2026.08.15 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
チェルシーが設定した締め切りにマン・シティは沈黙…エンソ・フェルナンデスの交渉は終了?続行?
公式戦トータルで47試合7ゴール8アシストは、悪い数字ではありません。ベルナルド・シウヴァとロドリがいなくなれば、出場機会が増えるかと思いきや、エンツォ・マレスカ監督の構想から外れてしまいました。オランダ代表MFの移籍報道とほぼ同時に、ロドリの獲得をめざすバルセロナの2度めのオファーが拒否されたと報じられています。
「スカイスポーツ」のマーク・マクダム記者とライアル・トーマス記者によると、 4000万ポンドに満たないオープニングオファーを即座に蹴られたバルサは、一気に5500万ポンドに引き上げたそうです。6000万ポンドを要求するマン・シティは、これも拒否。それでもギャップは確実に詰まっており、次のアプローチで決まるのではないかと思われます。
レインダースとロドリの移籍金を合わせると、1億ポンドを超える額になります。マン・シティは、エリオット・アンダーソンのパートナーとなるエンソ・フェルナンデスを獲りにいくのでしょうか。「金曜日の17時までに1億2000万ポンドのオファーがなければ、残留となる」。チェルシーが強引に設定した締め切りに、気前よく乗っかるとは思えなかったのですが…。
大方の予想通り、マンチェスターからのコンタクトはありませんでした。エンソ・フェルナンデスが最重要ターゲットだったとしても、1億ポンドを超えるビッグマネーをいきなり差し出すわけにはいきません。しかし、注目のディールを追いかけていた「BBC」のエムリン・ベグリー記者、 ニザール・キンセラ記者、サイモン ・ストーン記者は、「決着はついていない」と見ているようです。
オファーの締め切りというと、思い出すのは2020年のマンチェスター・ユナイテッドです。ドルトムントが設定したジェイドン・サンチョの期限は8月10日。断りづらい数字を見せれば何とかなると考えていたクラブは、締め切りを過ぎてから好条件を提示したのですが、シャッターは閉じたままでした。イングランド代表FWがオールド・トラフォードに向かったのは、翌年の夏です。
アルゼンチン代表MFの移籍が決まったら、スピーディーに後釜を獲得したかったチェルシーは、ドイツのクラブと同様に毅然とした姿勢を貫くのでしょうか。今回のマン・シティは、「ロドリがクラブ間合意に到達する前に動いたらバルサとの交渉が不利になるので、ロンドンに連絡したという報道すら許したくない」という事情がありました。
チェルシーは、相手の状況は百も承知でしょう。期限日のアナウンスは、急かして金額を吊り上げるためのテクニックだと思われます。彼らが有言実行となる条件は、2つでしょう。ひとつは、シャビ・アロンソ監督が残留させるべきと強硬に主張した場合。もうひとつは、マン・シティの次のオファーが「舐めてんの?」とツッコミたくなる額だった場合です。
エンソ・フェルナンデスの売却について、チェルシーの経営ボードに進言できるなら、「やめときましょう」といいたくなります。2週間という限られた時間で、リーグNo.1のオールラウンダーの代役は押さえられないでしょう。昨シーズンのプレミアリーグで10ゴール以上をゲットした21人のなかで、中盤のセンターを主戦場とする唯一のプレーヤーです。
チャンスクリエイト68回は、ブルーノ・フェルナンデスとショボスライに次ぐ3位。ラインブレイクパス51本は、ブルーノ・フェルナンデスに1本差の2位です。ドリブルへの対応を間違えることがあり、イエロー10枚は気になるものの、攻撃における自在性はデクラン・ライス、カゼミーロ、ロドリ、フラーフェンベルフより上でしょう。
久々のリーグ制覇をめざすマン・ユナイテッドのサポーターとしては、「出さない、出す、出さない、出す、結局出さんのかーい!」と、じらし作戦でマン・シティをいじめてもらえればと期待しています。今回の最大のサプライズは「締め切りはマジだった!」でしょう。ルールの穴を見つけるのがうまいチェルシーが、「おしまいっていったじゃん!」とマイルールを主張するとは思えないのですが…。
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