「勝ち点40で残留」ってホント?過去事例を分析した「BBC」が今季の降格3クラブを大予想!
統計的には37ポイントあればセーフですが、クラブのオーナーたちが気にしているのは「今季はどうなるのか」でしょう。前述の記事では、欧州のクラブの各種データを取得するために使われる「Gracenote」で100万回を超えるパターンをシミュレーション。9位のエヴァートンまでは降格確率をゼロとし、18位と勝ち点6差の10位ボーンマスを2%としています。11位ワトフォードと12位ウェストハムは6%。13位のニューカッスルと17位のスウォンジーを17%で並べており、15位のクリスタル・パレスが20%、14位のブライトンが23%、降格ゾーンの18位にいるセインツは26%としています。
さて、ここからは確率がグンと跳ね上がり、「BBCが選ぶプレミアリーグ2017-18シーズン降格本命3クラブ」といったニュアンスです。現在17位のハダースフィールドは48%、19位のストークは60%、最下位WBAは当確印の80%。ジェイ・ロドリゲスの人種差別発言問題、ジョニー・エヴァンス、ギャレス・バリー、リヴァモア、マイヒルのバルセロナタクシー窃盗事件(+門限破り問題)、ジョン・ウィリアムズチェアマン&チーフエグゼクティブのマーティン・グッドマン解任発表と上から下まで揺れまくりのWBAはノーチャンスでしょう。後半戦を1勝3分4敗と不振が続くストークが対抗馬なのはわかりますが、シャキリ、クラウチ、ディウフ、ジョー・アレン、ダレン・フレッチャー、ショークロス、ズマ、マルティンス・インディ、バトランドと錚々たる顔ぶれを揃えたクラブが落ちたら大事件です。
私の3連単予想は、パーデュー監督に代わっても勝てないWBAが最下位、失点が止まらないハダースフィールドがブービー、対戦相手が厳しいブライトンが18位です。後半戦は1敗しかしていない好調ハマーズ&ボーンマス、ツボにはまれば上位をなぎ倒すワトフォードとクリスタル・パレスはセーフ。守備が堅いベニテス監督のニューカッスルは上位対決でも勝ち点1ならゲットできる力があり、スワンズは下位との対戦が多いのがアドバンテージです。中盤と前線にインターナショナルを揃えているセインツ&ストークは、尻に火が着けば勝ち点を重ねられるのではないでしょうか。ストークの今季プレミアリーグ最多の53失点は、確かに気になるのですが、ポール・ランバート新監督は直近4試合を3失点に抑えており、バウアー、ピーテルス、ズマ、ショークロスで走り切れるのではないかと思います。
彼らに対して、ブライトンはTOP6との対戦が5つも控えているうえに、エヴァートン、レスター、バーンリーともやっておらず、勝ち点3の可能性を感じさせる相手が次節のスワンズしかありません。「Gracenote」に勝つ気満々なのですが、いかがでしょうか。プレミアリーグは、泣いても笑ってもあと11試合。優勝チームがほぼ決まってしまったシーズンを最後まで盛り上げるのは、CL出場権と残留争いです。
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シーズン序盤は昇格3チームは全部残留出来るかも!って勢いだったのにやはりわからないものですね。ただ、その3チームの中でも明らかに戦力が足りず、しかもクラブの売却問題で揺れるニューカッスルをここまで戦わせてるラファベニテスはやはり素晴らしいですね。流石はベンゲル、ファーガソン、モウリーニョと共にプレミアリーグの黄金期を築いた名将だと改めて思わされました。ベニテスではなかったら間違いなくここまで戦えてないでしょう。早くマイクアシュリーには問題を解決して資金を確保し、ベニテス残留へとつなげて欲しいのですが。。