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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Brentford×Liverpool】レッズ逆転勝利!パスが冴えたヴィルツ、決勝ゴールはイサク!

ブレントフォードは2勝4分で5位、リヴァプールは2勝3分1敗で9位。ビーズがレッズの上で対戦するのは88年ぶりの珍事だそうです。首位マン・シティと9ポイント差、アーセナルとは6ポイント差のリヴァプールは、これ以上引き離されるわけにはいきません。最前線に戻ったイサク、CLでハットトリックのバルコラ、復活気配のヴィルツのパフォーマンスに注目です。

イラオラ監督の11人は、今シーズンのベストメンバーといっていいでしょう。GKアリソン、DFアラウホ、ジャケ、ファン・ダイク、ケルケズ。セントラルMFはショボスライとマック・アリスター、2列めにヴィクトル・ムニョス、ヴィルツ、バルコラ、最前線はイサク。立ち上がりからしばらくは、ブレントフォードがポゼッションを取っています。

8分に自陣右サイドでアントニーから奪ったヴィクトル・ムニョスは、ドリブルで上がって中央のショボスライにパスを通しました。イサク、ヴィルツとパス交換した8番のダイレクトショットはミスキック。縦パスが通らないリヴァプールは、10分を過ぎても引いて守る時間が続いています。15分にヴィルツとのワンツーで縦に抜けたバルコラは、クロスをカットされました。

ヤルモリュクが右サイドのワッタラにパスを出したのは19分。ワッタラとのパス交換でボックスに入ったカヨデが左足を振り抜くと、ジャケが太腿に当ててCKに逃れました。ファン・ダイクがCKをクリアし、ヤネルカが後ろに戻したボールをバルコラがカット。ボックスの手前に持ち込み、ケレハーと1対1になったアタッカーは、右足のラストタッチを左に外してしまいました。

ルイス・ポッターと競った際に足を痛めたヴィクトル・ムニョスは、ピッチに戻ってからも気にしています。27分、右のヴィルツに展開したのはバルコラ。クロスのクリアをロナルド・アラウホが直接叩くと、ゴール前に引いていたカヨデがクリアしました。31分に座り込んだショボスライはアウト。イラオラ監督は、ニョニを送り出しています。

左右のサイドを攻め続けるブレントフォードは、ワッタラ、ルイス・ポッター、イゴール・チアゴのクロスが味方に届きません。37分に右から上がったヴィルツが、中央のバルコラにラストパス。ボックス手前からのコントロールショットは、バーを越えていきました。ヴィルツのダイレクトの浮き球で、イサクがボックス右を突破したのは40分です。

折り返しに走り込んだマック・アリスターが転倒し、PKを告げる笛が鳴ったのですが、ワッタラはスライディングでボールにタッチしており、オンフィールドレビューで取り消されました。44分に右から浮かしたイゴール・チアゴのクロスは、何でもないボールに見えたのですが、ニョニのマークを外して走り込んできたルイス・ポッターの強烈なヘッドが右隅に突き刺さりました。

追加タイム4分、CKがゴールエリアに入る寸前にジャケが転倒。頭突きしたヤルモリュクに、レッドカードが突き付けられています。前半は1-0、しかしホームチームは10人です。イラオラ監督は、ロナルド・アラウホをフリンポンにチェンジ。ワッタラとイエンセンをシャーデとサンガレに代えたキース・アンドリュース監督は、カウンター狙いに徹するようです。

49分のマック・アリスターのミドルは、古巣対決のファン・デン・ベルフがブロック。フリンポンは、入ってから5分も経たないうちに左足のふくらはぎを痛めたようで、エングモアが右サイドに入っています。ブレントフォードは、当然のようにローブロック。59分に左から打ったマック・アリスターの鋭いミドルは、ケレハーが左に弾き出しました。

ショートコーナーからエングモアが左にクロスを上げると、ファン・ダイクのボレーは右にアウト。ジャケの縦パスがヴィルツに入ったのは62分、エングモアに詰めて奪おうとしていたビーズの左サイドはガラ空きです。絶妙なスルーパスがヴィクトル・ムニョスへ。ドリブルでゴールに向かったウインガーは切り返しでルイス・ポッターをかわし、左足でGKの脇を抜きました。

1-1となった65分、左サイドから上がったケルケズのクロスがクリアされると、こぼれ球に先着したバルコラがヴィルツに預け、リターンをもらいました。右足のボレーはアウトにかかり、ポストの外。70分に右に出たマック・アリスターがファーに浮かすと、バルコラが頭で折り返し、アイェルに競り勝ったイサクの左足シュートが右隅に決まりました。

クリアしようとしたルイス・ポッターは、足に当てるのが精一杯。リードしていたのに激情を抑えきれず、レッドカードを喰らったヤルモリュクの愚行が悔やまれます。78分のCKのクリアをゴールの左でトラップしたバルコラは、ノーステップの巧みなシュートをクロスバーに阻まれてしまいました。どうやら今日は、彼の日ではないようです。

この直後にイサクとヴィクトル・ヌニョスが下がり、ジョー・ゴメスとルイス・クーマス。逆転されてから、再三の速攻でレッズの最終ラインを脅かしたブレントフォードは、10人とは思えません。決定機を活かせないバルコラは、89分の3対2のカウンターでもあっさりボールを奪われてしまいました。追加タイムは6分。勝負はまだ、わかりません。

91分にエングモアが仕掛けたカウンターで、ドリブラーを後ろから倒したヤネルトに2枚めのイエロー。95分のヴィルツのスルーパスで、ケレハーと向き合ったバルコラは打てず、パスをもらったルイス・クーマスは必死に戻ったヒッキーに奪われました。リヴァプールはなぜ、ペースをスローに落として時間を遣わないのか。なぜ、カウンターからのチャンスを逃し続けたのか…。

クロスの精度が低かったブレントフォードは打てる形を創れず、リヴァプールが1-2で勝ち切りました。最初に称えたいのは、フロリアン・ヴィルツです。両チームを通じて最長の走行距離13.2km、チャンスクリエイトは9回!シュート以外は悪くなかったバルコラに勇気と平常心があれば、アシストは3つか4つに増えていたでしょう。

ドリブル成功5回のムニョスは、同点ゴールの際の進路とプレイの選択が完璧でした。何度もスルーパスを許したサイドの守備は、相変わらず課題ですが、冷静だったジャケとファン・ダイクがクロスとラストパスをさばいてくれました。レッドカードに助けられた感はありますが、難敵とのアウェイゲームで貴重な勝利。次節のブライトン戦は、バルコラに決めてもらいましょう。


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