インテルが興味あり!? 負傷続きのダニエル・スタリッジに転機は訪れるのか?
さて、今回のテーマは、私が最も身の上を案じている選手の移籍ニュースです。ダニエル・スタリッジ、28歳。あの2013-14シーズンにルイス・スアレスとのコンビが冴えわたり、プレミアリーグ29試合22ゴールという出色の数字を残したストライカーは、次のシーズンから持てる才能を眠らせ続けています。2014-15シーズンは代表で太腿を痛め、4ヵ月の空白期間があって12試合4ゴール。翌シーズンは開幕から出遅れた後に2度の負傷でベストコンディションを手に入れられず、最後の8試合だけ「らしさ」を見せて14試合8ゴール。ここまでは、出場機会があれば得点力の高さを見せつけていたのですが、昨季は不振と負傷が重なり20試合3ゴールという不本意な1年を過ごし、今季も9試合2ゴールと本来のプレイを取り戻せていません。毎年繰り返される負傷リタイアの理由は、太腿、膝、靭帯、ハムストリング、鼠蹊部、臀部と多岐にわたり、調子が上がった矢先にチームを離れるというサイクルが常態化しています。
往時はSAS(スアレス・アンド・スタリッジ)と呼ばれ、他クラブのDFたちから怖れられたレフティにとって、ロシアで開催されるワールドカップは世界で戦うラストチャンスでしょう。イギリスメディア「BBC」は、出場機会を求めるスタリッジが居場所を変えるかもしれないと報じています。興味を示しているといわれているのは、彼よりも先に迷える季節を迎えたインテルです。2010-11シーズンにミランと優勝を争った後、チャンピオンズリーグ出場権を1度も獲得していないクラブは、12勝6分2敗でセリエA3位と7年めにしてようやく復活の兆しが見えてきています。
絶対的エースのイカルディは20試合18ゴールという数字を残し、得点王争いでインモービレに次ぐ2位。夏にマンチェスター・ユナイテッド行きが噂されたペリシッチも7ゴールと結果を出しています。スパレッティ監督のニーズは、最前線のバックアッパーの強化でしょうか。31歳のエデルは、途中出場ばかりではあるものの、15試合1ゴールではもの足りないといわれても仕方がありません。出づっぱりのイカルディにもしものことがあった際に、ゴールを決めてくれるストライカーが獲れれば、ラツィオやローマの追撃をかわして欧州へのチケットを手に入れられる可能性が高まります。
現在のリヴァプールは、フィルミーノ、サラー、マネの3トップが鉄板で、控えの一番手はドミニク・ソランケ。イカルディのクラブとどちらが出場機会が多いかは微妙ですが、負傷続きのストライカーにとって、環境の変化は良薬になるかもしれません。プレミアリーグからイタリアに渡ったアタッカーには、ローマに移って2年めに37試合29ゴールとキャリアハイのシーズンを過ごしたエディン・ジェコ、ラツィオで19試合すべてに先発して6ゴールのルイス・アルベルト、ミランでレギュラーポジションをつかんだスソがいます。リヴァプールでともに戦ったルイス・アルベルトやスソの活躍は、スタリッジにとって刺激になるのではないかと思われます。
「インテルはローン移籍のフィーを支払う準備をしている」「リヴァプールは、3000万ポンド(約46億2000万円)以上ならなびく可能性がある」と、「BBC」にしてはふわっとした記事ではありますが、この話は実現するでしょうか。レッズがセヴィージャからのレンタルの申し出を拒否したという報道もあり、完全移籍でなければクロップ監督がゴーサインを出すことはなさそうですが…。ソランケやオリギが成長すれば、ますます出番がなくなりそうなストライカーにもうひと花咲かせてほしい私としては、インテルに限らず良縁の訪れを期待してしまう今日この頃です。サポーターの方々が複雑な気分であろうことは、多分に気にしつつ。
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更新ご苦労様です。
フォワードとしては最高の嗅覚を持っていると思うのですが、今のレッズの戦術だと彼にとっては難しい環境かもしれませんね。ソランケはゴールはまだですが、走行距離や守備面でもスタリッジと比べるとファーストチョイスになるのは分かります。もちろん年齢もあるのでしょうが、、、。環境を変えてのリスタートもありかもしれませんね。
いつも楽しみに拝見しています。
今やロジャース体制の負の遺産の1人ですね。
コウチが年々スケールアップしたのに比べると
活躍したのは最初の数年だけ。期待してたのですが。
後半から出てもまともにプレスもしない
ろくにアシストしないし点も取らないのに
自分のポジションを自分で宣言するなど
改善しない負傷癖も含め
最近は不快に思う人の方が多いでしょう。
才能があるだけに残念な1人です。
ワールドカップで無駄な付加価値がつく選手も
あるのでここで負の遺産を整理し来シーズンに向け
今補強をしておくのも一つの手段とも思うのですが。
早く移籍して欲しいですねー。
そもそも夏に残す判断をしたことが疑問だったので・・・
これだけ怪我ばかりされると本当にデメリットの方が多いです
お疲れ様です。
私は金を安くしてまでスターリッジを放出はクロップは戦略的な理由からしないと思います。
英文記事ですが参考までに。
実行困難と言われたハイプレスショートカウンター戦術を接触激しく過密日程のプレミアで貫くためのクロップの策
端的に言うとターンオーバーですが、他に類を見ないほどに貫いています。
ttp://www.planetfootball.com/in-depth/analysis-liverpools-17-18-tactics-fast-breaks-early-pressing-rotation/
そしてバーンリーの失速の原因も…
Mackiさん>
スタリッジ自身が、以前の貪欲なスプリントを見せなくなったのも気になってます。スアレスと一緒にやっていた頃の彼は、クロップサッカーにはまらない選手ではなかったのではないか?と。
アロンソさん>
負傷が続くようになってから、よさが消えてしまった感があります。
プレミアリーグ大好き!さん>
負傷は、選手の努力だけでどうにかなることではないので悩ましいですね。
プレミアリーグ大好き!さん>
ターンオーバーしながら上位をキープしているのは素晴らしいですね。レスター、チェルシーや昨季のWBAなど、レギュラー固定のクラブが「予想外のジャンプアップ」を果たしていたのを思い出せば、なおさら。
レッズサポーターとしての贔屓目もありますが、僕個人の見解としてはスタッヂには残ってほしいんですよ。
今後、仮にフィルミーノに怪我などで中〜長期欠場なんてことになったり、或いは、引いた相手をなかなか崩せないといった状況になった時、これはララーナにも言えると思うのですが、スタッヂの想像の遥か上をいく創造性に富んだプレイや、一昨年のEL決勝セビージャ戦で決めたような、なんだかよくわかんない決定力&個人技は、あいてから
レッズサポーターとしての贔屓目もありますが、僕個人の見解としてはスタッヂには残ってほしいんですよ。
今後、仮にフィルミーノに怪我などで中〜長期欠場なんてことになったり、或いは、引いた相手をなかなか崩せないといった状況になった時、これはララーナにも言えると思うのですが、スタッヂの想像の遥か上をいく創造性に富んだプレイや、一昨年のEL決勝セビージャ戦で決めたような、なんだかよくわかんない決定力&個人技は、相手からするといまだにイヤな選手だろうし、サラーやサネとも、「天才は天才を知る」という言葉通り、通じるものがあると思うんです。
…とここまで書いておいて、残留するにせよ移籍するにせよ、WC狙うにせよ、まずはコンディション整えて持続させることと、ちゃんとクロップにアピールすることからでしょう。
クロップ体制になってからあまり使われてないですが(*もちろん怪我多過ぎが最大の原因)、スタッヂがフルフィットして戻ってきたら、この冬の補強と言っても過言ではないでしょう。
13/14シーズンの眩いばかりの大活躍まではいかないとしても、あの左足一閃の超絶キックはそうそう錆びつくシロモノではないと思います。
最近はCFの序列がソランケ-イングス-スタッヂに見えますが、スタッヂの才能を信じて、復活を一番待ち焦がれてるのは他でもないクロップなんですよね。
だからこそ、起用方法について他のどの選手よりも慎重になってることも含めてベンチにも置かないようにしてる気がします、いたら使いたくなっちゃうので。
「0から生み出すゴール」を狙える選手はホンのひと握りだと思うますが、僕はその1人がスタッヂだと純粋に嬉しいことそう思います。
結論としては、残留に1票と旨じます!