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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Arsenal×Everton】ブルーノ・ギマランイスの絶妙なパスから追加点!アーセナルは2-0完勝!

マルティン・ズビメンディは、何らかの問題を抱えているのでしょう。ミケル・メリノを中盤のセンターで先発させてまで、外す理由はそれしか考えられません。プレミアリーグ8節、アーセナルVSエヴァートン。ギョケレス、ダウマンとスペイン代表MFの起用を予想していたのですが、キックオフのピッチにいるのはストライカーだけです。

GKラヤ、DFベン・ホワイト、コンサ、ガブリエウ、ルイス=スケリー。センターはデクラン・ライスとミケル・メリノ、2列めにノニ・マドゥエケ、ウーデゴーア、エゼ、最前線はギョケレス。アウトサイドの2人は、サカとツォリスの不在を忘れさせてくれるでしょうか。ティンバー、カラフィオーリ、インカピエが最後までベンチなら、指揮官の用兵は成功といえるでしょう。

立ち上がりから攻め続けていたアーセナルは、5分に最初のチャンスを創りました。ミケル・メリノのロングフィードで、左から抜け出したのはエゼ。ニアに入ったクロスは、ギョケレスと競ったオブライエンがクリアしました。ここからCKが3本続き、ウーデゴーアのキックをガブリエウが頭で合わせると、クロスバーに当たったボールに詰めたコンサが押し込みました。

1-0となった11分、ルイス=スケリーのミスパスをカットしたハリソン・アームストロングが前線のバリーに当て、落としを受けたジェームズ・ガーナーがシュート。ガブリエウに当たってコースが変わるも、ラヤが何とか懐に収めてリードを守りました。スコアが動いてからはエヴァートンがポゼッションを取っており、アーセナルは自陣でのミスが目立っています。

17分に左からカットインしたのはタイリーク・ジョージ。中に持って打ったシュートは、ベン・ホワイトとコンサに当たってCKです。右からのキックをラヤがパンチできず、同点かと思いきや、ゴールラインのガブリエウがクリア。24分、ドリブルで上がったデクラン・ライスからルイス=スケリー、エゼとつながると、中央に転がしたボールにギョケレスは触れませんでした。

デクラン・ライスの縦パスがノニ・マドゥエケに入ったのは28分。マイコレンコを押さえて縦に突破したウインガーは、フリーで打った右足のシュートをファーに外してしまいました。ギョケレスを狙ったウーデゴーアの浮き球を、タルコフスキーがクリアしたのは30分。トラップしたノニ・マドゥエケの振り向きざまの一撃は、右のポストすれすれを抜けていきました。

35分のエゼの鋭いミドルは、ジェームズ・ガーナーにヒットしてCK。39分にカウンター仕掛けたのは、ウーデゴーアでした。ギョケレスに長いパスを通してリターンをもらったキャプテンは、5人に囲まれながらもシュートに持ち込み、マイコレンコにぶつけました。44分、ベン・ホワイトのバックパスを狙っていたバリーは、右足のダイレクトタッチをラヤにセーブされています。

追加タイム3分、FKをゴール前に浮かしたのはデクラン・ライス。ノーマークだったミケル・メリノのヘッドは、バーを越えていきました。前半は1-0、シュートは13対3、オンターゲットは2対2。アーセナルは10本のCKをもらいながら、決めたのはひとつだけです。後半もアーセナルがローブロックを囲み、エヴァートンはカウンター狙いに徹しています。

49分に右から上げたレールのクロスは、ラヤの頭上を越えて左にアウト。51分のウーデゴーアのロングシュートは、雨でボールがスリップすると見て打ったのでしょう。54分のデューズバリー=ホールのゴールに向かうクリアは、ガブリエウが足を伸ばしてクリアしたのですが、つま先を芝に引っかけて膝を強打し、ハムストリングを痛めてしまったようです。

顔をゆがめていたCBは、応急処置を受けてピッチに戻りました。61分のエゼのきわどいクロスにギョケレスは触れず、ピックフォードがキャッチ。66分、右でキープしたノニ・マドゥエケがボックスの手前に流すと、ミケル・メリノの左足は明らかにミスタッチです。アルテタ監督はここで3枚をチェンジ。ギョケレス、ミケル・メリノ、ルイス=スケリーがベンチに向かっています。

代わって入ったのはカイ・ハヴェルツ、ブルーノ・ギマランイス、カラフィオーリ。直後のCKの二次攻撃で、ノニ・マドゥエケのパスを右で受けたブルーノ・ギマランイスは、絶妙なタイミングで縦に流してベン・ホワイトをフリーにしました。完璧なクロスをヘッドで左隅に決めたのは、前線に残っていたガブリエウ・マガリャンイス。残り20分で2-0は決まりでしょう。

アルテタ監督がダウマンとズビメンディを投入したのは、80分になってからです。お役御免となったのは、エゼとデクラン・ライス。最初の3枚は追加点を狙うカードで、後からの2枚はコンディショニングが目的に見えます。83分、ジェームズ・ガーナーの左からのクロスをヘディングで合わせたのは、デューズバリー=ホール。ボールは惜しくも右ポストの脇に抜けていきました。

エヴァートンの最後のオンターゲットは、89分のハックニーのミドル。ラヤがキャッチし、8分の追加タイムは何も起こりませんでした。アーセナルが2-0で完勝。ギョケレスはまたもシュートゼロですが、コンサのゴールの直前にボールに触っており、アシストが付いたようです。エゼとウーデゴーアのパスやクロスを引き出すシーンが何度もあり、よくなっているといえるでしょう。

この試合の最大のハイライトは、ノニ・マドゥエケの縦パスをボックス右で受けたブルーノ・ギマランイスです。オフサイドにならないぎりぎりのタイミングで出したパスで、ベン・ホワイトをフリーにして、追加点を演出しました。サンダーランド戦とリーズ戦でも、途中出場でゴールを決めており、ゲームチェンジャーとしての活躍が目立っています。

ズビメンディは16本のパスをすべて通し、ダウマンはドリブル成功1回。両者ともに、カラバオカップのフリートウッド戦は先発でしょう。リーグ2のクラブとのアウェイゲームでも結果を出せば、出番を増やせるでしょうか。選手層が分厚くなったとはいえ、彼らのプレイが必要になるときが来るはずです。腐ることなく、いいパフォーマンスを着実に重ねてもらえればと思います。


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