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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

始まりは2022年。守田英正の獲得をめざしていたハル・シティが5年越しの念願を成就!

「彼らは、日本人のMF守田英正がスカウトリストに載っていたことを認めた。ケスラーは、守田が所属するポルトガルのサンタ・クララのオーナーと面識があるそうだ。しかし彼は、その件については追いかけないといっている」。マイク・ホワイトのポストの日付は2022年1月13日。チャンピオンシップで15位だったクラブは、移籍金が払えなかったようです。

その半年後、守田英正はスポルティングCPに入団しました。移籍金は、当時のレートで4500万ユーロ(3800万ポンド)。リスボンで過ごした4年間は、実りある季節といえるでしょう。公式戦166試合11ゴール16アシスト、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグで35試合2アシスト。退団を表明した5月15日は、ワールドカップの日本代表のメンバーから外れたと知らされた日です。

フリーになった31歳のMFは、プレミアリーグの昇格クラブの争奪戦となっていました。2025-26シーズンのチャンピオンシップで2位だったイプスウィッチが本命視されていたのですが、彼が選んだのは4年半前から注目し続けてくれたクラブです。「メディカルチェックを終え、契約書にサインした」と伝えたファブリツィオ・ロマーノさんは、「情報源はマイク・ホワイト」と添えています。

「ハル・シティがフリーエージェントのMF守田英正との契約に合意したと聞いている。31歳の日本代表は、イプスウィッチへの移籍が噂されていた。タイガースは2022年に守田をスカウトしており、今回の移籍は4年半前から計画されていたものだ。守田はポルトガルの名門スポルティングで4シーズンを過ごしており、プリメイラ・リーガで2度優勝し、公式戦で11ゴールを記録した」(マイク・ホワイト/BBCラジオ「ハンバーサイド・スポーツ」エディター)

サンタクララ時代の破談の経緯を知るジャーナリストから、5年越しの望みが叶ったと聞くと感慨深いものがあります。キャリアのピークを迎えようとしていた27歳の日本代表と、チャンピオンシップのクラブはマッチしませんでした。しかし今は、プレミアリーグに参入したクラブとイングランドでチャレンジしたかったベテランとして、手を結べるようになったのでしょう。

豊富な運動量、安定的なパスワーク、先読み力と的確なポジショニングによるボール奪取。ポルトガルで目の肥えたファンに絶賛されたオールラウンダーは、チャンピオンシップで6位だったハル・シティの得点力と守備力を高めることができるでしょうか。地元メディア「ハル・ライブ」は、「退団を表明したとき、ヒーローとして称えられた選手」と盛り上げています。

プレミアリーグ復帰でテンションが上がっているサポーターたちの期待感を、目いっぱい高めたいのでしょう。新たな契約は2年で、12ヵ月の延長オプションが付いています。クラブもサポーターもメディアの記者も喜んでいるハッピーな移籍で、多様な戦術にフィットするMFが戸惑うことはないでしょう。デビュー戦は必見です。(守田英正 写真著作者/阿文)


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