イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナルは合意寸前?ノアゴーアのエヴァートン移籍は、ビッグディールが決まる予兆なのか?

「そのとおり。われわれはチームを改善し、進化させるためにとても積極的に動いている。当然ながら、今後数週間のうちに動きがあるだろう。他のチームと同じように、われわれもよくなりたいと考えているからだ。トランスファーマーケットとライバルの動向を見ればわかる。現状に甘んじることなく、目標に向かっている。掲げている目標は、とても野心的だ」

4-1で快勝したジローナとのプレシーズンマッチの後、ミックスゾーンに現れたミケル・アルテタ監督は、「さらなる補強はあるのか?」と問われ、いつもながらのポジティブかつ中身がないコメントで記者を煙に巻きました。会見の最後に「ヴィニシウス・ジュニオールはいつ加入するのか?」と聞かれると、笑顔だけ残して悠然と去っていったそうです。

「数週間のうちに動きがある」を意訳すると、「誰も獲らずに終わるなんて、あらへんがな!」となります。指揮官の言葉をそのまま受け入れて、「積極的に補強するのか!」とテンションを上げている純情なグーナーはいないでしょう。7月を終えても、課題とされているポジションの新戦力はひとりだけで、攻守ともに進化したとはいえません。

この夏の強化と収支を、あらためてチェックしてみましょう。獲得したのは3人で、完全移籍にスイッチしたピエロ・インカピエは3450万ポンド、ジローナ戦で初ゴールのクリストス・ツォリスは3400万ポンド、ラヤのバックアッパーとなるイラン・メリエはフリーエージェント。指揮官がいう「改善と進化」に当てはまるのは、クラブ・ブルッヘから来たウインガーのみです。

対して売却リストを見ると、ポルトに入団したヤクブ・キヴィオル、ベシクタシュからオファーがあったレアンドロ・トロサール、ブレーメンに向かったカール・ハイン。総額は3850万ポンドですが、アドオンを引くと3260万ポンドです。エヴァートンとクラブ間合意に到達と報じられたノアゴーアの700万ポンドを加えると、ほぼ4000万ポンドとなります。

モーガン・ロジャースをチェルシーにハイジャックされたアーセナルは、出遅れ気味ではあるものの、アンドレア・ベルタSDは帳尻を合わせるのではないかと思われます。アルテタ監督は、むやみにポジティブなトークやみんなを黙らせる正論でごまかすことはあっても、嘘はつかない人物です。「積極的な動き」は、最重要ターゲットとなっているアンカーを指しているはずです。

「アーセナルとニューカッスルがクラブ間合意。ブルーノ・ギマランイスの移籍金は7700万ポンド」とぶち上げたのは、フランスの「レキップ」。記事を読むと、金額以外に新しい情報はなく、フライングというしかありません。「契約締結は間近に迫っている」という「テレグラフ」のサム・ディーン記者のレポートのほうが、興味深いといえるでしょう。

「アーセナルは2024年の夏から『one in, one out(ひとり獲ったら、ひとり放出)』の方針で動いている」。カラフィオーリとミケル・メリノの獲得は、スミス・ロウとエンケティアの売却と連動していたという記者は、この夏も同じ動きになっていると指摘しています。いわれてみると納得で、GK、CB、ウインガーの入団と放出は、すべて10日以内のセット企画に見えます。

キヴィオルとインカピエは、それぞれ決まっていた話で、7月1日に同時発表。カール・ハインが移籍した8日後に、メリエが入団しています。トロサールの移籍は7月15日で、ツォリスの加入は23日。この法則が適用されるなら、ノアゴーアの退団は新戦力が加わる予兆というわけです。ファブリツィオ・ロマーノさんも、ディールは最終段階に入っているとポストしています。

「アーセナルは今日もニューカッスルと交渉し、ブルーノ・ギマランイスの移籍について最終的な合意をめざす。ブルーノは、ディールが完了したらすぐにメディカルチェックと契約書へのサインのために渡航するつもりで、グリーンライトを待っている」。これが事実なら、マグパイズとキャプテンは、今日の早い時間に渡航先について確認し合うはずです。

大手メディアやマーケットの動向に詳しいジャーナリストのなかで、正式なオファーは未だないといっているのは「スカイスポーツ」ぐらいです。現地の記者たちは、ネタを引っ張ってあちこち読ませようとしているのか?どの記事も微妙な表現だらけで、「決まりでええやん!」と叫んでしまいたくなりますが、ここまでガマンしたのだから、もうしばらくお付き合いしましょう。

というわけで、クラブの関係者によると、チームを進化させるために積極的に動いているアーセナルは、今後数週間のうちに動きがあるそうです。デッドラインデーまで4週間とちょっとですので、「数週間」は1から4のどれかでしょう。といいながら、明日の朝には世界は変わっているのでしょうか。ブルーノもヴィニシウスもコンサも、動きがつかみづらい…!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す