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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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リヴァプールからダブル受賞!スタリッジが月間MVP、最優秀監督はロジャース

個人的にはミニョレ推しでしたが、3戦連続決勝点ゲットのストライカーに譲ったのなら文句なしです。プレミアリーグは、8月の月間最優秀選手にダニエル・スタリッジ、最終周監督にブレンダン・ロジャースを選出しました。スタリッジは初めての受賞で、ロジャース監督はスウォンジーで采配をふるっていた2012年1月以来、2回めとなります。リヴァプールが開幕3連勝でシーズンをスタートしたのは、1994年以来19年ぶり。ジョン・バーンズやマクマナマン、ジェイミー・レドナップが活躍していた時代で、あの伝説のウェールズ人ワンタッチゴーラー、イアン・ラッシュも現役だった頃ですから、この話はもはや歴史の授業です。キャラガーが入団する2年前なんですよね。つまり彼は、開幕して3戦の間に、必ず負けかドローを味わっていたことになります。そう思うと、いやいや、快挙です。

スタリッジは、ゴールもさることながら動きが抜群で、スアレス不在の穴を見事に埋めました。彼の決定力が3連勝の決め手であるのは間違いないのですが、ここはミニョレに獲ってほしかったですね。緒戦で見せた試合終了直前のPKストップと、アストン・ヴィラ戦の後半、ベンテケの絶望的な強シュートを弾いた2発のビッグセーブで、勝ち点4を上乗せしたのもまた事実。何よりも、早期にチームメイトの信頼を得て、ディフェンス陣に安定と自信をもたらした功績は大きいと思います。勝ち点6をもってアンフィールドにマンチェスター・ユナイテッドを迎えられたことが、前半開始早々の気合いの入ったフォアチェックにつながり、アシュリー・ヤングからのボール奪取、そして先制ゴールという流れを生んだといっていいでしょう。

スアレスの復帰で、リヴァプールの得点力が格段にUPしてさらに波に乗るとすれば、今季はプレミアリーグの勢力図が久しぶりに大きく書き換えられるかもしれません。古豪のロケットスタートで、開幕3戦で既に手痛い敗戦を喫しているマンチェスター勢の尻に火がつきました。5節のつぶし合いは、双方にとって負けられない一戦。チェルシーの大崩れが見込めず、エジルの加入でアーセナルがパワーアップするとなれば、ここで敗れたほうは巻き返しが厳しくなります。え?マンチェスター・ユナイテッドサポーターなのに焦らないのか、ですか?大丈夫です。負けませんから。

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“リヴァプールからダブル受賞!スタリッジが月間MVP、最優秀監督はロジャース” への1件のコメント

  1. That’s a smart answer to a tricky question

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