーターもいるでしょう。
あらためて、クラブ別の出場選手ランキングを見てみましょう。1位はマンチェスター・シティで19人、2位のバイエルンは18人。チャンピオンズリーグのファイナルで激突したアーセナルとパリは、16人で並んでいます。5位はバルセロナで15人。マンチェスター・ユナイテッドは13人だったのですが、カゼミーロの退団でアトレティコ・マドリードと同じ12人になりました。
選手に関する最大のサプライズは、「クリスタル・パレスも12人で、リヴァプールとレアル・マドリードより出場選手が多い」。ディーン・ヘンダーソン、ラクロワ、リヤド、クリス・リチャーズ、ムニョス、鎌田大地、レルマ、ジェレミー・ピノ、イスマイラ・サール、ラルセン、ゲサン、マテタと、ウォートン以外の主力のほとんどを持っていかれています。
さて、ここからはマンチェスター・ユナイテッドのお話です。マイケル・キャリックの巻き返しによってプレミアリーグの3位に食い込んだクラブは、ワールドカップが追い風になるのではないでしょうか。レギュラ-メンバーが全員出動のアーセナルと、留守番が数人のマン・シティに対して、明らかにダメージが少ないからです。
まずは出場するメンバーを並べてみましょう。マテウス・クーニャ、マズラウィ、タイラー・フレッチャー、バユンディル、アマド・ディアロ、ラメンス、ウガルテ、リサンドロ・マルティネス、ブルーノ・フェルナンデス、ダロト、メイヌー、ラッシュフォード。ここから放出候補のラシュフォード、ウガルテ、バユンディルを引くと、来季に影響がありそうなのは9人です。
このなかで代表のレギュラーといえるのは、ブルーノ・フェルナンデス、マズラウィ、アマド・ディアロのみ。ベルギー代表のラメンスとスコットランド代表のタイラー・フレッチャーは、ピッチに立たずに帰ってくるのではないかと思われます。そもそもマンチェスター・ユナイテッドは、主力の半分が「ワールドカップ、ナニソレ?」状態でした。
スロベニアのシェシュコ、カメルーンのエンベウモ、デンマークのドルグは予選敗退。マグワイア、メイソン・マウント、ルーク・ショーはイングランド代表から外れ、レニー・ヨロはフランスU-21代表です。デ・リフトは背中の負傷で、オランダ代表の候補にすら挙がっていません。キャプテンが元気で帰ってきてくれれば、来季の開幕戦はベストメンバーでしょう。
2025-26シーズンは、クラブワールドカップに出場したチェルシーとマン・シティが出遅れてしまいました。トロフィーを獲得したチェルシーは、9月までの6試合を2勝2分2敗。スパーズとブライトンに連敗したペップのチームも、3勝1分2敗という冴えない立ち上がりでした。2026-27シーズンは、アーセナルとマン・シティが厳しい開幕になるかもしれません。
マイケル・キャリックが就任してからのマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ17試合を12勝3分2敗で駆け抜けています。後半戦の戦績はTOPで、ビッグ6に5戦全勝。夏のトランスファーマーケットのターゲットといわれるエデルソン、マテウス・フェルナンデス、ルイス・ホール、アレックス・スコットも「ワールドカップ、カンケイナイ!」といえる選手です。
このうえは、前線の新戦力もワールドカップに無縁のプレーヤーを揃えましょうか。ブライトンのガンビア代表FWヤンクバ・ミンテや、エヴァートンで決定力の高さを見せつけたティエルノ・バリー、ハマーズが1月に獲得したカステジャノス。充電完了の主力と早期に合流した新戦力で、鮮やかなロケットスタートを決められれば、もしかしてポール・トゥ・ウィン…!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!



コメントを残す