2026.06.21 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
マドリードからロンドン、リヴァプール…1億ポンドの移籍のドミノはリアルか、ゴシップか?
移籍関連のゴシップは、いかにもありそうなネタで振り向かせるのが記者の腕の見せどころです。現在、欧州を横断する2つのドミノがあるのをご存じでしょうか。ひとつは「1億ポンドドミノ」。もうひとつは「中盤センタードミノ」です。スペイン発の1億ポンドがドーヴァー海峡を渡り、やがてドイツに辿り着くロマンティックな話を先に紹介しましょう。
「ESPN」は、「ジョゼ・モウリーニョを招聘したレアル・マドリードがチェルシーのエンソ・フェルナンデスをリストアップ」といっています。緊縮財政を強いられているウェストロンドンの経営ボードは、1億2000万ポンドを要求するとのこと。ビッグマネーを手に入れたブルーズは、レヴァークーゼンでシャビ・アロンソとともに戦っていたフロリアン・ヴィルツを引き入れます。
こちらは「フットボールインサイダー」で、「リヴァプールは適切な条件であれば、移籍に応じる姿勢を示している」。レッズサポーターのみなさん、後でまとめてツッコミの時間を取りますので、一旦話を進めさせてください。マージーサイドに流れた1億数千万ポンドは、ヤン・ディオマンデの獲得費用としてライプツィヒに届くという物語です。
もうひとつのストーリーの始まりは、マンチェスター。こちらも最初は、1億2000万ポンドを超えるビッグディールです。イングランド代表でレギュラーに定着したエリオット・アンダーソンが、エンツォ・マレスカと契約寸前となっているマンチェスター・シティへ。中盤の軸を抜かれたノッティンガム・フォレストは、インテルからダヴィデ・フラッテージを獲得します。
中盤を強化したいインテルが狙うのは、カーティス・ジョーンズ。ここまでの作文はすべて「ガゼッタ・デロ・スポルト」で、グウェンドリーナ・ガルディさんは入社2年めの女性記者だそうです。2本のドミノのなかに、「実はマジ」はあるのか?ククレジャ、コナテ、ベルナルド・シウヴァを総額5200万ポンドで済ませたエルブランコが、エンソに手を伸ばす可能性はなくはないでしょう。
マン・シティのエリオット・アンダーソンと、インテルのカーティス・ジョーンズもリアルです。となると、イタリアメディアの記事は無鉄砲なゴシップではなく、芯を食っているのかもしれません。なるほど。意外なことに、「絶対ガゼネタ」はひとつだけ?「チェルシーがヴィルツ」といい出した「フットボールインサイダー」さん、犯人はあなたですね?(古畑任三郎風)
荒唐無稽なゴシップを並べて笑っていただくか、センセーショナルなディールをお届けするか、どちらかにしたかったのですが、モヤモヤするネタばかりになってしまい、申し訳ございません。口直しに、スペインの「アス」「マルカ」が飛ばしたゴリゴリのガセネタを紹介しましょう。クラブが公式のステートメントまで出して、記事を完全否定するのは珍しいことです。
「バイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーズ選手に関心を寄せているとのメディアの報道を受けて、レアル・マドリードは選手、代理人および関係者と、直接的・間接的を問わず一切接触していないと表明いたします。レアル・マドリードはバイエルン・ミュンヘンとの間に、長年にわたる相互の尊重、協力、そして敬意に基づく良好な関係が築かれているのを強調するとともに、事実と異なる憶測が広まっていることを遺憾に思っています」
これほど完璧なシュートを見せつけられると、「エンソに手を伸ばす可能性はなくはない」の後ろに「かも?」「とか?」などと付けたくなりますが、酔狂なフットボールマニアの妄想ということで見逃してもらいましょう。本日はいよいよ、日本VSチュニジアですね。ガゼネタ抜きで、全力でレポートいたします。
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