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イラオラ就任で交渉が加速!リヴァプールがオサスナのヴィクトル・ムニョスを獲得!

移籍金は3450万ポンドで2回の分割払い、メディカルチェックはアメリカ。リヴァプールが、オサスナのスペイン代表FWヴィクトル・ムニョスを獲得しました。22歳のウインガーはバルセロナの育成組織であるラ・マシア出身ですが、地元カタルーニャのダムのアカデミーを経て、2021年にレアル・マドリードのユースチームという異色の経歴を持つ選手です。

左右のサイドをこなせるドリブラーで、スピード、ドリブル、ハードワークは魅力ですが、プロデビューからの4年を見ると「プレミアリーグにすぐにフィットするのか」と不安になります。マドリードでの3シーズンは、リザーブチームのRSCインターナショナルとカスティージャでプレイしており、トップチームでの出場はラ・リーガとクラブワールドカップの4試合のみでした。

オサスナに向かったのは2025年の夏で、移籍金は430万ポンド。有望株をあっさり手離したレアル・マドリードは、次の移籍でオサスナが得た額の50%という厳しいセルオン条項を付けており、今回の6年契約の成立で1700万ポンドを手に入れています。2025-26シーズンは公式戦36試合7ゴール5アシスト。キャリア1年の青田買いは、ギャンブルといわざるをえません。

とはいえ、リヴァプールとニューカッスルが争奪戦を繰り広げたのは事実です。アーセナルのダウマンやチェルシーのエステヴァンのように、大ブレイクの気配を漂わせる選手がときどき出現し、経営ボードとスカウティングチームのテンションが上がります。ムニョスにも「スペインサッカー界の至宝」と評する声があり、今回の移籍金はバーゲン価格になる可能性があります。

アンソニー・ゴードンをバルセロナに売却したニューカッスルが一気に決めるかと思いきや、リヴァプールがリリース条項の満額を支払うという速攻でゴールに辿り着きました。「BBC」のキアラン・ケリー記者によると、昨年もエキティケやシェシュコを獲り逃しているニューカッスルは、「正式なオファーは届いていない」というオサスナの関係者の言葉を信じていたそうです。

プレミアリーグのクラブのみならず、レアル・マドリードも買い戻しを検討したのですが、ジョゼ・モウリーニョのチームで出場機会を確保するのは難しいという結論に至ったようです。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、「リヴァプールは長きに渡ってムニョスに関心を抱いており、イラオラの就任で加速した」といっています。

「アスレティック」のトム・ハリス記者は、ムニョスについて「昔ながらのウインガー」と表現し、「チームにおけるシュートとドリブルのシェアは、ラミン・ヤマルに匹敵する数字で、ゲームの流れを変えられる選手」と絶賛しています。「将来は」という但し書き付きながら、モー・サラーの後を継ぐゴールゲッターといわれる存在になるかもしれません。

新監督にとって最初のニューフェイスは、前線強化が始まった合図です。ライプツィヒが1億1000万ポンドを超える額を要求しているといわれるヤン・ディオマンデは依然として獲得候補で、デヴィッド・オーンスタイン記者は「リヴァプールは8700万ポンドを用意している」とレポートしています。この夏もビッグディールが実現するのでしょうか。続報を待ちましょう。


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