【MAN.CITY×MAN.UTD】アレクシス、クロス3発!マン・ユナイテッドが逆転でダービーを制す!
両者とも積極的な立ち上がり。マン・シティの最初のチャンスは、5分にスルーパスで左サイドを抜け出したダヴィド・シルヴァのグラウンダーでした。ゴール前でスリップしたアシュリー・ヤングの左手にボールが当たるも、アトキンソン氏の笛は鳴らず。やはりサイドの攻防が、勝負を分けるカギとなりそうです。12分のダニーロのアーリークロスは、ファーから上がったダヴィド・シルヴァの前でエレーラがカット。2分後、ボックス内でコンパニが横に出したパスをインターセプトしたエレーラは、ラストパスを出す前にフェルナンジーニョに寄せられてしまいます。
20分、ポグバを囲んで奪ったホームチームのショートカウンターは、ダヴィド・シルヴァのミドルが左に外れます。22分、中央にいたスターリングが裏に通したスルーパスで、ベルナルド・シウヴァがデ・ヘアと1対1になりますが、ぎりぎりまで動かない守護神がレフティのシュートを足でブロック。25分、プレミアリーグ最強チームの先制点は、マン・ユナイテッドが高さで勝るセットピースからでした。スモーリングの対応が遅れ、コンパニがフリーで叩いた強烈なヘッドにさすがのデ・ヘアも触れませんでした。
リードしたマン・シティがすかさず追加点を決めたのは31分でした。デ・ヘアのミスキックをサネに奪われ、ギュンドアンが左のスターリングにパス。ボックス入り口でリターンをもらったギュンドアンは、巧みなルーレットでマティッチをかわしました。右隅を狙ったシュートはデ・ヘアもノーチャンス。2-0となり、プレミアリーグ2位チームの最終ラインの混乱は収まりません。34分、右のフェルナンジーニョが中央にいたダヴィド・シルヴァに長いパスを通すと、プレーメイカーのスルーパスが中央を切り裂き、スターリングがデ・ヘアと1対1。7番が打ち上げ、勝負を決める3点めは逃れたものの、3分後にもダヴィド・シルヴァのラストパスでスターリングが裏に抜け出し、クロスバーの上に外すシーンが繰り返されます。
41分、今度はサネが左から突破し、マイナスのグラウンダーを受けたスターリングのフィニッシュはデ・ヘアの正面。最初の45分をひとことで表現すれば「圧倒的な力の差」です。マン・ユナイテッドは攻め込んでカウンターを許しているのではなく、攻める前に奪われて速攻を喰らい続けました。ポゼッション34%、シュートゼロ。デブライネもアグエロもいないチームにこのサッカーでは、来季もその次もプレミアリーグ制覇は到底望めない…と絶望的な気分に襲われました。
後半開始からしばらくは、マンチェスター・ユナイテッドの時間。49分、マティッチのパスを受けたポグバが、初めてのシュートを左足で放ちますが、右に寝てキャッチしたエデルソンには余裕があります。51分、ダヴィド・シルヴァのスルーパスで、ボックス右に流れたスターリングがギュンドアンに落とすと、ゴール右上を狙ったコントロールショットはバーをこすってアウト。ここからマンチェスター・ユナイテッドが電光石火の逆襲で一気に同点に追いつきます。
53分、右サイドで粘ったアレクシス・サンチェスがオタメンディをかわしてクロスを入れ、エレーラが胸でゴール前に落とすと、抜け出したポグバが右隅にプッシュして2-1。さらに2分後、今度は左から上がったアレクシス・サンチェスが得意の浮き球をラインの裏に浮かし、飛び出したポグバが完璧なヘディングをゴールラインに落としました。2-2となり、ギアを入れ直すマン・シティに対して、自信を取り戻したマン・ユナイテッドも速攻で応戦します。60分のリンガードの左足ミドルは、わずかにポストの右。65分のギュンドアンのFKは、うまく落ちずにバーを越えていきます。
69分、アレクシス・サンチェスがまたもやってくれました。左からのFKは、ポグバにつられたコンパニの裏に入ったスモーリングにぴったり。前半はいいところがなかったCBが、冷静にボレーを叩き込みました。72分、ペップはベルナルド・シウヴァとダヴィド・シルヴァを下げ、プレミアリーグアシスト王のデブライネとガブリエウ・ジェズスを投入。試合から消えているリンガードは、そろそろ諦めてもいいのではないでしょうか。76分、ギュンドアンが下がり、アグエロ登場。モウリーニョ監督は、まだ動きません。
78分のマン・シティのカウンターは、デブライネのラストパスがアグエロに通り、アシュリー・ヤングのタックルに転倒するもノーファール。熱くなっているポグバとアグエロは、冷静にならなければなりません。82分、モウリーニョ監督は用意させていたラシュフォードをここで投入。後を譲ったアレクシス・サンチェスは、後半の自らのプレイには納得しているでしょう。85分、リンガードが下がりマクトミネイ。89分にサネのクロスに合わせたアグエロのヘッドは、左に飛んだデ・ヘアがビッグセーブ。CKの混戦からオタメンディのボレーのコースを変えたスターリングは、右のポストに阻まれてしまいました。94分、エレーラがゆっくり下がり、リンデロフがピッチへ。確実に時間を遣ったマンチェスター・ユナイテッドが、大逆転でリベンジを果たしました。
個人技、速攻、セットピース。シュートを5本しか打たなかったマン・ユナイテッドが、これしかないというような勝ち方でダービーを制しました。スターリングが前半のチャンスを決めていれば、5-0や6-0もあったのではないでしょうか。フットボールの怖さを思い知らされた大逆転劇。目の前でライバルのプレミアリーグ制覇を見たくなかったサポーターとして、アレクシス・サンチェスの絶品クロス3発に、心から拍手を送りたいと思います。
2戦連続の3失点で、今季初の連敗を喫したペップのチームは、火曜日のCL準々決勝セカンドレグでリヴァプールをゼロに抑えることができるでしょうか。心配なのは、コンパニのポジショニングです。最初の失点ではエレーラにもポグバにも付けず、2点めではリンガードに裏に入られ、3点めはスモーリングを見失ったCBは、追い込まれると判断ミスが目立つようになりました。「後方で守らされることに慣れていない」と、CLの敗戦を「BBC」にレポートされたプレミアリーグ最強チームは、いま一度最終ラインのチェックをしなければなりません。ショッキングな連敗、守備の崩壊と、レッズ戦に向けてネガティブな材料が増えたペップのチームはベスト8で消える可能性大に見えますが、果たして…!
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モウリーニョなめてるとこうなるよという試合でした(2回目)といいつつリバプール戦と違いセットプレーで失点して計算は狂ったのですが(笑)
ハーフタイムに何を言ってチームを生まれ変わらせたのでしょう。
管理人さんおめでとうございます!
サンチェスがやっとフィットしてきましたね!
光速の更新ありがとうございます!
優勝がかかっていなかったら、危うくテレビを消してしまいそうな前半でしたが、
スタジアムは優勝を確信していただけに、かえって、急展開の最中のシティサポーターの動揺と落胆が展開に拍車をかけたかもしれませんね。
ともあれ、ダービーマッチで役者が仕事しました!
アレクシスへの批判は当分沈黙しそうで嬉しいです。
ポグバは自陣でドリブル→ボールロスト、と微妙な日かと思いきや驚愕の二連発。(宇宙人!)
シルバは切れ切れ、デブライネ、アグエロは短時間でも決定的な仕事をする鬼でしたが、鬼はユナイテッドのゴール前にもいました。あのヘッドを止めるとは…!
何度も驚かされる、面白い試合でした。
前半あまりに酷すぎる内容で2失点、シュートゼロと見てて辛かった上にもう2時30分だったのでもう寝ようかと思った矢先にポグバが立て続けに決めて、その少しあとにスモーリングが前半の仕返しボレーを決めたので起きててよかったです
ポグバ、サンチェス、デヘアと役者がしっかり活躍すればユナイテッドは相当強いんだと分かって良かったです。
ポグバはやっぱりユナイテッドの生え抜きワールドクラスだと再認識しました。ダービーであんなに気合の入ったプレーをして、しかも2ゴールも決めてくれるなんて…出来ればあれを毎試合やって欲しいところ笑
更新ご苦労様です。
マージーサイドダービーが低調だったので、マンチェスターダービーが熱く面白かったですね。
レッズサポの私はニュートラルの立場で観ておりました。前半で決まったかと思いましたが、さすがユナイテッドでポグバに
サンチェスが素晴らしかったです。そしてデ・ヘアが毎試合必ずある神セーブですね。アグエロのヘディングシュートをあそこでセーブするとは、、、脱帽です。
気になったところは、シティサポが劣勢に追い込まれるとスタジアム全体が静かになってしまうところでしょうか。翻ってユナイテッドサポは終始元気がよかったように思えます。
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2失点と絶望的な前半でしたがポグバとサンチェスの意地がスタジアムの空気を変えてくれましたね。
そしてデヘアのビッグセーブが最高の試合にしてくれました。
ダービーで優勝を決めさせないという強い気持ちがあったからこそ逆転できたと感じます。
このモチベーションを持ってセビージャと戦えたらなとたらればを考えてしまいますが今日は忘れることにします。
最高です!
実に面白い試合でした。リヴァプールのサポーターとしては、シティが予想以上に消耗したであろう事がプラス材料です。ギュンドアンの素晴らしいルーレットからの得点、ポグバの2ゴールとスモーリングの逆転弾、何より凄かったのは最後のデ・ヘアです。思わず声が漏れ出てしまった程のスーパーセーブ。いちPLファンとして、心から楽しめた一戦でした。
なんというかガッカリの一言です。リバプール戦に続き短時間での連続失点とやる気あるんでしょうか?いくら今季のシティは強くても、大事な試合でこのようなパフォーマンスは酷すぎます。試合を決め切れなかったスターリング含め、選手に失望してますが試合を全くコントロール出来なかったアトキンソンにはもっと苛立ちを感じます。
ヤングの決定機阻止のハンド、アグエロの足裏スライディング。あの2つは明らかにPKでしょう。ダービーでああいうレベルの低いジャッジをするような審判しかないないからw杯にイングランド人レフリーは招待されないんでしょうね。
ユナイテッドが素晴らしくて管理人さんはジャッジについて忘れてるのか知れませんが、マイケルオリバーなどまともな審判が試合を担当していればシティの勝利で試合は終わっていたでしょうね。
1日でも早くVARの導入を希望します
確かにユナイテッドは素晴らしかったけど、それ以上にスターリングと判定に助けられた。
エディハドであんな判定はありえない
さすがサンチェスでした。ユナイテッドの7番が輝いた試合でしたね。
それだけに途中交代になったのは残念でした。本人も不満そうでしたし。
こればっかりはしょうがない気がします。
判定に色々言いたくなる方もいるかと思いますが、、、
まぁシティの日じゃなかったってことです。
アホキンソンの時点である程度のことは覚悟しておかないとストレス半端なくなりますよ
プレミアの審判の質が低いのはもう諦めるだけですよ
他サポからしたら面白い試合でしたけどね
アトキンソンさんの判定がかなーりユナイテッド寄りだったと思うのは自分がシティファンだからですかね?
負けた側が判定に文句を言っても負け惜しみにしかなりませんが…
アウェイのダービーで2点ビハインドから逆転したユナイテッドのメンタリティは素直に見習うべきだと思います。
かなりショックな敗戦でしたが4連敗しかねない今の状況をなんとか踏ん張って欲しいところです。
レッズ戦、ユナイテッド戦と思いがけない結果が続き、ふさぎ込んでいましたが、漸く立ち直りつつあります。でも、この一戦はユナイテッドファンからすればまさに溜飲を下げた戦いだったと思います。特にサンチェスとポグバはモヤモヤを吹き飛ばすプレーが出来ました。こんなにのびのびとプレーするポグバを見ると、敵方としても楽しくなります。
ヤングのはハンドでしたが、全力で頭を振っていたので完全に審判は騙されましたね。
アグエロのはボールに行っていたので明らかにファールとは言えない気がします。いわゆるグレーゾーン。
そんなことを言い始めたらジェズズは退場であるべきだったし、フェルナンジーニョはリンガードを思いっきり蹴っ飛ばしてます。
今のシティは審判のことよりもまずディフェンラインが二列目、三列目の選手の飛び出しにまったく対応できてないことを気にした方がいいと思います。
ポグバの2点はまさにそう。
個人的にコンパニはゴール以外はそこまで良くなかったと思います。
よくペップ・シティはここまで弱点を隠してこれましたね。
仰る通り、シティの最終ラインは「後方で守らされることに慣れていない」。彼らの弱点は間違いなくそこでしょう。
それでも失点がPLで1番少ないのは、PLダントツのポゼッションでゲームを常に支配しているから。彼らがPLダントツのポゼッションを得ているのは、シティの最終ラインもといエデルソンが前線乃至中盤へ素晴らしいパスを供給しているからでしょう。
要は、そこを徹底的に叩けばいい。失点を恐れて守備的に戦うより、ハイプレスを掛けて、正確なパスを出せないようにしてしまえばいい。
それこそがクロップのサッカーがシティにぶっ刺さっている理由でしょうね。後半のユナイテッドが息を吹き返したのも、圧倒的な攻撃力の前に引け腰だったユナイテッドにモウリーニョが喝を入れたからでしょうか。
エレーラのつば吐きが話題になってるみたいですね