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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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スパーズがマン・ユナイテッドとの争奪戦で勝利!マテウス・フェルナンデスは8500万ポンド!

「どちらがより本気だったか」というシンプルな勝負でした。ウェストハムのマテウス・フェルナンデスの争奪戦は、8500万ポンドを提示したスパーズがマンチェスター・ユナイテッドを制してゴールに辿り着きました。スパーズのオファーはアドオンなし。7000万ポンドなら検討できたマンチェスター・ユナイテッドは、オプションを加えて要求額に近づけようとしていたようです。

チャンピオンシップに降格したクラブは、移籍金の額を譲る気はなく、ノースロンドンからのアプローチに手を差し延べました。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「ロベルト・デ・ゼルビが選手に何度も電話し、口説いたのが決め手になった」とポストしています。「ジョゼ・モウリーニョが獲得を熱望」と報じられたレアル・マドリードは、動きませんでした。

スポルティングCPのアカデミーに所属していたマテウス・フェルナンデスは、18歳だった2022年10月にプロ契約を締結。リーガ・ポルトガル・ベトクリックでの出場は33試合のみで、2024年の夏にサウサンプトンに入団しました。当時の移籍金は1600万ポンド。サウスコーストでのキャリアが1年で途絶えたのは、セインツがチャンピオンシップに降格してしまったからです。

2025年8月、中盤を強化しようとしていたウェストハムが移籍金3800万ポンドとアドオン400万ポンドで合意に到達しました。セインツではプレミアリーグ36試合2ゴール4アシスト、ハマーズは36試合3ゴール4アシスト。ロンドンスタジアムで中盤を仕切ったポルトガル代表MFは、2年連続で降格の憂き目に遭うとは思わなかったでしょう。

この夏の争奪戦は、マンチェスター・ユナイテッドがポールポジションといわれていました。エリオット・アンダーソンを巡るバトルはマン・シティの後塵を拝し、イングランド人選手のレコードとなる1億1600万ポンドで持っていかれています。ギアチェンジが早かったオールド・トラフォードに対して、スパーズはニューカッスルのトナーリも獲得候補と報じられていました。

両者のポジションが逆転したのは、サー・ジム・ラトクリフと経営ボードが移籍金とサラリーの上限を設定していたからです。「テレグラフ」のジェームズ・ダッカー記者によると、「マンチェスター・ユナイテッドでプレイしたがっている選手を、適正価格で獲得する」という方針を曲げたくないクラブは、ライバルのオファーを知って早々に見切りをつけたそうです。

6月上旬にアタランタのエデルソンが3800万ポンドでクラブ間合意となっており、8000万ポンドを超えるビッグマネーを投じる気はなかったのでしょう。ウルグアイ代表としてワールドカップに参加していたマヌエル・ウガンテが、スペイン戦の靭帯損傷でリタイアしたときは、既に撤退モードにシフトしていたようです。

ロバートソン、セネシ、ファン・ヘッケの獲得総額を5200万ポンドに抑えたスパーズに、躊躇はありませんでした。イヴ・ビスマが退団となり、バイエルンからローンで引き入れたジョアン・パリ―ニャの完全移籍は合意に至っていなかったのですが、コナー・ギャラガー、ベンタンクール、パペ・マタル・サール、アーチー・グレイとマテウス・フェルナンデスならOKでしょう。

争奪戦で連敗したクラブの次なるターゲットとして、レアル・マドリードのチュアメニ、ブライトンのバレバ、ボーンマスのアレックス・スコットの名前が挙がっています。いずれもビッグマネーが必要で、どう転ぶかわかりませんが、オマール・ベラダCEOとジェイソン・ウィルコックスFDの立ち回りに注目するのみです。チュアメニはサラリーも高額といわれていますが…?


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