偏愛的プレミアリーグ見聞録

先ほどUPした「マンチェスター勢とアーセナルに欠場者続出!?」の記事でお伝えしましたが、代表チームでの負傷や風邪、体調不良などの理由で、プレミアリーグ上位チームの主力に欠場続出見込みです。深刻なのがアーセナルの中盤で、チェンバレン、ロシツキ、アルテタ、エジル、ディアビ、ポドルスキが欠場予定。スタメンより負傷者チームのほうがいいんじゃないのか？という錚々たるメンバーです。「われわれのベンチの外には強力なスカッドがある」（ヴェンゲルさんの口ぐせを一部編集）状態のなか、果たしてサンダーランド戦は大丈夫でしょうか。

そして、ライバルたちも負けていません。マンチェスターユナイテッドは香川真司とルーニー、マン・シティはダヴィド・シルヴァとコンパニ。リヴァプールはスタリッジが危ないといわれており、スウォンジーとアウェイで戦うには心もとない状況です。

ちなみに、昨季も3節と4節の間が2週間空いており、代表戦が行われていたのですが、直後の4節は上位が軒並みペースダウン。QPRにチェルシーが、ストークにマンチェスター・シティが、サンダーランド相手にリヴァプールがそれぞれアウェイでドロー。エヴァートンはホームで絶不調ニューカッスルと引き分けるなど、プチ波乱だらけでした。というわけで、選手の顔ぶれを見ても過去のデータを見ても、ジャイアントキリングの香り漂う「死の4節」の波乱予想です。

■プレミアリーグ第4節は、このゲームが荒れる！
アストン・ヴィラ VS ニューカッスル
エヴァートン VS チェルシー⇒エヴァートン勝利！
フラム VS WBA
ハル・シティ VS カーディフ
マンチェスター・ユナイテッド VS クリスタル・パレス
サウサンプトン VS ウェストハム
ストーク VS マンチェスター・シティ⇒ストーク勝利！
サンダーランド VS アーセナル⇒ドロー！
スウォンジー VS リヴァプール⇒ドロー！
トッテナム VS ノーウィッチ

ちょっとやり過ぎですかね。各国の代表選手が多く、コンディションが今ひとつな選手がいそうなクラブと、対戦相手が元気で戦いにくいクラブをピックアップしました。さすがにマンチェスター・ユナイテッドは相手に恵まれた感があり、トッテナムもそろそろ本拠地ホワイト・ハート・レーンで2点ぐらいは獲るだろうということで、ここは順当。昨季は、チェルシーにダブルを喰らっているエヴァートンですが、第3節のアストン・ヴィラ戦を8月末のミッドウィークに戦い、欧州スーパーカップでバイエルンと延長戦にもつれる激戦を演じたモウリーニョ軍団は、代表チーム召集でさらに疲労をためた選手が多いのではないでしょうか。おそらく今週は、ターンオーバーでマタやエトーが起用されるものと思いますが、歯車が狂う可能性ありとみて番狂わせ予想です。さあ、この予想、どこまで当たるでしょうか。火曜日にすべての結果が出揃いますので、答え合わせは週明けに。