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ブライトンが逆襲!ファン・ヘッケがほしいスパーズに、ヴシュコヴィッチ獲得で逆オファー!

ブライトンが、トッテナム・ホットスパーのCBルカ・ヴシュコヴィッチの獲得に向けて、3000万ポンドの正式オファーを提示したことが明らかになりました。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、「ヴシュコヴィッチはキャリアの次のステップを考え、ブライトンのようなクラブからステップアップしていくという結論に至った」とレポートしています。

ヴシュコヴィッチがハイドゥク・スピリトからスパーズに移籍したのは、2023年9月でした。最初のシーズンは古巣に残り、2024-25シーズンはラドミアク・ラドムとウェステルローにローン移籍。頭角を現したのは18歳になってからで、昨シーズンのハンブルガーSVでブンデスリーガ28試合6ゴールという数字を残し、一気に評価が高まりました。

充実のシーズンを終えた後、FIFAワールドカップ2026に出場するクロアチア代表のメンバーに選出され、 アレクサンドリアのキャンプでイングランド代表との初戦に向けて準備しています。スパーズが3年前に支払った移籍金は1200万ポンド。ブライトンのオファーを受ければまずまずの利益が出るものの、ドイツでのパフォーマンスを見た人は「安すぎる!」と叫ぶでしょう。

「スカイスポーツ」のフロリアン・プレッテンベルク記者も、「ヴシュコヴィッチはブライトンへの移籍に前向き」と報じており、「既に口頭合意に達している」と続けています。以前からファビアン・ヒュルツェラー監督を知っており、ブライトンは若い選手の育成の場として優秀であると確信しているそうです。

マルコス・セネシを獲得したスパーズがファン・ヘッケを押さえようとしているのは、デ・ゼルビ監督がパスワークに長けたCBを並べたいからでしょう。右のCBのロメロとドラクシンを売却してファン・ヘッケを入れると、ヴシュコヴィッチはダンソに次ぐ3番手となります。もう1年ローン移籍で経験を積ませたうえで、チームに戻すという算段だったのではないでしょうか。

ブライトンは、ファン・ヘッケに7000万ポンドという高額のタグを付けています。ヴシュコヴィッチが3000万ポンドなら、ギャップは4000万ポンド。この条件は、スパーズは吞めないでしょう。いや、経営ボードが「今後10年の軸になり得る」と評価するCBは、そもそも「Not for sale」なのかもしれません。ドイツでは、「売却などありえない」という声が圧倒的多数派です。

「フットボールロンドン」でスパーズを担当するアラスデア・ゴールド記者は、「ヴシュコヴィッチの売却は最大の愚策」と警鐘を鳴らしています。ローター・マテウスは、「まさに逸材。18歳にしてワールドカップに3回出場したかのようなプレーぶり」と絶賛し、ヴァンサン・コンパニも「ハンブルガーSVで重要な役割を担える理想的な選手」といっています。

ゴールド記者は、ブライトンがスワップに持ち込もうとしている現状について「ファン・ヘッケの獲得時にセルオン契約を結んだNACブレダへの支払いを抑えたいから」という見方も示しています。7000万ポンドで売却すると、7.5%の525万ポンドがオランダのクラブに流れますが、4000万ポンドなら300万ポンド。もちろん、スパーズにとっては何のメリットもない話です。

2つのディールの成否は、「ファン・ヘッケは若手の成長株を手離してでも獲りたいタレントか」「ブライトンに行きたいという本人の意思が強かったら容認するのか」「それぞれの値付けは妥当なのか」の3点がポイントです。2度のオファーを断られたスパーズは、ブライトンの揺さぶりに対抗策を用意できるのでしょうか。今いえるのは、「長期戦必至」のひとことだけです。


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