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パリとの契約延長交渉は難航…リヴァプールとアーセナルはバルコラを獲りにいくのか?

「パリ・サンジェルマンはブラッドリー・バルコラを売らないだろう」と見ていたのですが、2028年6月までの契約を延長する気配はなく、退団が現実味を帯びてきました。フランスメディア「レキップ」は、「交渉は停滞しており、クラブは売却を容認」と報じています。23歳になったフランス代表のウインガーは、現状にストレスを溜めているようです。

フランス発のニュースをフォローした「スカイスポーツ」によると、バルコラはチャンピオンズリーグのファイナルで先発できなかったことに失望しているそうです。ラウンド16のチェルシーとのホーム&アウェイで2発の後、リヴァプール、バイエルン、アーセナルとの5試合はすべて途中出場でした。2024-25シーズンのインテルとの決勝も、24分しかプレイしていません。

左サイドはクヴァラツヘリア、右サイドはドゥエ、最前線はウスマン・デンベレ。チャンピオンズリーグで連覇を遂げた最強の前線で、レギュラーポジションを獲得するのは至難の業です。リーグアンでは、直近の2シーズンで63試合25ゴール13アシストと結果を出しているのですが、CLは33試合5ゴール8アシストと、もの足りない数字に留まっています。

ルイス・エンリケ監督にしてみれば、「重要な選手だけど、ここぞという一戦はクヴァラツヘリア」なのでしょう。経営ボードもバルコラを高く評価しており、フットボールアドバイザーのルイス・カンポスは先週、代理人のムサ・シソコと会談をしています。これ以上進展がなければ、プロジェクトにコミットする選手だけを残したいクラブは、売却に傾くかもしれません。

「レキップ」と「スカイスポーツ」のみならず、「ミラー」のスティーヴン・キーレン記者も「アーセナルとリヴァプールが状況を注視している」と伝えています。トロサールとマルティネッリのサイドを強化したいアーセナルは、モーガン・ロジャース、ニコ・ウィリアムズ、クリストス・ツォリスとともに、バルコラもターゲットリストに入れているといわれています。

一方のリヴァプールは、モー・サラーを失った右サイドだけでなく、左サイドの補強も必須です。ターゲットの絞り込みと現有戦力の整理が必要なアーセナルに対して、レッズはまっすぐ獲得に向かえそうです。「バルコラはリヴァプール移籍に前向き」という報道もあり、イラオラ監督がゴーサインを出せば、リチャード・ヒューズSDは一気に決めにいくかもしれません。

放出やむなしとなったら、パリはいくらで手離すのでしょうか。「Goal.com」は、「クラブはバルコラを6000万ポンドと評価している」と報じています。ヴィラが激しく抵抗しそうなモーガン・ロジャーズより安く手に入るなら、ガナーズもレッズも問題なしでしょう。「パリのジャッジ」「プレミアリーグのクラブの優先順位」「本人の意向」の掛け算で着地が決まる話です。

発信源の「レキップ」は、「パリはウスマン・デンベレの契約延長を求めており、バルコラは残留しない」といい切っています。バスク人監督対決となる争奪戦は、勃発するのでしょうか。8000万ポンドといわれるモーガン・ロジャースをはじめ、ウインガーの値段は高騰しており、アンドレア・ベルタSDとリチャード・ヒューズSDは難しい決断を迫られそうです。(ブラッドリー・バルコラ 写真著作者/Paté kroute)


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