2026.09.21 プレミアリーグ観戦記2026-27プレミアリーグ観戦記
【Bournemouth×Liverpool】圧巻ジェレミー・ジャケ!イサクが決めたリヴァプール、貴重な勝利!
GKアリソン、DFアラウホ、ジャケ、ファン・ダイク、ケルケズ。2センターにマック・アリスターとショボスライ、2列めにバルコラ、ヴィルツ、ガクポ、最前線はイサク。立ち上がりはイーブンの展開で、レッズの縦のフィードは寄せが速いボーンマスの守備陣にカットされています。10分のショボスライのFKは、クロスバーをかすめてゴール裏に消えていきました。
17分、アレックス・スコットが中に入れたFKは守護神がキャッチ。マック・アリスターとショボスライは安心して見ていられるのですが、ミスが多いヴィルツが気になります。18分にトリュフェの縦のスルーパスが左のタヴァーニアに通ったのは、ヴィルツのポジショニングが曖昧だったからで、ニアに入ったエヴァニウソンのヒールキックはアリソンがぎりぎりでセーブしました。
27分のケルケズの縦パスで、ゴールラインに出たバルコラはオフサイドを取られましたが、映像を見るとトリュフェが残っていました。ニアに折り返したボールをヴィルツが枠に収めていれば、ゴールは認められていたはずです。マック・アリスターの素晴らしいフィードが、イサクに通ったのは33分。左でもらったバルコラの鋭い一撃は、ペトロヴィッチが足でセーブしました。
こぼれ球を叩いたヴィルツとガクポの連打は、DFがブロック。直後のショボスライのFKは、左のポストすれすれで逸れていきました。36分、アレックス・スコットのヘディングを追ってファン・ダイクと入れ替わったクリスティは、逆サイドからスプリントしてきたジャケが止めました。レンヌから来た21歳のCBは、奪いにいったチャージををことごとく成功させています。
右サイドのガクポと左のバルコラは、逆のほうが機能するのではないでしょうか。マック・アリスターが最前線にいたヴィルツに当てたのは41分。落としを受けたイサクは、打ち上げてしまいました。前半は0-0。後半も、ボーンマスの中盤の速いチェックが目立っています。48分、バルコラのパスをボックス手前で受けたヴィルツは、すぐに3人に囲まれ、パスをカットされています。
53分にクリスティが仕掛けた速攻も、ヴィルツのロストからです。右サイドを突破したハイアンがニアに高速クロスを入れると、ジャケの圧力を受けたクリスティのタッチは右にアウト。57分の先制ゴールは、右サイドで2人をかわしたガクポの突破がきっかけです。クロスがニアに入り、ヴィルツのヒールをジェームズ・ヒルが止めると、こぼれ球を押し込んだのはイサクでした。
81分、イサクとショボスライをフラーフェンベルフとルイス・クーマス。85分のトリュフェのロングシュートは、浮いてしまいました。90分、アレックス・スコットのFKはバーの上。92分にヴィクトル・ムニョスのグラウンダーをダイレクトで合わせたクーマスの一撃は、GKの正面です。クロスとシュートの精度を欠いたボーンマスは、ノーゴールでタイムアップとなりました。
ガクポの果敢な突破とイサクの冷静なシュートを称えつつ、MVPに指名したいのはジェレミー・ジャケです。ファン・ダイクがデュエルもタックルもなく試合を終えられたのは、若い相棒が体を張ってくれたからです。デュエル勝率75%、タックル成功3回、インターセプト2回。ボーンマスがオンターゲット2本に終わった理由のひとつは、シュートコースを切り続けたCBでしょう。
攻守ともにボールへの関与が多かったマック・アリスターも、契約延長に近づいたといえそうです。対してヴィルツは、パス成功率が先発で最低の70%。フィジカルが強い選手に寄せられると、苦し気なパスが増えてしまい、不要なタッチが多いのも気になります。ショボスライを上げるか、ムニョスやガクポを中央にまわすか、Bプランを確立させておいたほうがいいでしょう。
快勝といえるのはイプスウィッチ戦とスパーズ戦だけですが、新たな戦術の構築と勝利の両立を求められる時期に、公式戦4勝3分はまずまずです。次節のマン・シティは7戦全勝ではあるものの、苦しい展開のゲームが多く、ハーランドのゴールのみで勝った試合が3つもあります。ジャケが封じてくれれば、勝機はあるでしょう。3週間後のアンフィールドが、今から楽しみです。
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