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「BBC」の記者が激賞!「日本代表は、今大会で最も注目すべきダークホースになりうる」

Could Japan be the World Cup’s dark horses?」。日本代表を「FIFAワールドカップ2026におけるダークホースの最有力候補」とレポートしたのは、「BBC」のキーファー・マクドナルド記者です。「ワールドカップでは、予想を覆してサプライズパッケージとして台頭するチームが少なくともひとつは存在する」という書き出しで始まる記事は、世界最速の予選突破を「ほぼパーフェクトだった」と激賞しています。

「予想外の快進撃を遂げる可能性が最も高い国といえば、日本だろう。個々の能力、近年の好調、豊富な経験によって最注目のダークホースとなっている。2022年のサムライブルーは、ドイツとスペインを撃破し、グループEの首位でノックアウトラウンドに進出した。しかし、夢は叶わなかった。クロアチアとのPK戦で敗れ、ラウンド16で4度めとなるお約束の悲劇に見舞われた」

今回は違うと記者が推す最大の理由は、強豪国を次々に倒してきた実績です。カタールから北中米までの4年は、32勝4分5敗。2023年9月のフレンドリーマッチでドイツに4-1で圧勝してから、トルコ、イングランド、スコットランド、アイスランドに勝っており、ヨーロッパの国には9試合連続無敗です。南米は3勝2分1敗で、昨年の10月にはブラジルに3-2で競り勝っています

さらに「BBC」の記者は、「欧州のクラブにおける経験値」も日本の強さにつながっていると指摘し、海外で20年を過ごした吉田麻也のコメントを紹介しています。エールディヴィジの下位チームだったVVVフェンロで、欧州の第一歩を踏み出したCBは、「あの頃とは、時代が変わった。日本人選手の評価は、はるかに高くなっている」といっています。

「今は毎週のように、多くの選手がワールドカップレベルと対戦している。この経験こそが、大きな違いだ。自分にとっても重要なことだったけど、その道を開いたのは中田英寿、中村俊輔、小野伸二といった先輩たちだったことを忘れてはならない。彼らが扉を開き、私たちの世代がそこを通り、今では扉はさらに大きく開かれている」

ダラスで初戦のキックオフを待つ26人の所属クラブを見ると、JリーグはGK2人と長友佑都のみ。半分の13人がプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグアンでプレイしており、エールディヴィジとベルギーのジュピラー・プロリーグが7人です。ちなみに2018年のロシアでは、欧州の主要リーグに所属する選手は14人でした。

南野拓実、三笘薫、遠藤航、守田英正を欠いてもなお、これだけのメンバーが揃うようになったのは、タレントを発掘・育成する仕組みが整備されたからでしょう。FIFAの公式サイトは、「日本のサッカーの特徴のひとつは、選手の育成経路の多様さである。近年の日本代表を見ても、その傾向が明確に表れている」とレポートしています。

「三笘薫、伊東純也、上田綺世など大学サッカー出身の選手が中心にいる一方で、鈴木淳之介や佐野海舟のように高校サッカーからプロ入りした選手、さらには堂安律や田中碧のようにJリーグのアカデミーで育ち、そのままトップチームに昇格した選手もいる。単一のエリートルートに依存するのではなく、複数の道が並行して存在している」

多様なキャリアの選択肢があるため、早い段階で個々の可能性が限定されず、より多くの選手に成長の機会が与えられていると評価されています。プレミアリーグの経験者が続々とリタイアし、中盤の層が薄くなったのは気がかりですが、Jリーグ発足から33年で築き上げてきた強化のシステムとノウハウが試される大会ともいえるでしょう。

「BBC」からダークホースとご指名を受けて、キックオフを心待ちにできるのは、喜ばしい限りです。「前回のワールドカップでドイツに勝つと予想して、日本でちょっとした有名人になった」と笑うクリス・サットンの言葉を紹介して、オランダ戦に向かいたいと思います。「彼らには、優れた技術を持った選手が何人かいる。どこと対戦しても危険な相手になるだろう」。


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