2026.10.31 選手トピックス
現地記者が鈴木彩艶を絶賛!「エデルソンを彷彿とさせる」「パスセンスでヴィラを変革した」
「この日本代表は、マン・シティにいたエデルソンを彷彿とさせる。彼は多彩なパスで、イングランドのフットボールに革命をもたらした。パルマから3000万ポンドで獲得した鈴木は、エメリ監督にとって強力な武器であり、バックラインからのビルドアップを通じてヴィラのプレースタイルを変革した。ロングフィードもショートパスも自在に操り、攻撃を予測不可能にしている」
記事のタイトルは「Aston Villa’s goalkeeping gem is one of the signings of the season(アストン・ヴィラのゴールを守る逸材は、シーズンの最高の補強のひとりだ)」。鈴木彩艶を絶賛する「テレグラフ」のジョン・パーシー記者は、ミッドランズのフットボール事情を追い続けて14年のベテランで、エミ・マルティネスの売却というギャンブルを早くも成功と評しています。
プレミアリーグは未経験だった日本代表の守護神は、数年前からバーミンガムにいたかのような冷静なプレイを見せています。リーグ戦7試合で25セーブ、2-1で勝ったマン・シティ戦では6セーブ。グヴァルディオル、エンディアイェ、シェルキ、ハーランドをことごとくストップし、ニコラス・ジャクソンの2発を止められなかったドンナルンマより上と称えられました。
これまでのセーブ率は75.8%で、トラフォード、ツォラキス、ラヤに次ぐ4位。失点率の低さは、ドンナルンマを2つ上回る6位です。これぞザイオンといいたくなるランキングを、2つ紹介しましょう。ボックスを飛び出してのスイープは90分あたりで1.4回となっており、トラフォードに僅差の2位。パス成功本数の平均は26.9本で、レノとフェルブルッヘンに次ぐ3位です。
夏のトランスファーマーケットで、パリ・サンジェルマンとアストン・ヴィラの二択を迫られた鈴木彩艶は、出場機会を重視してバーミンガムを選びました。マトヴェイ・サフォノフ、リュカ・シュヴァリエ、アレッサンドロ・ロンゴーニがいるクラブに入団していたら、ベンチで試合の成り行きを見守るのがルーティンとなっていたでしょう。
鈴木彩艶の移籍について聞かれたパルマのアレッサンドロ・ペッティーナSDは、「アストン・ヴィラからは、昨シーズンの終わり頃に話があった。ワールドカップが始まる前から交渉していた」と振り返っています。「6つのクラブからオファーがあって、ザイオンは自ら決断し、われわれはそれを尊重した」。ステップアップを望んでいた24歳のGKに、迷いはなかったようです。
今までプレミアリーグに参入した日本人プレーヤーのなかに、「リーグ屈指」という表現で評価された選手はいませんでした。浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグを制したときはエースではなかった鈴木彩艶は、ヴィラにトロフィーをもたらすことができるでしょうか。パルマで彼を指導していたGKコーチのニコラ・パヴァリーニは、「彼は世界一になれる」といっています。
「フットボールは進化しており、GKにおいては、ザイオンのような資質を備えていることがより重要になっている。彼はパスによってチームに数多くのチャンスをもたらしてくれる。私たちは今でもとても親しい関係にあり、マンチェスター・シティ戦の後に『おめでとう』とメッセージを送った。彼が成し遂げられることに、限界はない」
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