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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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「多彩な攻撃」「組織力と決定力が高い」…海外メディアの記者たちが日本代表を絶賛!

鎌田大地、上田綺世、伊東純也、上田綺世で4ゴール。オランダとの初戦を2-2のドローで終えた日本は、チュニジアにオンターゲットを許さず、ノックアウトラウンド進出に近づきました。ドイツ、スペイン、ブラジル、イングランドを撃破した森保監督のチームを、「ダークホース」と評していたイギリスやアメリカのメディアは「完璧なコントロール」と絶賛していました。

シーズンを通じて、プレミアリーグのチームと選手たちを的確に評価している目の肥えた記者のみなさんに、わが代表をほめられると否応なくテンションが上がります。いちばんうれしいのは、「エキサイティングなチーム」という言葉ですね。今回は、日本VSチュニジアの結果を伝えた現地メディアの記事から、印象に残ったレポートを紹介しましょう。

「日本は終始、一段上のプレーを見せており、脅かされることは一度もなかった。精彩を欠いたチュニジアは、すべての攻撃を容易に封じ込められた」と報じた「BBC」のアダム・ミリントン記者は、「組織力が高かった」「スペースをうまく活用した流動的なポゼッションスタイル」と激賞しています。ちなみに「BBC」のファン投票のMVPは、2ゴールに絡んだ田中碧です。

「FIFAランキングで37位も上回る日本にとって、就任から5日めの新監督は手強い相手ではなかった。組織力と決定力に優れたチームはインテンシティでチュニジアを圧倒し、見事な4ゴールで自信を存分に示した」と伝えたのは、「スカイスポーツ」のローラ・ハンター記者。クリスタル・パレス、コヴェントリー、サウサンプトンで広報を担当していた女性のジャーナリストです。

これほど容赦ないプレイは、注目を集めるに違いない。森保監督が率いる鍛え抜かれたチームには、他国が誇るワールドクラスのタレントは欠けているかもしれないが、その激しさに匹敵するチームはほとんどないだろう」。日本は大きなインパクトを残す可能性を秘めていると続けた記者は、2ゴール1アシストのストライカーを手放しで称賛しています。

「日本代表は、スーパースターがひしめくチームではない。しかし上田の今回のプレイは、決定力においてアーリング・ハーランドやハリー・ケインといった世界的なスターに引けを取らない。昨季のエールディヴィジで得点王になったフェイエノールトのFWは、止めようがない存在だった。クラブでのキャリア最高の好調を世界の舞台に持ち込み、すべての観客を魅了した」

上田綺世のパフォーマンスで最も印象的だったのは、伊東純也をGKと1対1にした素晴らしいラストパスだったそうです。「真のインテリジェンス」「彼の状況判断力とチームメイトとの連携は、大きな強みになっている」と評した後、「ワールドカップ史上1000試合目という記念すべき試合はは、彼によって華々しく彩られた」と結んでいます。

「アスレティック」でこの試合を詳細に分析したトマス・ヒル・ロペス=メンチェロ記者は、普段はラ・リーガを担当としているジャーナリストです。「日本がワールドカップでベスト16を突破したことがないのは驚き」という書き出しで始まったレポートは、主力を失ったチームの奮闘を称賛しながら、今後の展開について悲観的に伝えていました。

「三笘薫、南野拓実、遠藤航という主力3人の負傷は、ワールドカップ優勝という偉業達成の可能性を下げた。初戦で膝を痛めた久保建英も欠場となり、またひとりスターを失った。しかし彼らは、主力不在でも成功する方法を見出した。フランス2部のランスに所属する中村敬斗はオランダ戦でゴールを決め、この試合では鎌田のゴールをアシストするなど予想外のヒーローとなった」

攻撃が多彩で、変化に富んだチームと伝えたシニアエディターは、日本が抱えている問題は誰の手にも負えないと嘆いていました。「グループFを1位、2位、3位で終えると、ラウンド32の相手はモロッコ、ブラジル、フランスになる可能性が高い」。厳しい戦いを懸念しつつ、「ひとつ確かなことがある。このチームはどこと戦っても互角に渡り合う」と付け加えています。

ハイプレスとローブロックを状況に応じて使い分ける日本代表は、1998年からの8回のワールドカップで、最もハイレベルなチームといえるのではないでしょうか。先発メンバーを4人も入れ替えたり、試合中にDFの枚数を変えたりしながら、攻守をコントロールできるチームは初めてです。今回の人選は、戦術理解度とマインドの重要度が極めて高かったのでしょう。

記事のコメント欄をのぞいてみると、スウェーデン戦に対する期待の声が多く、日本が勝つという予想が多数派のようです。グレアム・ポッターのチームは守備が課題となっており、「サムライVSイケアの店員」といじる現地のファンもいるのですが、チュニジアと戦うオランダを得失点差で上回るのは至難の業です。そうか。ブラジルに勝てばいいのか…!


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